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愛の在り方を考えさせられる。切ない結末に涙を禁じ得ない。チャンドラーのマーロウ物では押さえておいて間違いない作品だと思います。
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多分女の子は「長いお別れ」よりこっちが好きだと思う。
熱烈なキスのあとにハンカチで唇を拭うマーロウに痺れました。新聞記者さんとの関係にもすっごいときめく。
ハードボイルド小説なのに、どっちかっていうとよこしまな楽しみ方をしてしまいました。
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マーロウの気の利いたセリフがかっこいい。
まだまだ読んでいないものが多いので、時間かけても読みたいな
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「そのとおりさ、ぼくがいえば、いっそう感情的に聞こえる。たぶん、ぼくの考えはまちがっているんだろう。――では、ぼくは帰るぜ。ぼくの桃色の虫はまだこの部屋まで上がって来ないかね?」
早速2冊目を読んでしまった!もったいないーー!!
こういうのって早く読みたいような、大事にとっておきたいような。
あぁ、でも、再読すればいいじゃないの、と思う私。
今回もマーロウはとてもとてもかっこいい。
惚れてしまう。
そして、私は彼のようになりたい!なんて思ってしまったのでした。
ああやってタフな生き方をしてみたいなー
絶対無理だなーなんてね。
事件の方も、おぉ!こうなるのか!!という驚きがたくさん。
なるほど納得してました。
でも、今回は、トリックというよりも、出てくるキャラたちの個性がキラッキラと輝いてるー!
こういうのって、とっても好き。
マーロウにすっかりはまった私なのでした。
【9/28読了・初読・個人蔵書】
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「Playback」より2.5倍くらい楽しめた気がする。
人をからかう皮肉屋でありながら人間臭さを失わない私立探偵フィリップ・マーロウ。彼はなんてマスキュリンな人なんだ…。
確かに、「あく」が強くて、すれっからしで少々グレた女性は小説の世界に
欠かせませんな。
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面白かった。
これも再読だけど、いいのか悪いのか結構筋を忘れていたのでドキドキしながら読めた。
前科者の大鹿マロイが昔の恋人を探すなかで殺人事件を起こしてしまう。それ追っていくマーロウだったが…みたいな感じ。
主人公のマーロウが逆境に立たされた時にでるセリフが面白かった。
大鹿のマロイと一緒にいる時とか、刑事といっしょにいる時とか、要するに自分より腕力とか権力とかが上の相手といる時ほどユーモアが輝いている気がする。感想を書こうと振り返ってみて、好きな場面が冒頭でのマロイの酒場襲撃に出くわす場面と、ランドールやヘミングウェイと話してる場面なことに気がついてそう思った。
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80029.157
二度目の挑戦、見事に成功。マーロウの見方に共感できるところがあった。文章がスバラシイ。
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探偵フィリップマーロウが良い味を出していて、ウィットの効いたセリフが読み進めて飽きさせない。ストーリーや展開はテンポがあり読みやすい。ミステリーの中に人情や人間味が溢れる作品。
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清水俊二訳をやっと読みました。やっぱり、村上春樹訳「さよなら愛しい人」よりも、クールで、タフで、ハードボイルドなフィリップ・マーロウがいます。素晴らしい。また、この大男で、無骨なマロイの純粋な愛情。なぜか、今回気になったのが、老富豪グレイル氏のやはり同じく純粋な愛。こんなにも愛される女の存在は驚異です。でもいいな。
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男前すぎるセリフに、乾いた文書。これがハードボイルドなんだ、と納得。ちょっと臭すぎると笑いながらも憧れたりします。
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翻訳が読みにくいと思うこともあり、一気に読まないといろんな登場人物の相関性がわからなくなることも。。。でも、とてもきれいな文章だと思いました。大鹿マロイ、グレイル婦人、グレイル氏、それぞれ形の違う愛があり、客観的、冷静に物事を見極めつつも、情のあるマーロウは多くの人が言うように、やっぱりかっこいい。
さらば愛しき女よ (ハヤカワ・ミステリ文庫 (HM 7-2))
レイモンド・チャンドラー
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よく分からなかったところもあったし、謎解きもきっと大したことないんだよな・・・。でも雰囲気に浸れた!これって個人的には本読んでて、一番重要かも!そんでフィリップ・マーロウも渋さのなかに軽さがあって好き!
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確かに初っ端で仕事を立て続けにミスするマーロウさん、カッコイイかといわれたら……?いや、後半はタフでイカス男ですよ。つまり、どんどんマーロウに惹きつけられていく感じだったんだな。
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今度のマーロウは、咽喉を締め付けられても薬中にされても諦めない
皆があっと驚くやり方で事件を一気に解決へと向かわせる
マーロウは分かっていたようだが、その推理は最後の最後になってようやく語られる
真犯人を警察に任せるのは、フィリップ・マーロウらしい
ということで、畳み掛けるようなラストは見応えあった
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やっぱり・・・何度読んでも、この作品を越えるハードボイルド作品はないでしょう!あまりにもベタだけど・・・あはは
ハードボイルド作品を読むと、どうしても探偵の原型はマーロウからきていわねーって思っちゃうんですよねぇ><
他のチャンドラー作品も、「長いお別れ」は別として、霞んでしまいますもんね。
それだけ私には本書が鮮烈だったわけなんです。ハメットもいいけど・・やっぱりチャンドラーかなぁ~。
なんといっても、主人公の私立探偵マーロウの人物像が魅力的すぎる。
これこそ男の鏡!みたいな考え方。決して幸せでも大金持ちでもない。でも彼の中には静寂があり、少しシニカルな物言いもなんだか全てが私にはヤバイのである!。あはは
女心をくすぐるんですねぇ~(´゚艸゚)∴ブッ
事件自体はそう複雑ではなく至ってシンプルだけど、翻訳物はやっぱり翻訳者にかかってきくるなぁ~って本当にそう思います。
清水氏の翻訳は素晴らしいと思います。マーロウの人物像を壊すことなく翻訳されているし。
そういえば、村上春樹が翻訳した本が出版されているんですよねぇ・・・。今のところ、触手は動きませんけど。どうなんだろう?