「時間」についての考え方を再考させてくれるかも?
2016/01/23 19:27
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:森のくまさんか? - この投稿者のレビュー一覧を見る
本書を読み、「時間」の使い方などを再考させられました。
自分がいかに時間を無駄にしていたか など。
本書の方法論も たいへん面白いものです。
そんなに長い本ではないので すっすと 読めると思います。
帯には もう、残業なんてしない (今年の目標)
とあり、会社では 休憩時間に この部分を隠して読んでいました。
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基本的に、こういう本を読む時間を
自分のやりたいことにあてろ、と思う人。
ただ、何故だかもう忘れてしまったが
前に自分の好きな人に紹介されたので、
今回機会があったので読んでみた。
冒頭に、自分に合うところだけ取り入れれば良い
とあるだけ、この本は随分と良心的だと思う。
行列に並ぶな
時間があればできると思うな
悩んでる時間も無駄
飲み会は極力行かない
などなど、要は自分で無駄だと思うところは切り捨て
勉強にあてろ、ということ。
三十越えてロッカーを目指してなにが悪いのか、と思う。
それがその人の目指す道なら、別に構わないのでは。
だらだらいつまでも夢にしがみついて、と思うのは周りであって
本人がそれで良ければ良いのだし、
70歳になって花開いてかえって売れたりして
そうしたら石の上にも三年、なんて美談になるだけで
要は自分次第なのだ。
時間は資産であって、残業が好きな人が日本に多いのはびっくりする。
これは確かに同意。
ただ、作業に優先順位をつけたり
納期と緊急度を考えたりするのは当たり前じゃないのだろうか。
この本を読んで初めて「そうなのか!」と思う人がいるのだろうか?
だとしたら恐ろしいことだけれど
だからみんなあんなに残業しているのか、とも思う。
睡眠時間については、別に早寝すれば効率があがると
一概に言えるとは思わない。
要は疲れがとれるかとれないかで
一時間の睡眠でしゃっきりすることもあれば
何時間寝ても無理なこともある。
無駄になることはない、というのは同意。
ただ、それも先ほど書いたように自分の判断になる。
著者が無駄と思うことに合わせる必要はない。
知識や経験は無駄にはならないと私も思っている。
本を読むのが早くなるのと同じだ。
もともと読むのが早いから本をたくさん読めるのではなく
読んでいる内に知識や経験が備わってきて早くなる。
サブノートを作ることも私は否定しない。
ただ、それで満足してしまうのが危険なことについては同意。
殆どの部分にやたら蛍光ペンをひいたり、
どうでもいいことまで一生懸命メモしていたり、
びっくりする人がいる。
そんなことも覚えられないのか、とこっちは驚くのだが
そういう人間に限って、メモしている=勤勉と勘違いしていて
同じような上司に覚えがめでたいという悪循環。
自分は、著者のことをスーパー超人とは思わなかった。
当たり前のことを当たり前にできるすごい人だとは思った。
これだけやって駄目だったなら仕方ない
というところまでやらなくてはならない
というのもとても同意する。
諦め半分や中途半端にやっても、結果には結びつかないことが多い。
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筆者の体験を元に書かれているためか、少し根性論を感じるところがある。
そう思うものの、続ければ慣れる・できるようになるという考え方には共感する。
参考にしたいのは「失敗ノート」。日記に書き残していきたい。
本の構成については、見出しとまとめの言葉がきちんとつながっていて大変読みやすかった。
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その気になれば10分15分で読みきれるボリュームの割に中身はあったので時間パフォーマンスは高かった。また単なるテクニック本ではなく、いい意味で精神論的な内容もあるのがよかった。
[読書録]====================================================
■第一章:やる気と集中力を高める時間の捉え方
やる気と集中力は、「欲」と「危機感」から生まれる。よくやき期間をいかにして作り出すか、自分をそういう環境にいかにしておくか、がポイント。
何よりも時間が大事。時間を節約しないことには自分への投資もできない。「時間をけちる」という意識を持とう。
目標達成したいのなら短期に全力を掛ける。人のやる気はそんなに続かない。やるなら太く短く。
■第二章:残業が減る、六時に帰る仕事のやり方
時間はあてずっぽうではなく、確信を持って適切に使う。
「メールは一分以内に返さないとクビだ」位の気持ちで仕事をしていけば残業時間は確実に減る。
デッドラインのない仕事などありえない。納期に従順に仕事をしていれば、後でバタバタ慌てることはないはず。
あとに貯めこんで得することはひとつもない。
面倒を貯めこむと、精神的にも肉体的にも余計なパワーを使うことになる。機械的に片付けよう。
わからないことはすぐにネットで調べていると、一見効率的のように見えるが、それでは自分で何も考えなくなる。
■第三章:時間を無駄にしない勉強のはじめ方
集中力が続かないのは、よく解き期間が欠けているから。つまり自分自身、それほど必要性を感じていないから。
背伸びをしたスケジュールを立てるより、明日何をすべきかを考える。自分でコントロール可能な範囲を完璧にこなせるようにしよう。
やるべき事を絞る。あれこれ手を広げない。資格試験ならとにかく自分にあった過去問をやる。
その日の気分に任せず、パターン化して体を慣らさせる。
・朝起きて一番にすること、
・出社して一番にすること、
・帰宅して一番にすること、
などを決めて、自分のスイッチをオンにする仕組みをつくろう
理想的な環境がベストな結果を招くとは限らない。決して環境のせいにしない。
本来、勉強はどこでもいつでもやれるもの。できないのは「できない」と何処かで思ってしまっているから。
■第四章:流行りや常識は非効率のもと
「音読」と「書く」という作業で理解力に差があるかといったら、そうは感じない。効率化の面では音読がベスト。
■第五章:伸び悩みを解消する時間の使い方
覚えるということよりも理解することを意識してみよう。要約の練習をしてみるのもいい。ある用語を思い浮かべ、その意味を自分の言葉で要約してみる、など。答え合わせには辞書をひく。
きちんと想像力とロジックを働かせて物事にとりかかるようにする。見切り発車を絶対にしない。
準備不足に言い訳は一切通用しない。「これだ��やって駄目だったのなら仕方ない」というレベルまで準備をしよう。そうでないと未練が残る。
同じ失敗をしたくないという気持ちは長く続かないので、自分の失敗を記録しよう。
凹む暇があったら反省しよう。毎日反省を続ければ、効率はどんどん高まっていく。
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学んだこと
1.朝、出社、帰宅
⇒一番にすることを決めておく
2.一日メモは、最高3つまで
⇒必要な情報なだけ、目を向ける
3.失敗帳を作る
⇒失敗を記録して、同じ失敗をしない
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自分の失敗を振り返る
反省する。
人生の一発逆転は日々の
努力の積み重ね
やる気、集中力は
欲と危機感が必要
時間を大切に
効率化には仕事、物事に納期を
定めよ。
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共感できる所と出来ない所があった。コミュニケーション能力が欠けてしまうと思う。それに、机は綺麗に越した事はない。何でもキチンとしている方が、頭もスッキリしている気がする…気がする事は重要だと思う。
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非常にまともな時間術の本だと思った。というのは、いままで読んだ本で、まともに現実的な状況として実践可能なものがほとんどなかったからだ。逆に言えば、完璧な時間術など無いと言える。その意味で、本書は時間術と言いながらも、結局は「切迫感やどうしてもやり切りたいというモチベーション」が成功の大部分を負っている事、その上で当然ながら時間を効率的に、集中的に使うということであるとしている。
自分自身を振り返っても、中国語が飛躍的に伸びたのは、やはり遣わざるを得ない環境にあったからだと思っている。MBAを学んでいるのも楽しいからだ。つまり、インセンティブの無い所に実は成功は無い。易きに流れるのは人間の性であるから。
よって、作者が思いっきり否定するのは、読んでいて心地よくなるようなカフェ勉強法や脳科学の本などを読むこと。また、机を整理すれば仕事がうまくいく的な本。はっきり言って無駄ですとばっさり。これはその通りだと思う。パフォーマンスを最大化するには、モチベーションと環境と、道具や時間術などのツールがすべて揃うことだ。読んでなるほどと思ったセンテンスは「なんでもすぐに実行し、その日に反省の時間をつくる」ということ。忙しいからこそ、自分のために時間をつくろう。
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■時間術
①効率はやる気と集中力によって支えられるもの。
②何のためといつまでを明確に。
③教養と知識を分別する。
④気分に任せずパターンをつくる。
⑤理想的な環境がベストな環境だとは限らない。
⑥ストレス解消と称して現実逃避はやめよう。
⑦へこむ暇があったら反省しよう
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時間術について触れられているが、
他の本でも見たような内容が多いかなと。
(朝に勉強、短期集中、勉強の目的の明確化、
今日すべきことは今日行う、
帰宅前に明日の作業を考えておく)
ただ、
・机の整理ができていなくても仕事ができる人もいる、
・細かいスケジュールを立てるな
というところは今までに見なかった点かも。
一日メモは、最高3つまでや、新しいものに飛びつかない、
という点はevernoteを使用し始めた僕にとっては
あまり共感できないところでした。
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精神論。
流行りのノウハウ本とは、基本的に逆のこと言ってる。
整理整頓不要。メモ帳不要。細かいスケジュール不要。
迷わず集中して、仕事に取り組め。
実践しにくい。
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考え方にすごく偏りがあるなぁと感じた
でも うちには納得出来る部分が多かったし 読んでよかった
一度では理解出来ないし、何度も読もうと思う
とりあえずは、欲と危機感を意識しよう
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資格を取ろうと思ったときは、必ず「2年以内で取得する」と決めています。
効率のいい人は、とにかく時間を区切ります。>メールは20秒で返そう、報告書は1時間で作ろう
「これは駄目かもな・・・」と思った瞬間、損切りしよう。一発逆転的な発想は損を大きくするだけ。損をしたくないなら、着実な利をコツコツ取っていく。
書くというのはもっとも時間がかかる勉強法だ。書くときは、何のためのノートなのか考えよう。本当に必要なのか。単なる自己満足なのか。見直さないノートなら作る意味はない。
出来る人の共通点は>「何でもすぐにやってしまうこと」
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著者は在職中に、米国公認会計士試験、司法試験に一発合格したというハイパースペックの持主。
金をけちらずに時間をけちれというメッセージが強く心に残った。
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いたって普通のハウツー本。時間はお金より大事。その時間を確保するためにあーしなさいこーしなさいということを、筆者の経験から書いてる本。
(本書の冒頭でも記されている通り)いろんな“教訓”を提示しているが、そもそもハウツー本ってのはケーススタディ本であり、自分にとってこれは役に立ちそうだ!と思うもののみを採用すれば良くて、納得いかないものは採用しなければいい。
つまり、本書からどれだけ自分にとって付加価値となる情報を得れるかが重要となってくる。もちろん人によって同じ本でも得れる情報量は異なると思うが。
それを踏まえたうえで、「ちなみに」 な意味で、自分はこの本からどれだけ付加価値となる情報を得れたかと言うと、「まあまあ」といったところ。自分にとっての「まあまあ」は、「ああこういう観点もあるのか。なるほど。」という点も結構ある、しかしながら全く価値の無い情報も一部ある、と言ったところ。
ハウツー本全体の中での位置づけは「中の上」くらいですかね。