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赤穂浪士モノって結末を変えられないから・・・興を殺がれる。池波正太郎でも,視点を変えるだけですからねぇ。
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「けんか両成敗」「武士の情け」という言葉の意味を間違えて覚えていたことに、この小説を読んで気がついた。
両成敗なのは武士の刃傷に限ってのことなのね。なるほど。
面白く読み進められたけど、時代的な価値観の違いもあって、釈然としない気持ちになった。
事件にも両家にも関係ない人々が、吉良家を卑怯者扱いして、赤穂浪士の討ち入りを期待する無責任さが、なかなかに残酷。
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L 編笠十兵衛 上
かの有名な浅野内匠頭と吉良上野介の、あの話に絡めて隠密働き。
下巻も読んだが上巻の方が読み応えあり。
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池波正太郎、やっぱ面白い!
忠臣蔵のエピソードというか、むしろ忠臣蔵とは結局なんぞや?と思う人こそ
これを読んだらきっとハマるんじゃないのか?と個人的に思うような。
そんな編み笠十兵衛。
将軍側近の中根正冬の隠密として生活してるんだけど
まぁーこれがまた強い。
強すぎるけど、人間味がある感じ。
喧嘩両成敗な社会なのにそれを正す為に
あれやこれやと裏で工作しまくります。
吉良上野介と浅野内匠頭そして徳川綱吉と柳沢吉保などなど
元禄時代真っ盛りな内容。
これどうやら昔、高橋英樹主演でドラマ化されたそうなんだけど
今やってほしい!と思う。
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やっぱり武士はかっこいい。
仁に正しく、
まっすぐ生きることは、単純やけど難しい。
月森十兵衛の、
凛と一歩筋の通った生き方を見習って、
剣道も柔道もがんばろうと思う私は単純。
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綱吉時代の江戸の様子がよく表現されている。将軍綱吉、吉良上野介、浅野内匠頭、大石内蔵助といった登場人物のそれぞれのキャラクターを上手く際立たせている。佐伯泰英の大黒屋総兵衛と本著の主人公月森十兵衛の立ち位置は似ているが、前者ほど破天荒ではない。2017.8.16
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主役の月森十兵衛、これにまたまた赤穂浪士の話が絡んできた。別の切り口で討ち入りの物語が語られる予感。
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二回目。読み出しは初見ほど面白いと感じなかったが、上巻後半から一気に読んだ。
赤穂浪士を影から支援する架空の人物。その設定になにか幼稚なものを感じる。青臭い妄想。自分も四十七士の仲間入りをしたい。でも死にたくない。切腹はやだ。ならば善意ある第三者として支援しよう。都合のいい時だけ当事者で、都合が悪い時は傍観者。逃げているように思える。