投稿元:
レビューを見る
何者かによる陰謀のオンパレードです、心理戦、騙し合いの博覧会みたいな物です、大掛かりです、敵もかなりの大物です、関口は罠に嵌められて、殺人犯として逮捕されます、当然壊れます、これをどう収集させるのか、京極堂はしぶります、けど出てこざるを得ません、もちろん。もうここまでシリーズを読んで来た人には長さは苦にはならないでしょうから、思う存分陰謀を楽しんで下さい、という感じです。結末もちゃんと落ちます、すっきり感は人それぞれでしょうか?
投稿元:
レビューを見る
■内容(「BOOK」データベースより)
「知りたいですか」。郷土史家・常島なる男の蠱惑的な囁きは、関口巽を杳冥の中へと連れ去った。昭和十三年、伊豆韮山付近の集落でおきたという大量殺人は果たして“真実”なのか。かたや“死にたがる男”村上兵吉を助けた朱美は、妖しき結社「成仙道」の勧誘手口を知るが、そこにもうひとつ疑惑の影がさす。
■感想
この本には何度読んでもどうしてもついていけない。たぶん自分の中で視覚化できないからなんだろうなぁと思うけれど、それ以外にも原因があるのかなぁ。
なんとなくもやもやしているというか…まさしくのっぺらぼうといいますか、塗仏なイメージの一冊。
何度読んでもついていけないのは理解しつつ、姑獲鳥の夏から絡新婦の理まで読んでしまうと、つい手を出してしまい、そしてパニックになって後悔する…うん、学習しよう。
とりあえずラノベっぽい設定や展開は変わらず。なんか京極が重要人物なのにふいた。のちのちこの設定が生きてくるんだろうか…ちょっと変なフツーの民間人でいいと思うんだが。
投稿元:
レビューを見る
いわずと知れた京極堂シリーズ。ええと、六作目だろうか。
再読なんだけれども、読んだのは大分昔だったせいで、ストーリーはほとんど忘れていた。
ので、もう初めて読む感覚で読めてしまった(いいことか悪いことかはわからないのだけど。
関口の監禁シーンや、朱美が海辺に佇んでいるシーンなど、割とどうでもいい部分は覚えていた。
本筋を忘れることって結構あるよね・・・。
文庫版は一冊のものが三冊にわかれているので、一冊だと短め。
それでも300Pあるけれども、短いと感じてしまうのが京極シリーズ。
さらに「塗仏」の話はもともと「支度」と「始末」からなっているので、
上中下にわかれた文庫本だと、一冊が六分の一ということになる。
今回読んだのは、「支度」の「上」だから本当に支度の支度といった印象。
謎がポン、と提示されるので、結局「中」「下」も読まなくてはならないだろうから、
分厚さにめげずに最初からまとまったほうを買ってもいいかもしれない。
ただこの文庫版は軽いので、持ち歩きにはいいです。
電車の中で読んでいても変な目で見られないです。
ちなみにこの本ではおなじみのキャラクター(?)は関口しか出てきませんでした。
京極堂やエノさんはどのあたりで出るだろう。とりあえず「中」も読もうと思いました。
投稿元:
レビューを見る
後編である塗仏の宴(宴の始末)も同時にレビューで。
あ、推理小説物というカテゴリは抜きにしての感想で。
これまでの京極堂シリーズに登場してきた人物が次々に登場しては同時多発的に発生する事件に巻き込まれ、繋がりがまったく見えないそれらが繋がりを持って、見事に収束していく様はこれまでのシリーズと比較するとボリュームもその複雑さも屈指の構成でした。
やっぱり衝撃的だったのは「宴の支度」のラストです。
どちらかというと描写的な「静」の部分が多く占められているこれまでと違って、「静」と「動」のシチュエーションがバランスよくまとまってて、作品自体の規模(支度と始末合わせて1000P超)の割に中弛みもそこまで感じず、軽くカタルシスを覚えるくらいに読み終わってしまったー。
それにしても後半の関口君は空気。
投稿元:
レビューを見る
村が一つ消えた。記憶と記録から消された村の秘密がとかれていく・・・。
ばらばらに見えたいくつかの物語が集約し、最後どのような像を結ぶのか、とても楽しみだ。
投稿元:
レビューを見る
消えた村人の謎は面白かった。しかし関くんがあちら側に行ってしまい心配…。懐かしい朱美さんも登場。どうなっていくのか楽しみです。
投稿元:
レビューを見る
京極さんの本はお弁当箱みたいに分厚い本で読むのが良いとも思うのですが、最近の読書はもっぱら通勤時間なので、分冊文庫版っていうのは持ち運びに便利なのでありがたい。というわけで、分厚い本も持ってるのに買っちゃったよ、分冊文庫版。上巻だけ読んで感想、というわけにもいかないので感想は後日下巻にて。
投稿元:
レビューを見る
めくるめく京極ワールド。しかし、今回は私の読み取り能力の低下のせいか、「ぬっぺっぽう」に関してどうも話の流れが分からなくなってしまった感があったので★3つということで。
「う わ ん」はミステリーっぽい感じで面白かったんですけどねぇ…。
投稿元:
レビューを見る
一見バラバラの事象がやがて収束し、パズルのピースのように物語を構成するパターンはもうお馴染み。今回も楽しませてくれそう。
投稿元:
レビューを見る
関口がっつりがお久しぶりな感じ。
朱美さんもお久しぶりです!
妖怪たくさんで楽しい。まだまだ支度中。
投稿元:
レビューを見る
あれは。
あれは私だ。
私が樹の下に立っている。
関口君の夢から始まる「支度」。
「ぬっぺっぽう」関口君の韮山での村探索、「うわん」狂骨で出てきた朱美がやたら死にたがる村上を拾う話。紡がれた話がどう絡んでいくのか楽しみな第1巻。
おちゃめな京極さん……の前に、御大将まだ出ていらっしゃいません(笑)
投稿元:
レビューを見る
地図にない消えた村や謎だらけの薬売り。
興奮する展開でこのばらばらの話がどう繋がり纏まっていくのか楽しみ。
そして朱美さんが登場したのが嬉しかった。
関口くんは一体どうなるのか。中々あの状況に馴染んでいるようだけど。
投稿元:
レビューを見る
シリーズ6冊目にしてとうとう、分冊文庫版に手を出してしまいました。
あっという間に読み終わってしまいました。
今回は謎の風呂敷を広げるだけ広げて終わりという感じ。
関口さんが相変わらずわけのわからないトラブルに巻き込まれて、今回は警察?に捕まってしまい、また出てくるとは想像してなかった、狂骨に出てきた朱美さんが登場して、自殺志願の男の人に巻き込まれ。。。
いつも、厚い本の半分くらいまでは何が何だかわからないから、次の中巻までは、まだ曖昧模糊のままかも。
投稿元:
レビューを見る
「知りたいですか」。郷土史家・常島なる男の蠱惑的な囁きは、関口巽を杳冥の中へと連れ去った。昭和十三年、伊豆韮山付近の集落でおきたという大量殺人は果たして“真実”なのか。かたや“死にたがる男”村上兵吉を助けた朱美は、妖しき結社「成仙道」の勧誘手口を知るが、そこにもうひとつ疑惑の影がさす。
投稿元:
レビューを見る
なぜか上巻だけがない永山図書館。他館から借りてもらった。便利な世の中になったもんだ。
京極堂シリーズ第6弾。「宴の支度」で文庫3冊、更に「宴の始末」へ続く。
昔はノベルズで読んでたけど、あまりの厚さ、鈍器にはなれど枕にも最早なりゃしないし、腕が痛くなる!
分冊万歳。