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投稿者:にゃお - この投稿者のレビュー一覧を見る
ノアが可愛いしいじらしくって…
これからアンたちと一緒にいればいいのに。
ダナとハルも一緒にいれればいいのになー。
ブリジットが果敢にも怒ってってしてくれたのが一番今回感動した
新たな妖精二人との対峙
2016/12/24 20:40
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投稿者:まんまる猫 - この投稿者のレビュー一覧を見る
ペイジ工房編です。
舞台は、ペイジ工房本工房から、とある城へと場所を移動。
そこで新たな二人の妖精との対峙を絡めたメインストーリーが進んで行きます。
銀砂糖子爵ヒューは、アンに親切ですけど、職人としてや公的な事になると厳しく筋を通す人なのだな、という感想を持ちました。
シャル×アンも少しづつ進んできている感じで、今回シャルにきゅんとしました。
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淡々とえげつないんだよなぁ。この話。
でも、今回は割りとソフト。ただ、次の巻でその方向に行きかねないかもね。
シャルの過去とか、そういうのが次で明らかになるのかな?
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前巻が良かったので期待していたのですが、今巻は微妙。
確かにアンは頑張ってるし、シャルとの仲も若干進展してるのですが、登場人物が出てきた時点でだいたいの話が見えてしまうのが残念です。
次巻に期待しています。
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新しい妖精さんが登場。
シャルとアンいいなぁ、かわいいv
これからどうなるのかが気になる。わくわくって言うより不安のほうが強いかな。
妖精と人の歴史が動き出そうとしているように思える。
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なんとなく予想できる話ではあったけど、ノアのひたむきな思いが切なく読んでいてほろりときました。
ペイジ工房派が好きな身としては、ただでさえ時間がないのに次々と問題ごとがのしかかってきて、みんな大丈夫なのかと心配になります。無事に聖誕祭が終わって欲しいなあ。
この巻でエリオットの株が上がった。エリオット結構好きだ。
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新聖祭の砂糖菓子を作るためにペイジ工房のみんなとオバケ城にドキドキワクワク泊まり込み! 羽を取り戻してからというもの、シャルからの接近がたまらないです。アンじゃなくても心臓もちません。
銀砂糖師としてのアンの成長だけじゃなく、関わった人と妖精全ての心にあったかいものを残してくれたり、かと思えば王国の成り立ちにまつわる不穏な空気もあり…続きが本当に楽しみです。
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“アンの後ろ姿を見つめる。
彼女は、自分で気がついているのだろうか。チビで、細くて、ひょろひょろした手足ばかりが目立っていた一年前に比べて、自分がすこし大きくなっていることを。
すこしだけ背が伸びて、胸や腰あたりにまるみができて、手足のバランスが良くなった。
小柄だが、すらりとした立ち姿だ。髪の色も、わずかに薄くなった。廊下の窓から射しこむ光に照らされる髪は、艶も増している。
たった一年で、少女が娘へと変化しようとしている。ただし中身は、外見ほど変化はしていないらしい。甘い言葉に応えられるようになるのは、まだまだ先かもしれない。
アンの姿が廊下の向こうへ消えると、シャルはふっと笑った。
生まれもった姿が時間とともに変化するのは、妖精からみると不思議なことだった。
人間という生き物の不可解さの一つだ。しかし、それが愛らしい。リズが子供から大人に変化していくのを見守っていた時にも、それを感じた。
しかしアンに対しては愛しさだけでなく、甘い切迫感が同居している。
その時、背を向けていた廊下の端から視線を感じた。ふり返ると、何者かの影が廊下の角を曲がったのが見えた。ふわりとした、紫色のなにかだ。”
シャル視点の時が楽しい。
自分の中でのエリオットへの印象がだんだん良くなってきた。
ヒューの言葉が悲しい。
アンには強く進んでもらいたい。
次くらいにジョナスまたくる?
“背後に立つシャルの手が、強ばるアンの背を軽くなでた。その手が語りかける。怯えるなと。
——誰一人、逃げてない。だからわたしも、逃げはうてない。
ひと呼吸。深く息を吸って吐いて、口を開いた。
「勝負します」
その言葉に、ヒューの背後に控えていたサリムがわずかに驚いた表情で呟く。
「向こう見ずな......」
ヒューは、にやりとした。
「受けてたとう。アン・ハルフォード」
「どうやって勝負するの?」
「砂糖菓子職人同士の勝負だ。砂糖菓子で勝負するしかないな」
しばしヒューは考えを廻らせるように、顎に手をやっていた。しかしすぐに、視線を右翼へ続く廊下の方へ向けた。
「あの妖精。ホリーリーフ城に住み着いていた妖精がいたな。捕まえたが、なにも食べないで、弱っていると」
「ノアのこと?」
「あいつに判断をしてもらおう。あいつなら、どちらの利害にも関係しない。妖精は、砂糖菓子に関して人間以上に目がきく。美しい砂糖菓子には、本能で惹きつけられる。あいつのために砂糖菓子を作る。砂糖菓子を作りあいつが食べる気になったら勝ち。どうだ?もし二人とも食べさせられなかった場合は、引き分けだ。引き分けの場合も、権利はゆずれない」
「わかった」
勝負の方法など、こだわったところで意味はない。自分の実力が、ヒューにおよばないことは変わらない。ただ勝負をする前に白旗をあげては、仕事をする仲間たちに顔向けができない。だから挑むしかない。
「時間が惜しいだろう。悠長にはしてられないな。期限は、明日いっぱい。明後日の朝には、二人とも作品を作りあげて、あの妖精に見せる。どうだ?」
「それでいい」
「楽しみだ。アン」
そう言って微笑したヒューは、嬉しそうだった。”
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物語としては次の巻とセットで前後編かなという印象でしたが、だからといって導入だけに偏ったものではなく、ちゃんと問題が1つ片付いています。すっきりです。アンたち人間サイドとシャルたち妖精サイドの謎が少しずつ紐解かれて、次の巻がますます気になります!
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シャルが天然たらしで…(*´∀`)
ヒューとの勝負とか湿気で固まった銀砂糖のこととか職人としての面と、シャルたちに振り回されてる面、アンがすごく等身大な女の子だから相変わらず読みやすい。新登場のあの妖精と次も一波乱ありそうでwktk!
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シャルのアンに対する独占力がジワジワと大きくなっていく。
今回はブリジットの不器用さが読んでいて辛かった。
幸せになってほしい。
物語が盛り上がっていくので、
アンとシャルのこれからや、
とりまく人々の今後が楽しみ。
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好きなシリーズです。可愛らしくっていいですよね。頑張る女の子は好きです。
超長生きの美形妖精と少女の冒険・恋愛・成長物語。コツコツといい味出してていいです。少しずつ妖精シャルとアンの恋愛も進んできてほほえましくていいです。あきさんのイラストも好き。
・・・ただ一つ。どうしても私的にしっくりこない点は「超長生き」のシャル・・。そりゃ妖精と人間の尺度は違うとしても、「すっごい年下」のアンと対等恋愛は・・・う~ん・・。シャルの描写が若すぎる・・。本当に少しの違和感なんですけどね。でも、次の巻も楽しみです。
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巻を増すごとに面白くなっていると思います♪
ヒューとの勝負の場面が印象的でした。
シャルのデレっぷりも見どころです。(笑)
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本文P203から引用
「わたし、これを作る」
「これは禁忌の紋章だ」
「ミルズランド王家が、この世から存在を消そうとした紋章だ。それを甦らせるのか?」
「チェンバー家の人は、誰も残ってない。この紋章が人の目に触れたからって、なにかが起こるわけじゃない。それなのに、なんでこの城から紋章をはぎ取ってしまったの?王家の人が不愉快だから?それだけ?でもわたしは、これを王家の人たちに見せるために作ろうと思うんじゃない。これを必要としている人のために作るの。作りたいものを、見つめたいものを、禁じるなんておかしい」
「そんな勝手な言い分、納得できない。誰かの都合のために作れない砂糖菓子があるなら、銀砂糖師の称号も意味がない。求められる最上のものを作るのが、職人だもの。誰かが求めている可能性があるなら、作る。だからわたしは、作る」
「怖いもの知らずだな。ミルズランド王家を向こうに回して」
「わたしは、ミルズランド王家と喧嘩をしたいわけじゃない。ただこれを欲しいと思うだろう、ノアのために作りたいだけ。そう言っても通用しないかもしれないけれど、でも、だからって作らないわけにはいかない」
「作れ」
「おまえが作りたいものを作れ。それでなにが起こっても守ってやる」
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幽霊城に住み着く、たった一人の主に忠実な妖精ノア。
恋愛や銀砂糖だけでなく、妖精に関する謎にも段々と踏み入っています。
命令を守ろうとし、もういない主を誇るノアが切なかった。
前から思ってましたが、現王家の血筋、色々残酷な事やってますね…。
とことん当て馬ポジションなブリジットに幸あれ。
襲いかかる脅威にシャルはアンを守り抜くと決意して、更なる次巻へ。
苦難の連続ですが、巻が進むごとに二人の思いは強まっていきます…。