参考書より詳しいので役立ちます
2006/07/10 22:59
5人中、5人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:キラキラ星 - この投稿者のレビュー一覧を見る
小学校の算数は簡単なのですが、いざ子供に説明するとなると結構難しいもので、時々困ってしまうことがあります。この本は、参考書より分かり易く説明してあって、大人もなるほどと感心してしまいます。中学・高校とつまずきやすい点がたくさん解説してあるので、この先もずっと大事にとっておこうと思います。参考書より詳しい説明があるのになぜ新書か不思議ですが、値段が安いのは本当にありがたいです。
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この頃『もっと数学勉強しとけばよかったな。。』って思うことがあります。別に仕事で必要になった訳じゃなくて、最近、よく読んでる科学系の本を読むうちになんとなくそう思えるようになってきた。帯には・くり上がり・くり下がり・マイナス掛けるマイナスはなぜ、プラスなのか・分数の割り算はなぜ、分母と分子を入れ替えるのか・・・など、算数(数学)は中学で諦めた僕には魅力的なコピーでしたが内容は、これらの『「つまづき」やすい項目をどのように教えて理解させるのか』といった感じの内容でした。つまり対象は、「つまづ」いた人というよりそれを教える人(先生や親)向けって感じ。上に挙げた項目については、なんとなく理解できたけど微分とか数列になるともうダメ。やっぱり、数学はニガテだ。。orz
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移項するとなぜ符号がかわるのかってのがわかりやすかった。今まで機械的にといていたけど、なぜそうなるのかがわかって面白い。
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算数が苦手な私が読んでも理解できる部分が多く、やさしい算数入門書です。一度読んでみる価値ありかもです。
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現在理系ばなれが進行しています。
自分自身、小・中・高と数学がキライではありませんでした。
国語の読解問題に比べて、数学は答えが一つしかないので公式さえ分かってれば
解答できるので好きでした。
この本のタイトルにあるように読んで得意になるかは疑問ですが、
少なくとも読めば興味がわくと思います。
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小学校から高校までに習った算数・数学をごく簡単に説明してくれており、いいおさらいになりました。忘れていた記号∫、Σ、logなどの使い方も思い出させてくれました。
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[ 内容 ]
マイナスかけるマイナスはなぜプラス?
本当の力がつく『数学的思考法』のレッスン。
「くり上がり・くり下がりがわかるコツ」から微分積分まで、「つまずき」を乗り越えるヒントが満載。
[ 目次 ]
第1部 小学校算数の「つまずき」(「数」って何? くり上がり・くり下がりがわかるコツ 検算の大切さ ほか)
第2部 中学校数学の「つまずき」(まず移項と数直線を学んでおこう 「負の数」を含む掛け算・割り算 掛け算記号の省略・累乗・絶対値 ほか)
第3部 高校数学の「つまずき」(記号は単なる言葉にすぎない 三角関数は三角比から理解する 2次関数で学ぶ位置関係 ほか)
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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小中高の算数・数学での疑問を、全てとはいかないまでも払拭。
「なぜ分からないのか」が分かる本。
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算数・数学でつまづきやすい点を、小学校・中学校・高校の三段階に分けて、かみ砕いて説明している。
全体として平易であるため、軽い読み物として楽しめる。算数・数学の基礎であるが最も肝心な点を、そこを理解して学習してきた人にはおさらいとして、そこをおろそかにして学習してきた人には新たな発見として、丁寧に示してくれる。
ちなみに、私は両者入り混じったタイプであり、数式の扱いについては前者、図形とくに立体図形の扱いについては後者に属するようで、図形の面積・立体の体積の求め方がいちばん面白かった。また、それらを求める際の重要概念が「積分」であることを改めて実感。昔、教科書の扉絵すなわち本編とは全く関係ないところにのっていた、円の面積の求め方の概念図がとても記憶に残っていて、この本を読んだとき、「そうだ、あれこそ『積分』だ!!」と心の中で手をたたいたのであった。
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数学が苦手な私が数学をもう一回理解しよう!と思って読んだ本。
やっぱり高校の数学は「つまずき」どころじゃなかったから、これ以前の勉強をしないとなぁ…と思ったけれど、中学数学まではこれを読んで結構理解できました。後はこれをアウトプットするだけという感じ。
学校の先生になる人、なっている人はどこで児童生徒がつまずくのかが分かるので、それを理解する上でお薦めです。
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僕みたいな数学嫌いは、公式の丸暗記とか苦手だし、なぜそうなるのかという疑問が生まれたらそのまま放置して分からなくなっちゃうタイプが多いと思う。(授業がつまらなすぎるっていうのもあるだろうけど)。
本書はそんな躓くポイントを、なぜ躓くのかを説明し、理解するために論理的に学ばしてくれる。テーマごとに多くて5-6ページで単元ごとに読み切ることができるのもすっきりしていて良い。
特に印象に残ったのは面積の公式を説明するところ。四角すいを細かく分割して極小の長方形に集まりとみなす、っていう発想が理解しやすい。四角すいは長方形を三分の一に分割した面積というのもおもしろい。この、みなすとか近似するっていう概念が中々腑に落ちないんだけど、今回で少し親しみを持てるようになれたかな。
微積分も限りなく近づくという概念で物事を考えていると思うけど、その根底的な理論をさらえたかな。どんどん学んで、いつか微積分マスター目指すぞ!
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躓きのポイントを押さえてとても分かりやすく解説をしてくれている。子供と一緒に算数、数学を勉強して行くときに座右に置いておきたい本。
ただ、各ポイントの解説は分かりやすいが、各ポイント同士の繋がりが薄くて、読み物として一気には通読するのは辛い。一気に通読することを想定した本ではないので批判のつもりではありません。念のため。
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小中高生が算数数学でつまづきがちな点を幅広く扱っている。そのため、もっと突っ込んだ説明が欲しい…と、やや消化不良な感になるが、それを満たすことは本書の目的ではないことだけは明らかだ。この本をきっかけにさらに算数数学の世界に突っ込んでいきたいと思わせてくれた。
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2006年刊行。
算数・数学の躓くであろう箇所について解説を加える本書。著者は東京理大理学部教授。
球や錐体の体積の出し方等は膝を打つ解説だったが、よく考えると円の面積の公式の出し方の応用か、とも思う。
逆関数のところは一対一対応の意味を感じさせるものであったが、それ以上の実益が触れられておらず、個人的には舌足らずの感。
高2生以降、時間がある時の読み物としていい感じの書である。
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分かりやすいが、奥深い!
小学生の算数と中学生の数学はしっかり理解して教えられるようにしたい!
高校数学も勉強し直さなければ!