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これって、わたしが1番マンガを吸収していた時代だなぁと思います。
その時代のわたしよりも、ちょっと年齢が上の人たちの物語という感じです。
主人公は、若き日の焔燃。
なにをするわけでもなく、でもわけのわからない自信だけはあり、選ばれた物の恍惚と不安の間をいったり来たりする。
この「なにをするわけでもなく、でもマンガ家になろうとしている」というところのせいかもしれませんが、なんとなく、わたしには、「男おいどん」を思い出させました。
まぁ、「男おいどん」は、すごく一般にわかるようにかかれていますが、こっちは、オタクの心をとらえるようにかかれているという違いはあるのですが。
若き日の庵野監督や、ガイナックスの人たちが出てきたり、その頃連載されているマンガが出てきたりと、かなり楽しめます。
そうそう、「みゆき」だよなぁとか、おぉ、「うる星やつら」とか、矢野健太郎だ!とか(笑)
そして、トンコさんが、なんていうか何でも理解してくれて、少年の日の幻想というかなんというか、メーテルみたいだと思いました。
楽しいです。デビューまでの物語になるんでしょうか。
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時代は廻るんだなあと実感しました。
昔の話のようで、今にも通じるものがあります。
とりあえず、とにかく面白い。
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滅茶苦茶熱い漫画!そして面白い漫画!面白いだけじゃなく、「あるあるw」と思わせる箇所も多くあります。劇中の「また……また細野不二彦にやられた――っ!」にはお茶吹くと同時に、凄い共感できました。自分では何も生み出してないくせに、「くそ、そのアイディアは俺も考えてたのに〜!先にやられたーorz」ってなることありますよね?え、ない?^ω^;
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青いっ!青すぎるっ!!
あだち充が憤り、高橋留美子が侮蔑する(帯コメント参照)ほど、青ずっぱい大学生活をおくる若者の名はシマモト…いや、焔 燃(ホノオ モユル)。
『燃えペン』・『吼えペン』とはちがう、まだ駆け出しの頃の彼の姿は、ガガーリンから見ても青かった。
同期生には著名な漫画家、アニメーターも入り乱れて、ほぼノンフィクションの群像劇に身悶え必至。特に庵野秀明との出会いは衝撃。★
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30代後半以上のちょっとでもこの世界に興味のある人間にとっては猛烈な面白さ!
ただの評論家の評論ではなく表現者による評論?作品なのが良い!(上から目線だ(笑)
矢野健太郎が大阪芸大だったのは知らなかった。
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ありますよね、大学生って、こういう根拠のない自信を持ってるものですよね。実はそれは不安の裏返しだったりして。漫画やアニメ業界に興味の無い人でも、共感できたり笑えたり楽しめる漫画だと思います。
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庵野秀明、高橋留美子、あだち充などが実名で登場。青春の一著「炎の転校生」の作者が描く、半自伝的青春群像ギャグ漫画(たぶん本人はギャグだと思っていない)。作者の中二病加減がいちいち笑える。半分ネタだろと思っていても、いや島本氏ならありえる…というところも含めてキャラ勝ちな一冊。個人的2008年コミックベスト3!
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もうね、島本先生ダイスキ!あとこの作品の中ではカントクくんが重要な登場人物となっているので、そこもヨシですわ!あの伝説の庵野ウルトラマンを別の作家の視点で語るって、すごいです。
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テンションの高さが魅力の一つ。
読むとこちらのテンションも2割増。
マンガやアニメに興味のある人には、共感することも多いはず。
大学時代の庵野秀明が出てきたり、あだち充や高橋留美子の作品を批評したりする場面も
このマンガならではで、ワクワクさせてくれる。
島本先生には、これからもぶん回し続けていただきたい。
もしも、なれなかった時のことなど、
考えている奴は、
なれないんだよ!!
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文句なし。面白い。
2巻になると、少しパワーが落ちている感じがするので
1巻をプッシュします。
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何もかもできると信じ、何もしなかった、悶々とした青春時代を送ったことのある人は、きっとこの作品に共感できるだろう。青春漫画の傑作である。
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いわゆる「漫画家漫画」とはちょっと違う、読者視点での80年代漫画・アニメ文化史とでも言うべきもの。教養的価値すらある作品。濃い作風だけどかなりストレートに青春していると思います。
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や~、おもろい!大阪芸大は今も変わった人たちの集う大学だと思うが、当時はもっとすごかったんだなあ・・、特に衝撃的なのが庵野監督との出会い。巻末に島本先生との対談も載ってる。いまだに、一発当てたいと野望もやしてる島本先生に対して、作品が成功した先に何かあると思ったら何もなかったという庵野監督の言葉が胸にきた。一人でいるのが怖くなった…ヒットしたって、いいことより悪いことのほうが多い…、うーん。だとすれば到達することよりも、その地点をめざして突っ走ってる期間のほうが幸せなのかも。
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3巻まで読了。あるのは根拠無き自信だけでやるやると言いながら言い訳ばかりでなかなか行動しようとしない主人公に自分をダブらせるという自虐的な読み方が出来るって意味では嫌いじゃない。
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20年以上前のアニメ世代なら楽しめる内容です。島本・庵野って1つ年上なのでほぼ同じようなことやっているなと(笑) しかも大阪出身なので二重に懐かしい。私も就職して最初にやったことはTVとビデオデッキをローンで買うことでした。