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一番最後の方が少し分かりづらくて、感想をつけるのをサボってしまった。
ドラマとしても戦闘部分でも、それぞれのキャラクターに違った苦悩を与え、ワンパターンに陥ることなくドラマを完結させているのは素晴らしい。
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ウシロの戦いは辛い。この巻はウシロとコエムシ、2人の兄の話だけれど、2人とも妹のために世界を救い、世界を滅ぼしていった。永遠に続いてくこのバトル、なんのために生まれたのか正直謎も多いけれどもいいラストだった。読みきって推しはモジ、強い人だと思うのはダイチとカナ。
1番考えが好きなのはキリエ、1番現実的なのはカコだと思った。自分は間違いなくカコタイプである
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終わった。ぼくらの地球は守られた。ウシロ戦は辛すぎるよ。最後には相応しいかもしれないがきつすぎる。そしてみんないなくなる。彼らの戦いをみんなに知ってほしい。
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平行世界を交えて繰り広げられる死なない地球決め。一戦闘駆動する変わりに、操縦者の命を奪う仕組みはシンプルながらも残酷さを引き出し、命の尊さとその命を持つキャラクターのドラマを作り出すことに成功していた。操縦者の選択肢は“勝って地球を守って死ぬか、負けて地球を失って死ぬか”の2つしかなく、それらは地球の存続をかけて戦うスリリングさ、「敗北=滅亡」という重すぎる責任を描くことに繋がっていた。セリフとしては過去に死の授業(今日自分が死んだとして周りの人間、親や友達の反応を経過毎に書き出していく。)をしていたキャラクター(宇白順の育ての父。教師。)が発した「死を考えることがないから、生を考えることもない」、コエムシが宇白順に悟すように言った「痛みを与える苦痛を知ってて痛みを与えるより、痛みを与えられる苦痛を知ってて痛みを与える方がより過酷だ。宇白可奈はそれをした」が印象的だ。ぼくらの命は綺麗で汚くて儚かった。