紙の本
王の資格を見極める騎士
2017/01/20 10:54
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投稿者:黄龍 - この投稿者のレビュー一覧を見る
先月のよりもこっちの方が絶対良い。ヒロインのおじい様との約束を忠実に守る首なし騎士のツンデレな所が好きだな。デレはまだないけど、デレる日が見てみたい(笑)あのキャラでロッティって呼ばれるとちょっと違和感あるな。あと、シスコンの兄王子がどう絡んでくるのか楽しみだな。
紙の本
レーベル的には異色作となるか?
2012/01/30 04:32
4人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:さとる - この投稿者のレビュー一覧を見る
このレーベルとしては珍しく硬質な感触の文。
しかしキャラには魅力があり、デビュー作としては驚異的な抑制の効き具合、バランス感覚のよさを感じる作品だった。
このまま筆力が伸びていけば、かなり読み応えのある物語を生み出してくれるのではないかと期待される。
キャラたちの今後も気になるので是非、続きを読みたい。楽しみな新人さんです。
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イラストが地味目なので、積読になってましたけど、読んでみたら面白かったです。引きこもり王女のシャーロットと物騒な騎士のアルベルト。恋愛話は薄くて、先代の王が隠した王冠をめぐっての陰謀話でしたけど、先が読めない展開は久々。
途中、アルベルトの髪の色が蜂蜜色ってなってて、あれー、黒髪じゃなかったっけ?って思って、ちょっと戻ってみたら、そういや変装してたんですね。読み飛ばしてました。。。
愛情表現が首を締めるとか、ちょっとあぶないですけど、シャーロットとアルベルト、シスコンのレイフォードの三角関係も期待です。
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面白かったです。
続くようなので、次回からの甘さプラスに期待という意味を込めて。
主人公が頭のきれるキャラなので、ちょっとお固いまま話が終わった感じはしました。伏線がきっちり回収されるように物語が作られていて、丁寧です。
世界観は思ったよりファンタジー。
とりあえず主人公たちには、がっと恋愛的に行動してくれるのを期待してしまいます。
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面白かった!騒がしい感じじゃなくて、とても落ち着いてる感じが好印象。ラブ成分は確かに薄かったけれど、折角なのだからこの雰囲気のまま恋愛恋愛しない話でもいいかもしれないと思った。
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“「まあな、だが、あくまで期限付きだ。俺は見定めたいだけだ」
「......見定める?」
国王様が眉を顰める。私も同じく、彼の言葉の意味がちっとも理解出来なかった。城から出ない第四子、しかも王子ではなく“姫”の護衛役を申し出ただけでも不可解なのに、それが期限付きでしかも何かを見定めるため?一介の騎士が、何を見定めると言うんだ?
アルベルト・ホースマンは例の笑みを絶やさず、歌うように、言った。
「我が主、亡きジョセフ・フォルモントから遺言を賜った。俺が従うに値する“王”がいる。主亡き後、俺の目で“王”の資質がある者を見定め、ジョセフ・フォルモントに誓った忠誠を再びその者に誓ってもいいと思ったその時は、“クラウン”と共に“王”の隣に並べ、と」”
絵で敬遠してたけど評判がいいっぽいので読んでみたら結構良かった。
推理要素がちょっとあって恋愛は二の次。
キャラがどれも立ってて良いなぁ。
五章最後の意味合いがちょっと捉えにくいけど。
エピローグ良かった。
“「アルベルト・ホースマンが諦めたか。意外だな。シャーロットに関しては、随分と気にかけていたようだったのに」
言ったのはレイフォードだ。忙しい合間をぬって、用事もないのに私の所へ顔を出し、タローと並んでのんびりと横になっている。
「本当、往生際悪く付きまとっていたわよね。最後の一人、って思いがあったんだろうけれど」
「そうじゃなくて。......そうだな、気にかけるというよりは、気遣っていた、かな」
「は?」
「他人など意に介さない男が、姫君を町に連れ出す如きの事でいちいち変装するかな?大事な愛剣を置いて、ナイフ一つ隠し持つだけの心許ない装備で?......気を遣った、とは思わない?人の目を厭うシャーロットのために、悪名高い“首なし騎士とわからないように」”
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デビュー作品。
星5でもいいかと思ったけど、内容が地味なので、もっと派手な内容を書かれたらもっと面白いんじゃないかという期待を込めて4にしました。
主人公が身近に感じられる上に、登場人物がするっと頭に入ってきます。出てくる人の数が少ないというのはあるけど、その分登場人物のキャラクターが読めました。
特にアルベルトが好きです。主人公はほとんど好意的なコメントをしないのに、読み終わったら好きになってたというのがすごいと思います。主人公が流されつつある状況に納得がいく。
何度も言うようですがストーリーが地味めなので、これからの発展に期待。あと、もっとわかりやすい糖分も期待します。
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主人公が大人しめの珍しいタイプ。話が地味に見えるのは主人公の性質かな。一人称ですし。でも話も綺麗にまとまってたし、面白かったです。アルベルトが結構好きw 続編も出るようなので楽しみにしてます。
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キャラが良いのでもっと読みたい!って思える作品。
インドア派王女って言うより、完全にヒキコモリ王女だったけど、そういう性格が形成されるまでの資質があり、辛い過去があり、これからちょっとずつ成長していく様を見られるのかなと嬉しい。
個人的には長兄の出番がもっと見たい(笑)
愛情表現なんて知らない首なし騎士と、
腹違いもしくは血がつながっていないかもしれない長兄との、
三角関係になるかもしれない今後の恋愛模様が楽しみです。
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続編があるのか解らないのですが、イラストレーターの方が私の好きな方だったので購入した小説。
変わり者といわれている王女様が首なし騎士と恐れられている騎士につきまとわれるようになるのですが、最初は怖がっていた王女様が段々彼に慣れていくところが良いなと。
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http://tukiyogarasu.blog80.fc2.com/blog-entry-299.html
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田倉 トヲルさんの挿絵で久々に手を出したビーンズ文庫。
主人公の姫の思ったこと駄々漏らしのストレートかつドライな性格が◎。
設定がちょっとややこしいので尺が短すぎるかなと思ったけど、続編が出るらしいのでそちらを楽しみにしよう。
期待をこめて★4つ。
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キャラクターは素敵な感じだけれど荒削りな印象を受けました。一作目なら十分な気もします。
個人的には山場の盛り上げが足りず、メリハリが少ないように思いました。何となく読み飛ばしてしまって、後でページを遡るような。
もう少しキャラクターにも深みが欲しいですね。
……なんて厳しいことを言ってますがもう続編も買ってあります!(笑)
これからに期待したい作家さんです。
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血まみれになりながら、笑いながら敵の首をはねる騎士。
しかしこの騎士、主をなくして好き放題に生活をしている。
どこが『騎士』なんだか…という彼が、何故か突如
インドア末姫の護衛をする、と。
作者が2時間サスペンス好き、というせいか
確かに内容が2時間ものっぽい感じに…w
すべて、姫視点一人称…で綴られていますが
まったくもって違和感なく。
三人称、との間な感じがするので、二人称、と
勝手に呼んでもよいかと。
『ただ』のファンタジーなのか、それとも『ファンタジー』なのか。
それに対しても、驚く事はなかったです。
多分、最初に妙な物品(?)が出てきたから?
マイペースすぎる騎士と、引っ込みたい姫と
シスコン兄…が、一番おっそろしい感じがしますが。
『人』として、恐ろしいのは、一応『父親』ですか?w
しかし、まだ男性陣の中では思考回路が読める分
真っ当…な分類、かもしれない。
というより騎士!
さらっと色々素直すぎる感じですよ!?
普通の王様でも、これは扱い辛いと思われます。
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ビーンズ文庫は初。タイトル買い。甘さはほとんどなく、ミステリ仕立て。読みやすい。王や兄との確執的な絡みがもうチョイ欲しかったかも。