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ああこの坂を転げ落ちるような…!!
非常にじたばたしました。いいところで切るなあ!うまい!
にしても(中)は開始から二百頁ばっかしずっと蘊蓄でうけた。結構な分量ですよ!相当おもしろいけどさ。
にしてもうぶめに思い入れのある人間としては、ウッフリする反面哀しさが募っていったり…。うーん。
本当に哀しい。悲しいっつーか哀しい。
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■内容(「BOOK」データベースより)
由良由良由良。頭から離れない。あの青白い顔が。あの硝子玉の目玉の鳥の死骸の群れが―。伯爵家での事件を解明できぬまま、警察を辞めた伊庭銀四郎。再び疼きだした心の傷を癒すため、伊庭は京極堂に赴く。一方、「鳥の城」では関口が花嫁・薫子を護っていた。だが、僅かな時間、薫子は一人になった―。
■感想
前作で京極シリーズからは離れたつもりだったけど、オンモラキ(※俺屍/赤羽根天神参照)ときいては黙っていられぬ!と思って読みました。
白昼夢のような前作と比べて、多少昔の雰囲気に戻ってきたかなという印象。
だんだんとエノさんが躁病ぽくなっているのは、関口がだんだんと鬱病をひどくさせているからか。
「犯罪という自覚がない場合、罪の意識は芽生えない」
これはとても深い命題に思います。
ここ最近…というより、だいぶ前から万引きが流行していますが、特に学生の若い人には犯罪という意識が欠如している様子。つかまっても謝ればいい、または親がきて親がお店にキレる…正直、意味がわかりません。
由良昂允は良識のある人だから、これが殺人であることを、犯罪であることを理解したけれど、彼らは良識のかけらもない。むしろ「普通」に育っているはずなのに、これはあまりにもひどすぎる。
教育って重要で、大変だなあと思わせる一冊です。
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順調に中巻も読破。
ちなみにノベルス・文庫・愛蔵・分冊版と様々な形でこのシリーズは出版されていますが、一番割高であろうと分冊版で読むのが私のこだわりです。
なぜなら文庫版は分厚いから、などという野暮な理由ではなく、本棚に収めた時に漆黒の背表紙がずらっと並ぶのがかっこいいからw
あと分冊版についているしおりを繋げると妖怪が現れる、というところもニクイっすね。
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京極堂! 京極堂!
いっぱい喋った! うおー大好きだ!!
なんか榎さんの印象が変わった1冊。
もっと傍若無人な人かと思ってました。
普通に会話しよる。意外。
そして薫子さん・・・すごい心根の綺麗な人だ。
なんで死んでしまうの・・・哀しい。
いいとこで切れたからすごい下巻が気になる。
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中巻。
相変わらず京極堂…中禅寺の博学さ、榎さんの傍若無人さ、関口の崩壊っぷりには驚かされます。特に榎さんが毎度毎度「そりゃないよー!!」ってツッコミたいくらい。ただ、いつになく関口頑張ってるなぁと。それが報われるか…下巻に期待。
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いつもの面々が一通り、漸く登場。
鳥の館で20年間繰り返された花嫁の謎の死。
時を経てまた同じ事件が繰り返されようとしている。
今回は儒教のウンチクが登場。
儒教の中身は知らないが、名前ぐらいは知っている。そんな有名な儒教でもその教義は、その時代に合わせて作り変えられているらしい。元は同じでも解釈の仕方が時代によって色々異なる。とかなんとか。
クライマックスに向けて着々と準備が整ってきた感じ。
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百鬼夜行シリーズの中でも関口の活躍がかなりフューチャーされているように感じる。きちんと言葉になっている発言も多く会話になっていることになんだかワクワクしてしまいます。こんな風に書くと喋れない人なのと改めて考えてしまうが、彼の場合心の声の方が馴染み深いのかもしれない。
終盤、ゆっくりと事件が動き出し関口と榎木津の絡みが何だかんだ文句を言いながらも信頼しあっている雰囲気が良い。思わせぶりな中巻の最後に次巻への期待も大きい。
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前半の京極堂での講釈が難しすぎて…
あたまに入らない(꒪⌓︎꒪)
でも姑獲鳥やらで盛り上がって笑う中禅寺!
そしてタツミが走る!走る!走る!
エノ様は木に登る!登る!登る!
薫子さん!薫子さん!薫子さ〜ん!
ヒェ〜ここで終わるんか〜い!?
今回の関口は一味違う!!
さぁ下巻で解決だ〜ε=ε=ε=ε=┌(; ̄◇ ̄)┘