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2011/5/26 Amazonより届く。
2013/1/10〜1/12
ううむ、重い。重い作品である。うちの子供は今五歳の男の子だが、もしものことがあった時、一体どういう行動を取るだろうか。犯人は途中で予想出来るもののそんなことは、この作品では大きな問題ではない。読者の倫理観に訴えかける本作品、デビュー作、天使のナイフに続く問題作。必読である。
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事件の被害者の心理と、加害者の心の闇が描かれています。
読み終わって、これでいいのか、と考えさせられる作品です。
意見が分かれるのでは…。
私は、作品自体は面白かったのですが、結末はなんだかモヤモヤしました。
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重いテーマに、真剣に向き合った素晴らしい内容でした。
加害者、被害者の立場を『紙一重』に表現してます。
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またまた一気に読み終えました。…が、あまりにグロい場面があるのと、結末があれで、本当に良いのか…?というところで、評価下がってしまった。読んでてやりきれない、という思いもありました。
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犯罪の被害者の心理に正面から取り組む薬丸氏の特徴が生かされた作品。今回は幼い女の子への陵辱殺人ということで、テーマがかなり重く、軽い気持ちでは読めないものの、気が重くなるというよりは考えさせられるという感じで悪くない。以下少しだけネタバレ要素アリ。途中で犯人をミスリードしようとして書かれてますが、なんだか中途半端な気がします。それとなくミスリードするならともかく、大半の人であれば途中で犯人には気づくだろうし、それをあえて「そうじゃないかもしれないんだよ」という形での持っていきかたは強引だし、その割りに結末はあっさりし過ぎ。「天使のナイフ」と比べると被害者の家族や身の回りの人との関連性が薄いのであっさりした結末に思えたのかもしれない。
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やっぱり面白い。ただ、最初の人の多さに焦った。後々主要人物が絞られてくるあたりから面白くなったように思う。
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性犯罪という思いテーマのわりには少し表面的だったのでもう少し盛り下げて欲しかった。
ただミステリーとしては読者のミスリードを誘う展開にはやられたし、面白かった。
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犯人の意外性がこの作品のメインと思われるが、犯人の動機や言動についての説明や心理描写が不足していた。また、犯人だけでなく、犯人を追う長瀬刑事の最後の決断にも、心理描写が不足していた。そのためか、叙述トリックに終始しているとう印象しか残らなかった。
だからと言って、トリックの仕掛け方が秀逸というわけでもなく、「天使のナイフ」に比べて格段に劣っている。
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子どもへの性犯罪が起きるたびに、かつて同様の罪を犯した前歴者が殺される。卑劣な犯行を、殺人で抑止しようとする処刑人・サンソン。犯人を追う埼玉県警の刑事・長瀬。そして、過去のある事件が二人を結びつけ、前代未聞の劇場型犯罪は新たなる局面を迎える。『天使のナイフ』著者が描く、欲望の闇の果て(amazonより抜粋)
読みはじめからずっと面白かったのに、最後で「ありゃぁー・・」と見事になってしまいました。
幼児を強姦して死亡する事件が起こると、過去に性犯罪をおかした者が誰かに殺される、という設定でした。
それがなかなか興味深かったのですが、どうして最後の結論がそうなってしまったんだろうって思ってしまう。
このような題材で確かにハッピーエンドはないとは思いますが、これはどうなんだろうと思ってしまう。
でもサンソンの正体は意外でもあったし、その正体がわかるまでの過程は面白かったです。
薬丸さんの小説は面白いです、数ページでこの小説は面白いかもと感じることが出来る作家さんです!
ただこれは結論がちょっと私的には好きじゃない。
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薬丸さんらしい、犯罪を題材にした一作。
これでは幼児に対する犯罪に照準をあてています。
さらに見事に叙述で騙されました。
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幼児への性犯罪がテーマ。それに私刑を行うサンソンは正義か悪か。
サンソンの正体は意外だった。完全にミスリードに引っ掛かった。
ただ、全体的に「天使のナイフ」に劣るかなぁ。
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現代社会の闇の部分を積極的に題材に選ぶことで有名な作家さん、という印象です。
叙述トリックも交えて、読者を飽きさせない展開を得意としている感があり、ストーリー的には「どうなっていくんだろう?」という興味を掻き立て、読み進んでいける♪
人物描写が物足りない、という指摘が多いようですが、冗長な心理描写を延々と読ませられるよりはストーリーに集中できていい、という解釈も出来ます。好き嫌いは分かれるかも、ですがw
個人的には、題材選びとコンセプト(問題提起、現実には簡単に勧善懲悪とはいかない、等)に惹かれて買っただけの価値ありかな、と思います。
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サンソンの正体がすぐわかり、
どうゆう結末になるかな?
どっちでも悔いが残るので、
どこかで物語の方向性を偏重させないと
少し中弛みする
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ペドフィリアを扱った内容なのと結末がなんとも言えず読後感はあまり良くない。犯人は早い段階でわかってしまい、ミスリードも唐突で甘かったのでミステリーとしては…。犯罪被害者の心理描写は真に迫ってた。
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薬丸氏の著書は結構好きでここまで読み進んできたけど,さすがに飽きてきた。どれも話の設定が似てるんだよねー。。。