投稿元:
レビューを見る
清々しく爽やかな男の生涯。
いきなり禿とかゆぅしびっくりしたけどおもしろかった。時代小説初めて読んだけどすらすら読めた。泣ぃた。
投稿元:
レビューを見る
武家に生まれた少年の数奇な運命。そして生い立ちの秘密。
身に降りかかる幾つもの試練を乗り越え成長してゆく物語です。
投稿元:
レビューを見る
不運にも若ハゲの主人公。だが、色々な出来事がおこるたびにどんどん男振りを上げていく。
「見た目が何だ!」という強さを与えてくれる話。
投稿元:
レビューを見る
若くして奇病に冒され禿頭になってしまった主人公千代之助。
それを揶揄した主人に乱暴して監禁されるが、名を変えて生きることを許され開放される。
疑問と不安を覚えながら一人で世に出る主人公だが、そこから本人も予期していなかった騒動に巻き込まれることとなる。
コンプレックスから、さまざまな葛藤に悩まされる主人公がとても人間らしくて、ページを捲る度にドキドキした作品だ。
投稿元:
レビューを見る
最初は主人公の御乱行(?)に「おいおい」って感じで「ちょっとウザい」だったけど、読み進むにつれてどんどん面白くなりましたね。さすが池波先生。やっぱアベレージ高いです。
投稿元:
レビューを見る
内容(「BOOK」データベースより)
若くして頭髪が抜け落ちる奇病を主君の嗣子・千代之助に、侮蔑された17歳の源太郎は、乱暴をはたらき監禁される。別人の小太郎を名のって生きることを許されるが、実は主君の血筋をひいていたことから、お家騒動にまきこまれることになる。しかし、源太郎は、宿命的なコンプレックスを強力なエネルギーに変えて、市井の人として生きる道を拓いていく。清々しく爽やかな男の生涯。
投稿元:
レビューを見る
禿がなんだ!頑張って正直に生きていこうぜ!って思わせてくれる作品です。
長編だけどとても読みやすく読み終わった後はスッキリする内容ですのでおススメです。
投稿元:
レビューを見る
面白くて一気に読んでしまいました。立派な大工の棟梁になって、養父に会いに行くシーンには感動しました。
投稿元:
レビューを見る
コンプレックスと生い立ちに翻弄されながらも最後は自分の足で自分の人生を歩いてる。
こうなれたらかっこいいなあ。
あとがきにかいてあったこの小説のモデルと事件が気になる。
投稿元:
レビューを見る
16歳で、つるっぱげになっても、くさらず生きていけばイイ男になるでよ。池波正太郎の春夏秋冬で取り上げられていたので、読んだ。
投稿元:
レビューを見る
読み終わて、不思議なくらいに清々しい。
堀源太郎。十七歳の時、アタマは、はげていた。
なぜ、その病気にかかったのか、理由もわからぬ。
治療する術もなく、周りの嘲笑に耐えていた。
殿様の千代之助に、そのことを嘲笑されて、猛然と千代之助に、
襲いかかり、ボカボカと殴る。
そのことで、ロウに閉じ込められるが、・・・
どういうわけか。老中の計らいで、名前を変えることで、
命が助けられる。
そして、新潟の郷里に戻るが、解消された婚約者が会いたいというので、
会いにいくが、またそこで、ひと騒動を起こす。
今回は決定的で、それでも・・・
源太郎には、いわくがあったのだ。
それにしても、源太郎の行動は、なんとも、
潔いのだろう。いい作品ですね。
投稿元:
レビューを見る
昔の日本人の心意気・矜持が爽やかに描かれていますね。
ラストシーンは池波正太郎ならではの滋味あふれる、じつに良いものでした。
投稿元:
レビューを見る
コンプレックスを言い訳にしないこと、身体を張って生きることの格好良さを教えてくれる本。
もっとも、それができる人は往々にしてこの本のように人には恵まれているんだけどね。
投稿元:
レビューを見る
先日、池波正太郎の「男振」(新潮文庫)を一晩で一気に読み上げました。
時代小説はどうも言う方、まずはこれを読んでみて下さい。
そのかわり昨夜は本を読みすぎて眠たい眠たいとこぼざれてもわたしのせいではありません。
池波正太郎に文句言ってください(⌒-⌒;)
読み始めて途中でストップする勇気のある方、
あなたは強靭な意志の持ち主でございます(o^。^o)
ぜひとも翌日が休みという晩にお読み下さい。
さらによければ「剣客商売」もおすすめします!!!
投稿元:
レビューを見る
「男にとって、女との出会いほど大きな影響をもたらすものはない。男は女によって、どうにでも変わる生きものである。それだけに女は素晴らしく、また恐ろしい」
若くして頭髪が抜け落ちる奇病を主君の嗣子(跡継ぎ)に、侮蔑された主人公の源太郎は、乱暴を働き監禁されるが、別人の名を名のり生きることが許される。
そのような容貌の源太郎を、普通の人として見てくれる「お順」という女性と出会い、市井の人として生きる道を拓いていく。しかし、実は主君の血筋をひいていたことから、お家騒動にまきこまれていく。この主人公の爽やかな生涯を描く物語。