紙の本
わかりやすかった
2024/02/28 12:12
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投稿者:a - この投稿者のレビュー一覧を見る
リズムがあって綺麗な文章は読んでいて気持ちが良いですね。登場人物が善人ばかりで、読んでいて楽しくなりますね。
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わたしはやはりこの本のタイトルになっている、
ちっちゃなかみさんが好きです。
終わり方も素敵でした。
25歳になれば嫁き遅れの時代…。
うぅ〜ん、時代の流れを感じます。
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人情物の短編集。
日本の時代物は海外から見れば、とても良質なファンタジーなのではなかろうか。
面白かった。
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昭和36年から46年の作品です。
もう40年前後前の作品ですが、時代小説だと何年経って読んでも色あせない感じです。
殆どの作品の最後はハッピーエンドで終っています。
その後を読みたくなる作品ばかりです。
何作かはちょっとすねた??感じの終り方。
あとがきに平岩弓枝さんを男性と思ったとありましたが、確かに男性が書いたような感じもしました。
タイトルの「ちっちゃなかみさん」は妖精の(??)ちっちゃなおじさんを思い出してしまいました(笑)
内容は妖精ではありません(笑)
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時代小説でも読みやすい短編集。
こどもの手を 「紅葉」 という表現が大好きです。
時代関係なく、ひとのあったかさに触れるのはジーンときます。
~木が大きく枝葉をひろげて下の者をかばおうとすると、
下の者はお日さまに当れなくて伸びようとしても伸びられない。
程よく育ったら一人一人、根分けして一本立ちになっていく。
お前は少々根分けするのが遅かったんだ。~
(邪魔っけ)
~世の中に星の数ほど親子ってものがいる。
だが、真実、親子と呼べるようなものは、どれほどいるものか。
子が親を慕い、親が子の支えになって生きて行く親子なら、
血が続いていようといまいと、俺はそれが本物の親子だと思っている。~
(親なし子なし)
なんとなく男性作家さんを読むことが多く、感情の起伏にそこまでつき合わされないので安定して読めますが
この方は、女性なのに男性的なカンジで好きです。
ただやはりこの彼女も女性なので、 結婚・出産 など人生の転機のたびに仕事(言葉)に影響が現れる気がします。
小説の世界だけではなく、今まで接触した女性は特に一緒に仕事をしたときなど、その人生の転機が後に大きく影響しているのを感じました。
女性作家さんの読み方の楽しみに気づけたようなかんじです
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御宿かわせみをはじめ様々な小説を書いている著者の初期の頃の短編集。
直木賞受賞作の「鏨師」は読んでいませんが、選考委員だった吉川英治氏が「鏨師」の作者は平岩弓枝(ひらいわ きゅうし)という男性だったと思っていたという解説の話にはびっくり。
確かに初期作品には御宿かわせみとは違った感じの話があります。
そのなかの「猩々乱」が印象的でした。
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一話目のちっちゃなかみさんで早速ホロリ。
短編小説は基本的に読むのが楽なので好きですが、感情移入が難しいこととかもあってなかなか・・・
でもこれはおススメしたい一冊です。
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江戸の市井の人々を
優しいまなざしで描いた人情たっぷりの短編集。
いつの時代も庶民は必死に生きていたんだなぁ
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★あらすじ★
向島で三代続く料理屋・笹谷の一人娘、お京もこの正月で20歳になった。しっかり者の看板娘として店をきりもりし、今や親が手を出すすきもない。舞い込む縁談を断り、親の反対を押し切って選んだ相手はかつぎ豆腐売りの信吉だったが、あっさり断られてしまう…。
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L
平岩短編集。
育てのおじの幸せを思い、弟と二人で生きていくことを決める表題作をはじめ、いろんな要素で攻めている。
現代よりも江戸の方が「人間の出来」が明らかになっちゃうんだなぁ、みたいな。
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読みやすい短編集でした。
時代物が好きになりそうな一冊。
ただ自宅での読書をおススメします。
一話目から涙腺にきます。
うっかり出かけのお共にしましたら電車内でハンカチ片手に…
そして仕舞ってもまた出さなくてはならなくなるのですよ。
気になってしまうので読み出したら止まらないし困りました。
結婚とか家族とか深く考えさせられる一冊です。
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向島で三代続く料理屋・笹屋の一人娘、お京もこの正月で20歳になった。しっかり者の看板娘として店をきりもりし、今や親が手を出すすきもない。舞い込む縁談を断り、親の反対を押し切って選んだ相手はかつぎ豆腐売りの信吉だったが、あっさり断られてしまう…。しっかり者の女たち、それゆえに悲しくもおかしい。平岩作品の醍醐味、豊かな江戸人情を描いた珠玉と呼ぶにふさわしい10編を収録。短編では惜しい人情物。図書館で借り不明になり、オークションで購入し弁償した本(後に自宅で見つかりそれも図書館に持って行く)
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某塾が実施した小学生模試(5年生国語)に使われていたのをチラッと見て、その前後が気になり購入。
実際に読んでみると、問題に使われていた部分からは想像できなかった”前後”のストーリーがあり、「なるほど〜そういうことだったのか」と。話の最後も想像とは違っていて(←いい意味で)一気にこの話が好きになった。
普段はこういう類の小説はほとんど読まないのだが、これは読んでよかった。すっきり。時代を感じさせる軽快な言葉とストーリー展開が大好きになった。
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小学生の頃。当時お母さんが読んでいて、読みやすいから読んでみたら?と勧められて読んだ本。読みやすくて、内容も面白くて、あったかい気持ちになれたのを覚えている。
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時代物短編集。面白くないわけではないが、なんだかスッキリしない終わり方の物が多い。可哀想というか、救われない人がいるというか。しかも、後半に行くにしたがって重くなっていくようで、段々読書スピードが落ちてしまった。
うまくいかない夫婦、男女の話が多いのは、この作家の特色なのか。