漫画もあります。
2018/11/06 20:48
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投稿者:caroten - この投稿者のレビュー一覧を見る
漫画のものとほとんど同じです。
ですが、個人的には小説の方が値段も安く済むので小説をお勧めします。
新世界を躍動し生き抜け!子供たち
2016/03/09 08:20
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投稿者:ひろし - この投稿者のレビュー一覧を見る
1000年後、人類は幾度かの粛清を受け人口を激減させる中、呪力と言う超能力を身に着けていた。しかし同じ世界には得体の知れない生き物たちが跋扈し、人類は「注連縄」と呼ばれる結界の中で暮らしていた。その世界の外には、恐ろしい「悪鬼」や「業魔」がいて、人間を襲うと言うのだが・・・。
最初読んだ感触が、椎名誠の「アド・バード」に良く似ているなと感じた。バケネズミやミノシロ、ミノシロモドキなんていう不思議な名前を持った生き物たち(アド・バードではインドカネタタキが忘れられないw)が跋扈している世界という設定。なるほどどちらもSF大賞を受賞したという共通点があるらしい。ただアド・バードが基本的にぶっとんだ娯楽小説だったのに比べて、本作品は比較的リアル。その世界に子供たちがどう順応し、成長し、そして真実を見つけ出して行くのかという内容。今から1000年後、価値観や能力等大きく変わっているように見えて、やはり基本は人間で、子供たち。その子供たちがこの世界をどう成長していくのか、続きが楽しみです。
SFだけど現実的
2015/10/26 21:32
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投稿者:チロル千代子 - この投稿者のレビュー一覧を見る
引き込まれるように上、中、下と最後まで読むことができました。
バケネズミに追いかけられながら、真っ暗な洞窟を逃げ回っているシーンが印象的でした。
現実の日常で、毎朝地下鉄を多くの人がせかせか歩いてる姿を見て、バケネズミのことを思い出してしまいました。
働き蟻のような扱いを受けるネズミと、神の力を持つ人間と、それぞれの尊厳をかけた戦いのお話です。
途中、回想のようにものすごい詳しい空想の生き物の話しが冗長だったこと。常用外の難しい漢字が多く出てきて読みづらいのがマイナスでした。
中盤からの加速は留まることを知らず
2015/03/26 10:24
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投稿者:september - この投稿者のレビュー一覧を見る
1000年後の日本。誰もがサイコキネシスを操れるようになった世界。無邪気に遊ぶ子どもたち。でも気付いてしまった。何かがおかしい。なぜこうなってた。誰がこうした。導入部が少し冗長でしたが中盤からの加速は留まることを知らず、500ページ弱読んだとは思えないほどの濃密さリアルさ。中巻でもこのスピードが維持されるほどの展開を見せてくれるのかに期待。
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一部の人間が念動力や発火能力のような超能力を使用することができる、ということがわかって、超能力者と通常の人間の血なまぐさい戦いが起きてしまった後1000年後の世界を舞台にしたSFでした。
私は通勤電車で本を読むことが多く、自宅ではほとんど読まないのですが、この本については仙台ブリッジクラブの帰りに電車の中で読み始めたら止まらなくなって、夜1時半までかけて一気に読んでしまいました。今日のブリッジの出来は日記にも書きたくないほど最悪だったのですが、これはまたべつの話。
風の谷のナウシカで描かれたような廃墟となった世界で、主人公の女性の冒険と成長が描かれています。冒険の部分はハラハラドキドキしながら読めて止まらなくなってしまいます。貴志祐介らしい家畜人ヤプーなどを髣髴とさせるグロテスクな描写もたくさん出てきますが、主人公の女性がさわやかに描かれているので、読後感はいい感じです。
最後の種明かしには納得させられて、それで物語の全体がピシッと締まっています。久しぶりに物語を堪能したなあ、と思いました。
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我慢との戦いに敗れそうになったときに一山超えた。
その世界観は秀逸、だけど、あれ?これ児童書だっけ??と思っちゃう。
上巻は序章に過ぎないんだろう、中、下巻に期待する。
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アニメを見る前に読もうかと買った。
最初は冗長な感じで読めるか心配だったけど、後半からはぐいぐい引き込まれた。
今後の展開がわからず、主人公が心配で本を読むのを思わず止めたのは久しぶりだったな。
続きも楽しみ。
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非常につまらない作品だった。
黒い家や青の炎といった良作と比べると、同じ作者が書いたとは思えない。
内容は、異世界の生物やサイコキネシスの話など、中二テイスト満載である。
好き嫌いがはっきりと分かれる作品だろう。
とてもがっかりした作品だった。
とにかく、ひたすら我慢小説である。
話が展開するまでがとても長すぎる。
物語を構成する上で、必要ではない情報が至るところに散りばめられている。
本作品は3部作で構成されているが、必要な箇所だけで構成すれば、1冊で事足りるのではないだろうか。
自分には、なぜ、この作品がamazon等のレビューで高く評価されているのかが、まったく理解できなかった。
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上巻はまだ設定に関する説明も多い。一気にのめりこむというわけではないが、夏季キャンプが今後の重要なキーになるんだろう。
どうやら悲惨なことが起きそうだし。
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和製ハリーポッター的な感じかなと思っていたら、後半一気に引き込まれました。
綿密な背景設定とそこから一気に引き込む描写力はさすが。今後がすごく楽しみ。
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2011/1/16 Amazonより届く。
2021/2/25〜2/27
物語の舞台は1000年後の日本。サイコキネシスを操る少年少女が知る驚愕の過去とは。また、規範を破ることによって身に迫る危機に必死で対応する子供達。この後どうなるのか。中巻へ。
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読みはじめると止まらない。
ただ苦手な人は苦手だろうなぁという印象。
私は大好きです。
ミノシロモドキがほしい。風船犬は怖い。
上巻はバケネズミのコロニーで一息ついたところまで。
なぜか秋山瑞人と冨樫義博の作品を読み返したくなった。
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想像力をフルに働かせないとついていけない。文化・動物・人物など物語の世界観をここまで作り上げる貴志さんは本当に凄い。今後どう展開するのか楽しみな上巻。
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上巻のみ読了。前半は世界観がわからず読みにくいが、後半からどんどん続きが気になる内容に。ファンタジー色は強いがそれほど人を選ばないと思われる。
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独特の世界観。上中下と一気に読破。
ぞくぞくするような未知の生物や、人間社会の変貌、少年少女のやりとりなどあり。この世界観をぎゅーーーと本にまとめて書き上げたことに感服。
映像化は難しいだろけど、見てみたいとも思う。