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クリスマス当日、ヴィクトリカが所望したのは15個の謎。必死で謎を集める一弥は村に起こりつつある異変に気づく。それは大いなる変化、すなわち2度目の嵐の前触れに他ならなかった。迫る別れと自分の運命を正しく予感したヴィクトリカは、一弥にある贈り物をする。一方ソヴレムではブロワ侯爵が暗躍、娘ヴィクトリカを武器に権力を握ろうとしていた・・・。
GOSICKⅧ上
いよいよGOSICK完結へ・・・。
この最終巻上は非常に読み応えがあります。なぜならこの上と次の下でGOSICKが遂に完結してしまうからです。したがってあまりここでは述べないほうが良いと私は思います。やっぱり是非読んで欲しいですから・・・。
このGOSICKⅧ上の最大の読み所はやはり「ヴィクトリカと久城が本当に離れ離れになる所」だと思います。聖マルグリット学園から多くの学生が消えていく中、遂にアブリルも帰ってしまいます。そして久城にも国の迎えがやってきて、強制送還に・・・。突然のことで苦しむ久城だけど、それでもヴィクトリカに手紙を残します。一方ヴィクトリカにも遂にブロワ侯爵の手が伸びて・・・。とにかくこの箇所はGOSICKを楽しみ、理解する上でとても大切な所だと私は思います。
またもう一つ言えることは「この上は下(完結)に繋がるような完璧な終わり方をしている」ということ。最後コルデリアがブロワ侯爵にステイルメイト!と静かな声で告げるシーンは一気に私の気持ちを下に持っていきました。
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どうなるんだ、最後は?
あらかじめ分かっていた事だけれども、久城くんは国に帰るんだ。20世紀初頭の話だし、ヨーロッパと日本じゃ離れ離れすぎて再会するなんて難しすぎないか。ましてや戦争が始まったし。
出だしの普通さから一転し、加速度的に展開していくお話。続きが気になって仕方ない。ヴィクトリカや久城くんの成長が総決算となる前編はかなりイイ出だしなんじゃないだろうか。
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ラノベの桜庭一樹はあんまり好きじゃないなと再認識した。というかラノベが苦手なのか。
笑わせようとしてる部分に引いてしまう。
学園が閉鎖され、離れ離れになる二人。さあどうなるのかという話。
二人がどうなってもいいのだけど、お兄様だけは助かってほしいなあ。
ヴィクトリカと兄の会話が好きなので。
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ついに“2度目の嵐”大戦が始まる。新しい年を迎える鐘と共にヴィクトリカと一弥に悲しい運命がおとずれることになる。離ればなれになろうとも命をかけて…2人は誓い合い、そして言葉と刺繍を刻み込み…。誰が悪いわけではなく歯車がちょっと狂っただけで全てが崩れ去っていく。ヴィクトリカは楽しかった学園での追憶の断片を集める姿に哀愁漂う。成長した一弥はたくましくなり、でも坊ちゃんのイメージしか浮かんでこない。ステイルメイトとは引き分けという意味なのか。ついに次巻で完結。2人の運命は如何に?
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GOSICKという作品は必ずしも安定したクオリティが保たれていた作品ではなく、特に中、後期になるに従い文章のクオリティが落ちていく傾向にあったのだが、それでも尚☆5の評価をつけるのは、ひとえに最終2巻、とりわけこの8巻の内容による。
ヴィクトリカの壮絶な決意が文字通り刻まれるシーンは圧巻であり、その美しさを体感出来ただけでもこのシリーズを読み進めてきた価値があったと感じさせた。
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クリスマス当日、ヴィクトリカが所望したのは、15個の謎―必死で謎を集める一弥は、村に起こりつつある異変に気づく。それは、大いなる変化、すなわち“2度目の嵐”の前触れにほかならなかった。迫る別れと、自分の運命を正しく予感したヴィクトリカは、一弥にある贈り物をする。一方首都ソヴレムでは、ブロワ侯爵が暗躍、娘ヴィクトリカを武器に権力を握ろうとしていた―大人気ミステリ怒涛の最終ステージへ。
(BOOKデータベースより)
***
ついにこんな展開に…。
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GOSICK完結 上巻。第二次世界大戦突入。ヴィクトリカと一弥は離ればなれに。強く想い合っている二人の想いが切ない。どう終わるんだろう。下巻に続く。
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十五歳の誕生日に十五個の謎をご所望だなんて、ヴィクトリカらしいな(^^) でも、平和なのはここまで(T-T) 遂に次の嵐が来てしまい、皆離れ離れに(´Д`)痛がりのヴィクトリカが一弥の残した手紙のために意外な行動に(@_@;)この後どうなってしまうのか!?すご〜く気になる!
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ヴィクトリカ×久城 最終章上巻
アニメよりふたりの別れがすごく悲しかったし、
時代背景とか戦争に突入していく緊張感があってよかった
久城の言葉を刻み付けるヴィクトリカ...(;;)
アブリルちゃんもセシル先生もみんなみんな助かって欲しい
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いよいよクライマックス。それ故に キャラクターたちの心情・想いが強まり、より 終わりへと近づいていくよう感じる。読了後はきっと、もっと続きが読みたくなる。
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南方で戦う一弥の悪夢から始まる、シリーズ最終巻の上巻。
怖い夢から目覚めて、幸せないつもの二人きりの謎にまみれた日常が始まるのかと思いきや、思っていたよりも早く嵐はやってきたようです。(1925年なのにドイツのポーランド侵攻。もっと先かと思っていました。この辺、史実とは違うのですね)
唐突にヴィクトリカと引き離される一弥が、もう本当に傷ついて大人になってしまって、ヴィクトリカを思って泣き崩れるところにこちらも切なくなります。
ヴィクトリカのことを、はじめて「友達」ではなく「想い人」と呼び、だからこそ別れが胸に迫って切ない。
赤紙が来て召集されて、戦地に赴くその先を読むのが怖くて、でも二人の未来が気になります。
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この巻での論評は差し控えたい。
物語が崩壊し、再構成される直前である。激動の展開と、鮮やかな結末が、次の巻へとどうつながっていくかをただただ見守りたい。
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ヴィクトリカの誕生日のクリスマス。
プレゼントを渡したり、15個の謎を探したりと前半はほのぼのと。
そんな中、ついに二度目の嵐。世界大戦。
離れ離れになる2人。
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桜庭一樹の"GOSICK-ゴシック-"シリーズの第8巻。本巻は上下巻に分かれてます。アニメでは第22話から第24話で放送されてました。ついに始まってしまった二度目の嵐。ついにブロワ侯爵が最後の切り札"オカルト兵器"ことヴィクトリカを学園から連れ出します。"名も無き村"での予言通り、一弥とヴィクトリカは引き離されてしまいました。ヴィクトリカと一弥のそれぞれを思う心やグレヴィールが妹の事をどう思っているか、ブロワ侯爵の仕打ちなど読んでると心が痛くなります。2人は無事に嵐を乗り越えて再会することが出来るのか!?
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精神的にも、身体的にも、痛い描写があって、改めてGOSICKだと余り目にしてなかった、桜庭さんのそういう面での上手さを思い出す……。制服のところが、ものすごく、ぐっときました。早く下巻よむ!!