電子書籍
【電子百鬼夜行】
著者 京極 夏彦
「二十箇月もの間子供を身籠っていることができると思うかい?」。昭和27年の夏、三文文士の関口巽(せきぐちたつみ)は東京は雑司ケ谷にある久遠寺(くおんじ)医院の娘にまつわる奇怪な噂を耳にする。しかも、密室から煙のように消えたというその夫・牧朗は関口の旧制高校時代の1年先輩だった。
姑獲鳥の夏(1) 【電子百鬼夜行】
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紙の本百鬼夜行−陰 文庫版
2013/07/30 22:11
百鬼夜行ファンには美味しい作品
5人中、3人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:柚子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
本編の事件の核になる人物の行動理由を憑いた妖怪で説明してる感じ
2019/03/06 18:14
幕開けにして金字塔
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
京極作品の素晴らしい入り口であり、そして衝撃作!
何度読み直しても色褪せないほど内容ぎっしり。
まさにオススメ!
2019/10/05 22:56
名作と聞いて
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:クルクル - この投稿者のレビュー一覧を見る
最近にミステリーを読み始めて、島田荘司と綾辻行人を読んだ。色々と調べると京極夏彦の名前を至るところで耳に入った。いざ、有名な百鬼夜行シリーズを読んでみるとおどろおどろしさと読み応えをあわせた、最高の一冊だった。
紙の本百器徒然袋−風 文庫版
2013/11/17 11:57
無題
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:さかひろ - この投稿者のレビュー一覧を見る
とにかく面白い
紙の本百器徒然袋−雨 文庫版
2011/04/03 14:38
恋に落ちました
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:風鈴音 - この投稿者のレビュー一覧を見る
薀蓄大好き!長編大好き!しかもシリーズならなおさら大歓迎。
そんな私でも、殺伐としたシリーズを読破した後に待っていたこの何とも痛快でほっとするこの1冊には、がんばった(いや。好きで読んでただろ?という周囲の感想は抜きにして)ご褒美をもらったような気分になりました。
この楽しみは、シリーズをここまで読んだ人にしか味わえないもので、京極堂一味その他を知った人だけが楽しめるものです。
しかも、それまではその奇矯な言動と麗しい見目には存在感を感じていたものの、ここに至るまでは特に気になっていなかった榎津礼二郎さま。
私は、「山嵐」での彼の「お腹ぺこぺこのぺこちゃんだ!」の一言で、すっかり恋に落ちてしまいました。そう。見事なほど、『ぽっっとん!』と。
恋焦がれるヲトメにとって、これからのシリーズでは、礼二郎さまのご活躍を願わずにいられないのです。
電子書籍魍魎の匣(3) 【電子百鬼夜行】
2024/04/14 08:39
「なんて話を考え付くんだ」の一言に尽きる(ネタバレ多め)
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:どら - この投稿者のレビュー一覧を見る
一見関係のない話が実はつながっていたというのはミステリーの手法の一つではあるが、今回は本当は関係なかったはずなのにつながってしまった結果起こった悲劇というべきか
今回も犯人はわりとそのまんまだなーと思いながら読んでいたが、そんなことが全く気にならなくなるくらい面白かった
次々と明かされる真相に「どうしてこんなことに…」と頭を抱えながら読み進めていった先に迎える衝撃の結末。という安い言葉でしか僕の語彙力では伝えることができないのが悔しいですが、みなさん読みましょう
あとやっと榎木津さんの魅力がわかりました(笑)
電子書籍ぬえの碑
2024/01/20 17:06
異種のミステリー小説
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:さくら - この投稿者のレビュー一覧を見る
日光に引き寄せられたそれぞれに疑問を持つ人物が自分の抱えた疑問と対峙する。描写が独特で自分の中に落とし込むまでに時間が掛りました。
登場人物が個性的でうらぶれた日光の 登場人物が独特でうらぶれたた日光の裏町が作品の醍醐味になっていました。
面白く拝読しました。
紙の本百鬼夜行−陰 文庫版
2022/06/05 19:19
百鬼夜行シリーズの大長編群の外伝
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:まなしお - この投稿者のレビュー一覧を見る
京極夏彦のデビュー作「姑獲鳥の夏」から続く百鬼夜行シリーズの大長編群の外伝のような短編集です。長い長編の中に出てきた登場人物の一人に焦点を当てている。そのため、先に百鬼夜行シリーズの長編群を読んでいたほうが良い。というかそれを前提にしていると思う。どの長編に出ていた人なのか、どのエピソードにつながるのかというのを考えながら読むのもまた楽しい。
電子書籍百器徒然袋 風 【電子百鬼夜行】
2021/02/07 22:24
百器徒然 風
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Keito - この投稿者のレビュー一覧を見る
榎木津率いる(率いてないかもしれないけど)薔薇十字探偵社の面々のお話である
榎木津と中禅寺が出てくるとやはり面白いなと思う
榎木津の周りのものが被害にあい美味しいところを持っていかれるという気がしないでもないけど面白い
電子書籍今昔続百鬼 雲 【電子百鬼夜行】
2020/09/27 23:42
今昔続百鬼 雲
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Keito - この投稿者のレビュー一覧を見る
多々良先生と沼上君の妖怪を追い求めての珍道中
その中で奇妙な事件が起こったりしてそれを解決……?していく様が面白い
最後のお話ではお馴染みのキャラクターが登場してまたそれも面白かった
2020/07/10 18:09
その日、私は運命に出会った
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:釦 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ああ、どうして私は京極作品にもっと早く手を出さなかったのか!!
怖い話が大の苦手で、京極夏彦=ホラー作家として認識し、敬遠していたのがひたすらに悔やまれる。ホラーというより、超絶頭のいいミステリだった。こんなに私の好みのツボを連打してくる作品に出会ったのは久しぶり、いや、初めてかもしれない。
私はこれを読んで、人生初、「推し作家」という概念を"理解"してしまった。
好きなところがありすぎてここでは語り尽くせないし、ネタバレになってしまうので詳しくは述べないが、物語序盤の量子力学と鬼のくだりで私は陥落した。完堕ちだった。
「ホラーなんだよね、読み切れるといいな」そんな風に読み始めた私が、である。あまりに綺麗な即落ち2コマだった。なんだこの本めちゃくちゃ面白い。
前述した量子力学の話もそうだが、全く別の分野だと思っていた話題が結びついて語られるたび、私は「その発想はなかった!」と唸り、叫び、ため息を吐き、天を仰いだ。
随分と騒がしかっただろう。なにしろ深夜2時ごろのことである。近所迷惑もいいところだ。アパートのお隣さんごめんなさい。
そして何より私が一番感服したのは
「文章に無駄がなく、伏線回収が鮮やかであること」
「京極先生のあらゆる方面の知識量がえげつないこと」
いや本当に、これがプロの文章力…ッ!!かないっこねぇじゃあねえか!!って感じだった。圧倒的だった。
そうだよな、だってプロだもん。痺れたし憧れた。読み進めるたびに背筋がゾクゾクした。このゾクゾクは私の嫌いなホラー的なアレではなく。たぶん一種の快楽的なソレ。まじで気持ちよかった。何なら読後は絶対脳汁が出てた。その証拠に頭が痺れていた。夜通し読んで寝られずにSNSで感想を吐き散らかした。
IQ3くらいの脳味噌で「好き…」と繰り返しながら、興奮と好きと面白いという感情が高まりすぎて涙した夜を、私はこの先ずっと忘れないだろう。
私はまだこの『百鬼夜行シリーズ』を読んでいる途中だが、姑獲鳥を始め、物語に出てくる要素全てがほんっっっっとうに私好みすぎて苦しい。京極先生、私の性癖知ってるんじゃない?ってくらい合致している。
今のところ、そこが一番ホラーである。
2020/01/17 21:30
陰摩羅鬼の瑕(3)
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投稿者:Keito - この投稿者のレビュー一覧を見る
読後の感想は「こういうことになるのかぁ」という感想
一見無理くりに見えるけどあり得ないことはない
確かに途中で◯◯だったら嫌だなぁと自分の解釈が間違っていることを願ったけどそうなってしまった
だけどそうなってしまった事をキッチリ証明してくれたから納得いった
面白かったです
2019/11/19 21:39
陰摩羅鬼の瑕1
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投稿者:Keito - この投稿者のレビュー一覧を見る
いつも話が長いので読みきれるかなと思いきやすぐに読めてしまう程に面白い
いつもの榎木津さんや関口さん木場さん等が登場するが中禅寺は話にはのぼるが登場はまだである
しかしながら面白い
今回は鳥の城と呼ばれる建物でおこった長年に亘る未解決事件「花嫁連続殺人事件」らしい
2018/05/20 17:25
主人公たちが危なっかしいぞ
0人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
妖怪愛好家の二人組のフィールドワークの記録...ではなく、ひたすら危なっかしくてトラブルにぶつかってばかりの冒険小説(?)最後のエピソードにはあの人が!
紙の本百器徒然袋−雨 文庫版
2017/05/03 16:54
みんな生き生き(笑)
1人中、0人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
榎木津による快刀乱麻な短編集。榎木津が絡むとあの京極堂さえ別人のように いい性格(笑)になるあたりが素晴らしい。