紙の本
表面ソフトだけど
2017/04/25 22:37
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投稿者:しましま - この投稿者のレビュー一覧を見る
幼少期の経験から自分に自信のないヒロイン。実は腹黒ヒーローの思う壺。自分の手に落ちてくるように、自分のことを好きになるように、たくらむたくらむ。相手の好みを踏まえた上でやっているので流石だ。
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エピローグまでは素直なシンデレラ物で仁賀奈にしてはヒネリが足りないと思ってました。エピローグで一転、良かったまともな主人公じゃなくて。さすが、腹黒大好き作家。でも、単純な相思相愛ではイマイチ背徳感も足りないかも。ティアラ文庫よりエロ度も低い文庫ですか?4Pとかはやんないの?挿絵も清純だし、ちょっとカタイ感じ。色っぽいヌードじゃなーい。ティアラ文庫でリミッター解除のストーリー書いてくれる方がうれしいな。
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マリーローズ文庫はハズレが多いですが、これは意外と面白かったです。イラストがあんまり好みじゃなかったんが残念ですが。
酔っ払った父親に娼館に売られそうになったジュリエッタを引き取ったステファンですが、相思相愛なのにそれに気付いていないのは本人ばかり。
悪友のローレンスも当て馬かと思ったら、二人をくっつけようとしていた風に見えたし、恋焦がれるステファンがジュリエッタと令嬢が同一人物と分かったときの描写とか、なかなかよかったです。
最後のエピローグには、ちょっと驚きましたけどね。
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あー、旦那様ってば馬鹿だなぁという思いが終始あって、健気すぎるヒロインがそこまで相手を好きなのも刷り込みみたいなものなんだろうと。旦那様の友人はお節介や享楽主義を通り越してなんだか犯罪の匂いがするし(笑
それがどうでしょう、あのエピローグです……驚きというよりはポカンとしてしまった。実際に旦那様が腹黒だという設定はいいにしても、だったら本編で少しくらいそれを匂わせてほしかった。あまりに唐突すぎるネタばらしに、全部終わってから思いつきで足したのでは?という疑問が消えない。
良くも悪くもご主人様と使用人のままで、結婚してもこの精神的優位は変わらないし、これが恋愛だとは思わないなぁというのが正直な感想。