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この作品でRチャンドラーとフィリップ・マーロウを知り、こんなに格好いい探偵がいるんだ、と思った。久しぶりに読み返したら、やっぱえーわー。でも屁理屈こきすぎかも。実際このひとと会話したら、ムカつくか意味がわからなくてキョトンとするか、どっちかかも(笑)。
Eグールドが主演したという映画を観てみたい。機会があったら。(2005-10-14)
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あらすじは、私立探偵である主人公がバーで出会ったある男と仲良くなって国外に発つのを見送るんだけど、彼が殺人容疑で追われているということになって、主人公も疑いがかけられて、その疑いは晴れるんだけど、何ごとだと思って調査を始めたら、いろいろなことが起こって・・・みたいな感じ。これはハードボイルド小説の代表。ハードボイルドって「若者よ、ソープに行け」っていうイメージだけで、実は言葉の意味はよくわかんなかったんだけど、読んで分かっちゃった。とにかく、主人公のフィリップ・マーロウがかっこよすぎ。正直ストーリーはつまらんし、クイーンみたいな本格ミステリを愛する俺に言わせりゃ、こんなものはミステリでも何でもないが、このキャラと文体だけで十分面白い。おまけで5つ星にしといた。ひたすらキザだけど、それがいいんだよね。そして思ったんだけど、村上春樹はレイモンド・チャンドラーのかっこよさを、所謂喪失感的なものをブレンドしながら、好き勝手しながら自分流にキザに書いているという説明が一番しっくり来る。ブローティガンやヴォネガットの影響うんたら、っていうけど、俺が読んだ感じだとチャンドラーが一番近い。
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すげぇ・・・スゴイです。最後まで読んだ時、本当に「長いお別れ」であったとジーンと実感。素晴らしい作品でした。
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これはチャンドラーの最高傑作でしょう。映画好き、読書好き…だれにとっても宝のような名場面が心に残ります。
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「コーヒーをつぎ、タバコに火をつけたら、あとは僕についてすべて忘れてくれ」
チャンドラーの最高傑作。
名言「ギムレットには早すぎる」を聞いた途端涙が溢れ出ます。
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ハードボールド小説の金字塔、私立探偵フィリップ・マーロウ・シリーズの最高傑作。
カッコイイ男って、こういうこと、かも。
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男とは、男とは・・・。カッコイイとはこういうことさ。永遠のヒーロー。息子の代まできっちりと伝えていきたい作品です。
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ミステリー面は私には難しすぎたが、それを有り余るほどの引力のある小説だった。今後、何度も何度も繰り返し読む事を確信出来る、そういう小説は沢山はないと思う。満足。
「コーヒーをつぎ、タバコに火をつけてくれたら、あとはぼくについてすべてを忘れてくれーー」(裏表紙より)
こんな台詞、そうそう言えません。
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『相棒』5thシーズンの高橋克美演じるところのチャンドラー探偵社マーロウに惹かれて購入。淡々とした文体が実に素晴らしい。謎解きは、引っ張って引っ張って、落とされましたぜ。こりゃもう一度読んでみないとね。
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ときどきハードボイルドが読みたくなる。でも、熱心なファンじゃないので、名作と呼ばれるものを読むことになる。この本は名作中の名作で、なおかつこれまで二度読んでいるので、間違いがない。だとすると、ハードボイルドじゃなく、この本を読みたくなるだけかな。
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ハードボイルドの名作。ミステリとしても秀逸。あの名ゼリフがどんなシチュエーションで言われているかを確かめるのもいいかも。探偵小説が好きじゃない人でも、一度は読んでおいて損はありません。未読なら、是非。
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多くの名セリフで伝説的な作品にして、チャンドラーの生み出した、世界一有名でカッコいい私立探偵フィリップ・マーロウの長編としては最高傑作。
マーロウの名を尋ねるリンダの、『eがつくの、つかないの?』のセリフだけで、孤高の騎士を手玉に取る稀代のヒロインであり悪女になり得た・・・というのは絶賛しすぎかなぁ?
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サスペンスというかハードボイルドっです。ロバート・アルトマンの映画の中では主人公のフィリップ・マーロウはネコを飼っています。ネコの為に尽くします・笑。
最近、村上春樹版が出ましたね〜。
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亡き父の愛読本という理由で今までずっと避けていたのだけれど、評判どおりの愛すべき本だった。 (2007.7.11 読了)
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ハードボイルドの大家、レイモンド・チャンドラーの代表作。未だに多くの作家に影響を与えるフィリップ・マーロウという探偵はこの作品から生まれた。手当たり次第、名作の新訳バージョンを量産している感のある村上春樹が先日新訳版を出したが、それこそ無粋というもの。やはりこの清水俊二訳以外は読む気にならない。それが偏狭で希少種なハードボイルドというものへの礼儀であり、フィリップ・マーロウの生き方への賛辞でもあると私は思う。