紙の本
愛ある支え方
2017/11/03 10:20
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投稿者:マツゲン - この投稿者のレビュー一覧を見る
前巻では美由紀さんの過去に焦点をあてつつ話を進めていましたが、下巻では演習事故の真相と伊吹さんの心の迷いの立ち直りを中心に描かれています。
迷いながらも健気に支える美由紀さんの深い愛に感心しきりです。
電子書籍
人は成長する
2016/02/24 07:51
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投稿者:美佳子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
上巻に引き続き、下巻も回想が多いですが、本筋の方もかなり動きます。アルタミラ精神衛生の陰謀が暴かれ、麝香片密輸も阻止。伊吹一尉も何とか立ち直り、岬も事件を通して過去の自分と向き合うこともでき、どちらも人間的に成長。最後は「雨降って地固まる」という感じです。主人公たちが過去を振り返り、内面を掘り下げることで、小説の深みが増していますが、エンタメ性がそのためにちょっと後退しています。でも空戦の詳細な描写は臨場感があり、読みごたえがあります。それで死人が出てないのがまたいいですね。
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戦闘機の戦闘シーンの描写は相変わらずの迫真ものでしたが、やはり小学館版を読んでから間もない為、ネタがわかって読んでいるようなもので面白味も半減。
改めて、完全版って何?
たとえば、防衛大入学式の回想シーンがって、
・小学館版では、「総理大臣の訓示が緊迫したものでなかった」
・本書では、ニューヨーク同時多発テロと相前後した為、「うって変わって、緊迫したものだった」
と、時代考証のつじつま合わせしている程度の印象しかないなぁ。。。
ということで、完全版の続編を読むことは、しばらく休止することとします。
(2009/6/4)
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伊吹への疑惑は晴れ、後半は敵国との交戦を通じて自衛隊間の結束の強さや美由紀や伊吹の人間としての良さが伝わってきて、最後の場面では感動で泣きそうになりました。
ただ、美由紀はいつも戦いたくないとか自衛隊に復帰したくないとか言ってるわりに結構ノリノリで一時復帰してるところは、ちょっと腑に落ちないかも。
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上巻の回想が中心の話から一転、ストーリーはいっきに加速します。
過失事故の真相から、伊吹の精神鑑定を請け負おうとするアルタミラ精神衛生会社の正体、そして中国からの麻薬船とそれを警護する戦闘機との対決とエピソード満載!
とくに戦闘シーンは圧巻の迫力で引き込まれます。伊吹の心理面の描写も非常に巧みです。
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後半のほうが伸びが良い感じだったかも!
伊吹キャラにも愛着がわくようにもなりちょっと二人の関係に期待も・・?!
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10月-2。4.0点。
上巻と違い、あっという間に読める。
陰謀や、官僚たちの軋轢やら、いろいろあり、最後は空中戦。
面白かった。
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今まで読んできたシリーズの中で一番面白かったです。
何度も岬さんの過去は描かれてきましたが、回想で少ししか出てこなかったこともあって、なかなか興味深かったです。
あんなに自衛官に復帰するのを嫌がっていたはずなのに、あっさり復帰してしまうところも岬さんらしい。
それと、誰よりも人を救いたいと願う彼女の口癖が「殺すぞ」なのも良いですね。
終わり方も好みで、最後まで面白かった!
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伊吹が自信を取り戻し気持ちを整理するためにあえて出撃させる美由紀は培ってきた自衛隊の心理と伊吹自身を信じていたからで、最後は無事に作戦成功させて基地を去るところは安堵と空虚が両方あっただろうなと。途中途中誰か支えてくれたらいいのにとか、伊吹とよりを戻してくれたらいいのにとか岸本今じゃなくていいから残るようなひとこと言ってあげてとか期待してました。最終巻は幸せになってくれるといいんですが。
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自らの精神鑑定を求める伊吹直哉だっ、アルタミラ精神衛生の周到な罠で美由紀との関係が崩れ始める。一方、伊吹の引き起こした過失事故被害者の許には、不可解な脅迫文書が届いた。この事件の意外な顛末はアルタミラと密輸船の驚くべき陰謀へと繋がってゆく。そして領海侵犯の真の狙いを見破った美由紀は、再びF15の操縦桿を握り日本海へと飛び立つ。愛と戦争のテーマに挑んだ感動巨編。
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2018/10 6冊目(2018年通算139冊目)。読み終わった感想は、ちょっと話に無理があるなという感じ。空自の所だけでも十分話としては面白かったのだけど、その後の話の部分は書く必要があったのかなと読んでいて思った。巻末の批評では「傑作だ」と書いてあったが、自分はそうは思わない。読んでいて混乱した。でもせっかくシリーズを全部そろえたので、引き続き読んでいきたいと思う。