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紙の本
護る者に狙われる
2015/09/17 16:34
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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
妹の瀬奈の身柄を盾に、大宰府政庁によるクーデターの傀儡とされてしまった星宮エイジは、10年前に世界の滅亡を引き起こした大悪人として、そして現在、世界に対して反逆しようとしている犯罪者として、国連を中心に命を狙われることになる。
大宰府政庁の十人衆「三の手」柊義経大佐が星宮エイジに命じてきたのは、“猛々しき石神”が支配する山口に侵攻し、要人を確保することだ。
一度は政庁により逮捕されたはずの紅鈴少尉もなぜか釈放され、再びエイジは命を狙われることになる。作戦に同行する「四の手」壱与の心中も読めない中、十人衆の思惑を脱し、妹を助け出すことが出来るのか?
かつて能力の暴走から大罪を犯したエイジではあるが、いまは妹を助けると言う目的を果たしつつも、犠牲者を出さない方法を取りたいと考え、実行している。しかしそんな彼を殺そうとする国連は、大儀のため、無辜の民を犠牲にしてでもエイジを抹殺する作戦を遂行してくるのだ。
そんな中、表面的にはエイジの見方であるはずの十人衆にも、相反する動きが見え、誰を信じられるか分からない。結局、敵と言う立場がはっきりしている鈴が、最も使いやすい駒となっていることが皮肉ではある。
このまま、日本を西から塗りつぶしていく戦いを単調に続けるのか、はたまた何か大きなイベントが起きるのか、展開はまだ読みきれない。
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