整形だらけのりりこ
2018/05/20 07:03
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投稿者:Masetto - この投稿者のレビュー一覧を見る
りりこという超売れっ子のモデル?タレント?の話で実は彼女の体はいじられていないところはない、やっと形を保っているみたいな状態で 手術だの薬だのでなんとかやっている。 それで精神状態もかなり不安定で。。。 エキセントリックなのはおもしろいにしても 何がいいたいのかわからないような話。
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過激なエロとかそういうシーンにばかり目がいくようじゃ読まないほうが良いです。主人公が人生に何を必要としていたかを考えるには、子供には少し早い漫画かもしれないですが、トラに食われるシーンの美しさだけでもわかれば一等賞。
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某小説雑誌で、数人の書評プロがH15年度のベスト3に入れていたので読んでみました。
はじめはきつかった。
数カ月ぶりに読み直してみたら、ちょっと落ち着いて読めました。
人間の欲望は小さいものから大きなものまで移ろいやすいから、大切なものを見失わない
強い人にならないと。
続編を読みたいけど、著者が交通事故後のリハビリ中。
元気になって欲しいです。
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大谷さんの影響で読んだんですが、なんとも言いがたい作品。
あたしの知らない世界で、こんなにも無残なことがあるとは。
悲惨で切なくて、読んだ後ももどかしさを覚えました。
とりあえず読んで見てください。
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初のマンガ。
岡崎京子というと『ぼくたちは何だかすべて忘れてしまうね』を書いた方と言うほうが、がピンと来る方が多いかもしれません。というか私がそうでした。後々、彼女が漫画も描いているという事を知り購入してみた方です。
まぁ、ホントはあるサイトで彼女の漫画に出てくるセリフを読み、どういう内容なんだろうと気になり買ってみたのですが。
初めて彼女の作品を読んだのだけれど、絵が好きだと思いました。そして、内容も好きでした。
作品の主人公『りりこ』はモデル。全身整形の末、絶世の美貌と絶頂の人気を手に入れるが、徐々にメンテナンスと様々な薬で身体を維持していかなければならなくなる。そして、生まれつきの美貌を持ち、彼女とは逆に美に執着しない新人モデルの登場により外側だけでなく、内側からも崩壊していく事となる。
『たかが面の皮一枚』の問題。その為に全身整形なんてバカらしい。
そう言って片付けてしまう事は簡単だけれど、女性として生まれるとそのヒトツが大きくて様々な思いをする事になる。確かにりりこの全身整形はやりすぎかもしれない。彼女がそうして、メンテナンスに勤めたのは社長からの命令だった部分もあるけれど、彼女自身が望んだ事でもある。
美しくあり、その美貌を保ち、絶頂のままで生きて行きたい。女性ならばその気持ちが解る部分は、あるのではないでしょうか。
私はすごくよくわかります。自分の顔や身体が崩れていくのは耐えられない。もし神様でも悪魔でも願いを叶えてくれるのならば『永遠で最高の美』を手に入れたいと願う。
もしかしたら私は"美"に対して極端に執着している人間かもしれない。りりこの様に整形はできないけれど、もし自分がケロイド体質じゃなかったり絶対に痕が残らない手術があるのなら、いくらかかってもいいし、どれだけ苦痛を味わってもいいからやりたいと思う。
この作品を読んだ事をある方はりりこの事をどう思ったのでしょうか?美しくはあるけれどそれは崩壊してしまったし、絶世期の頃も孤独で淋しい人間だった。彼女の様にはなりたくない。そう思うのでしょうか。
しかし私はある意味でりりこが羨ましいと思いました。
彼女ほど"美"に執着し、自分で幕を引き『神話と伝説』になる人生も悪くないかもしれない。
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岡崎マンガ初めて読んだ。本来であれば、うたかたから入るべきなのかもだけど。
女性が美を追い求めていくことで破滅へと向かっていくようなお話。リアルを通り越してグロい。これは美しい女性こそが価値があるという暗黙の観念に対する皮肉だと思った。その無意味さを知りながらもキレイになりたい一心で身を滅ぼしていく様に、愚かさを感じつつも歪んだ純粋さが見えた。女性は大変なんだな、ホントに。と言いながらも個人的にはカワイイ子好きです。すんません。
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美は一日にしてならず。でも崩壊はあっという間。美と幸福は永遠に続かないと分かっていても、たとえ心と身体の傷みを伴っても、女性である以上、他人の視線は気になるし、(程度の違いこそあれ)「美」への執着はやめられない。そんな悲しくも恐ろしい物語。
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事故前に描かれていたものでやっと一冊のマンガになったもの。
こんな前からプラセンタだの整形だのをマンガにしていたなんてスゲエ。
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ヘビーです。おもしろかったけど、たぶんこれは少し前のときに席巻した題材かも。今読むと、もうこういう感覚すら超えている気がします。
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既にみなさんご存知のように、彼女の新作は読めない状態での発刊でした。でも数年前に書いても今も通じる内容ってすごくないですか??
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岡崎さんの作品の中で一番好きな本です。りりこの激しく上下する人生。美貌に取り付かれ、振り回される滑稽さが、なんともいえない。
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リバーズ・エッジの跡に残された、荒涼とした世界の物語。ますます救いがない。だから、突き刺さる。いまだに。
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すごく社会派(?)な作品ってかんじなんだろうけど、それだけじゃなくて純粋に好き。まじ読んでほしい。男の子にも女の子にも
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「あたしは絶対にしあわせになってやる
じゃなかったらみんな一蓮托生で地獄行きよ
ちくしょう さもなくば犬のようにくたばってやる 」
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2003.12.3 欲張り ,
2003.12.4 ないものねだり ,
2003.12.5 12時以降 ,
2003.12.7 羨望 ,
2003.12.8 ジョーカー ,
2003.12.11 前世