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最終巻。どうしようもない後味の悪さは持ち味だからいいけど。ロボというより生き物っぽくしたのも上手く進行させたか。語りが多くなりそうな展開なのでこのへんで。
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後味が悪い。もやっとする。読み終わったあとにぼーっと考え込まされてしまう。鬱屈してるのにどこか爽やかな漫画。
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2012.1
ウシロ。大量殺戮作戦。
というか、次の世界への引き継ぎ、ウシロもいいなと思ってたんですけど。似合わない感じと、一人だけ仲間と同じ道を辿れない、孤独な感じが。
マチの兄が唐突すぎたのと、ルールの理解に気をとられて、最後の余韻があんまりなかった・・・
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話は全体的に暗いが内容は面白い。
時間軸的に、エヴァ→ぼくらの→未来日記と流れていったのかなと。
ロボットものと思いきや人間ドラマものです。
分別のある中学生に読んで欲しい作品w
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あんまりすっきりしないって聞いてたけどこれはこれで個人的には満足だなーと思った。
宇白は、なにも事情を知らなければ悪魔、鬼畜と思える行為を選択し、それに及んでまでも、自身の世界を守るためにジアースを動かした。それに一番感動したな。
やっぱりこーゆー、「戦いたくないのに戦わなくちゃいけない」という理不尽さが、創作上の戦いには欲しいな。人間は本質的には争いを好まないと信じたいから。
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あの演出はずるいなあ(´Д`)
ア二メ見て気になって買ったけど考える内容だった。曖昧な感じの終わりだった気も。でもその中の一部だと思えば納得もいくかな。
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図書館で全巻借用。
毎回人が死ぬという前知識だけで読んだ(アニメ未視聴)。
色々予想を裏切られる展開。特に十巻のは完全に予想外。
だけど、だからある最終巻のエピローグ。
設定もすごいけどまとめきった作者も凄いわ。マチの最終話だけはよく分からなかったけど…
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最終巻。
最後のパイロットとなったウシロ。戦闘に勝利したかと思えたが、コックピットを開けてしまったがために、最後に重い決断を迫られる。
最後まで残酷な展開だった…。
たくさん、たくさんの人が死に、戦いはすっきりと終了したとは言い難い。
それでも、読後感はどこかすがすがしい。
結局ゲームは次元を変えて続いてゆき、何の意志によるゲームなのかは最後まで明らかにならない。
コエムシは言う。
「ただの自然現象だよ」
…たしかに、極端に残酷な例であるだけで、似たような現象は今のこの地球上でも絶え間なく続いているのかもしれない。
誰かの存在を生命を犠牲にしてほかの誰かが生きながらえていく、そしてその誰かも順番がまわってくればほかの誰かの犠牲となって死ぬときが来るかもしれない。それは確かにごく自然な摂理だ。
ごく個人的な世界と、宇宙規模での世界と、そのどちらにおいても命はとらえられている。ごく個人的な世界も、それだけで完結するものではなく、周りの人たち、一般社会、国、組織、世界と少しずつつながっている。
個人と、世界と、どちらが大事か、なんてわからない。
けれど私たちは世界の命の連鎖の中に存在し、それでも自分の目に見えるもの、手の届くものをただ大切に握りしめて生きていくしかないのだ。
そういうことを、静かに実感させられる物語だったと思う。
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一気に読み終えました。
コエムシの「自然現象だ」っていうセリフが深いなーと思いました。
誰にでもいつかは訪れる死。
それを突如つきつけられた少年少女、人間たちの決断と想い。
色々な出来事のメタファーに思えました。
醜く美しい人間という生き物とそれをとりまく世界。
作者様にただただ感服です
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ウシロの話は結構意外だった。というのも、非常に緻密に計算されたストーリーの結論として、著者が伝えたかったことはこれなのかと。
一見ロボット物だけど描かれているのは中学生の心情…と見せかけて、最終的には子供が操るロボットによって罪のない市井の人々が次々と死んでいくのを見せたいという、既存の勧善懲悪ロボット作品への少々趣味の悪い反抗のように思われてしまった。「それがセカイ系だよ」と言われてしまったら、何も言い返せないけど。
中学生の心情といっても、現実離れした問題を密かに抱える相当に変な連中ばかりで、正直言って感情移入は難しい。特にチズとモジの話は薄っぺらく、なんだかなあと。単純なきらいがあるにしてもマキの話が安心して読めたし、読み応えがあったのはキリエの葛藤くらいだろうか。
とまあ批判的なコメントばかり思い浮かぶが、一読に値する作品だとは思う。単純にSF作品として面白いので。
あと他の人のレビューに「中学生に読んで欲しい」という意見があるが、よくわからんなあ。中学生がこれを読んだ所で、邪気眼に目覚めることはあっても、中学生として知っておくべき何かを得られるとは到底思えないし、著者もそんなことはつゆほども考えていないと思う。少なくとも「何も知らない中学生」から随分と歳をとったおじさんはそう思うぞ。
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感想。ネタバレ。アニメ全話視聴後に漫画を読み始めたのですが、断然漫画の方が好きですね。特に終わり方。マチとウシロくんの関係性。コエムシの心的成長。
マチがウシロくんを好きになって、告白して、夜お誘いするシーンは読んでいてかわいらしく、普通の中学生だな、マチが幸せになってジアースの戦いが終わればいいのになと思った矢先の銃殺で…鬼頭先生ふざけんなと思いましたね。でもこのことをきっかけにコエムシが人として成長を遂げるので…マチの死は無駄ではなかったな…と。
ウシロくんの最終対決ではかなちゃんに暴力をふるっていたことを悔やんでいる描写にウシロも大人になったなと母親のような目で喜びました。ウシロくんが敵パイロットを殺すためにその地球上の人々を殺して行くシーンは苦しかったです。
ぼくらのは読んでいて精神的に苦しくて辛かったのですが、つまらなくは感じなかった。むしろ面白かったです。
みんながそれぞれ自分の地球を救うために戦う姿は子供から大人へなるための覚悟のようにも見えました。
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心に残る作品でした。結末に賛否両論あるかと思いますが個人的には綺麗でスッキリとした終わり方だったと思います。オススメ出来る作品です。
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通巻感想。子供達の苦悩は、ヒロイック・シンドローム的な部分もあわせて、大人びてはいるけどなんか分かる。実際子供って、大人が想像しているよりも、多くのことを考えている。それがきちんと描かれている感。そして、子供を死地に追いやらざるを得ない大人達の苦悩にも、鬼気迫るものがある。生きることは、誰かと繋がることだし、繋がるには言葉や態度にしていかなければならない。確定的な死を前に誰と、何と繋がるのか。自分の死の価値は、何かと引き替えにできるものなのか。決して長くはない話数の中で、15人+αのそれを描き分けている。
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ようやく手に入れて一気読み。
少年少女それぞれが現実世界での重みや恨みや来し方を振り返り、清算して/あえて清算せず/清算できないまま、命を落とす。
そのいわば死にざまをひとつひとつ描きながら、世界観も明らかになってくる。
個人の謎と世界の謎が並行して解き明かされていく王道パターンだが、その計算の巧みなこと。
そしてやはり少年少女の痛みがびしばし伝わってくる描き方。
彼ら彼女らはそれぞれヒーローではなく、個人の物語の中で決着をつけるだけ。
そこに「命は大切」という無条件な理念はない。
実際、そういう思い込みやイデオロギーを言葉の力で相対化しようと、みんながしている。
このクールでドライだがリアルな人物たちが、それぞれの環境の中で命や生やつながりという「人間的な」概念を見直していく。
金や地位やセックスのことしか考えていない大人よりはよっぽど「人間らしい」。
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読み方大失敗! 11巻だけ残さずいっぺんに読むべきだった。
10巻までのクオリティがとても高かったので期待していたが、間が空いたことでそれまでの流れを忘れてしまい(いちおう10巻から読み直したが)、緊張感のようなものが持続できなかった。
うーん、10巻までは個人的にかなり名作だと思ってたのでこれは何だか残念。