紙の本
世の中を冷静に見ている
2016/02/26 12:40
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:卯月 - この投稿者のレビュー一覧を見る
100のタイトルを眺めているだけで面白い。
内容を読むと、当然であるが共感できるモノと何だか受け入れがたいモノなど様々。
自分自身がひねくれた考えだと思っていたものが、著者の考えと似ていたりすると、なんだか嬉しくなる。
著者はとても冷静に色々な事を考えているのだな、と感じた。
解説の「ももち」をこの本で初めて知ったが、本編とあまりに雰囲気が違っていて、そのギャップが面白かった。
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森博嗣さんのエッセイは結構読んでいるので、大体今回の「つぶやき」でもあぁ、森博嗣さんのつぶやきだな〜。とうんうん頷きながら読みました。学者っぽいものの見方・言い方だなあ。
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興味のあるところだけ読んだ。自分にはない考え方もあっておもしろかった。
エッセイというものを初めて読んだけど、これからもっと読んでみようかなあと思う。
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この視点・発想が森博嗣の魅力なんだよね。
先入観を破るかのごとく新鮮。
結局、本にある通り「拘らない」という唯一のポリシィが、自由な発想、発想の逆転に繋がるのだろうね。
で、 一番驚いたのが解説がももちw うーん、拘らない(違っ
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書店でcontentsのページをパラパラと見ているだけで、「あ~森さんだぁ」と嬉しい気分にさせてもらいました。
1つ目のつぶやきから「確かに、間違いない」と思ったり、所々「へ~そんなもんなのか」と思ったり。
一番の衝撃が走ったのは一番最後の解説がももちだった事!!
森さんの言葉には自分では絶対に気付かないような視点や考え方がたくさんあって、本当に「世界の見え方が変わるつぶやき」だと思います。
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凝り固まっている思考に活!を?
すきま時間にお手頃な本
うなずける項目・考えさせられる項目などさまざま
少しは視野が広がったかもw
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名言とか人生訓とかちょっといい言葉とか、そういうものが大嫌いで通常は避けて通っているのだが、森博嗣が書くものだけはなぜかいいと思える。
きっと、何物にも拘らず、ましてや媚びず謗らず、ただ自分はこう考える、ということだけを直截に書いている潔さに惹かれるのだろう。
そして…嗣永桃子を見直した。あの解説を本当に本人が書いているのだとしたら、ももち、意外と頭がいいぞ。
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"つぶやきのクリーム The cream of the notes"森博嗣著 講談社文庫(2012/09/14発売)
注意:2011/09/16発売 講談社ソフトカバーの文庫版。あとがき2ページと、嗣永桃子(Berryz工房)の解説5ページ追加。
「何から手をつけたら良いのかわからない状態とは、なんでも良いから手をつけた方が良い状態のことである」「大部分の失敗は、やらなければならない失敗だった」「子供は自由だというが、大人ほどではない」
・・・等のつぶやき×100に2ページのエッセイがついた形式。上記のつぶやきが気になった方や同著者のエッセイが好きな方におすすめかと。
あっ、時々奥さんについて書かれているのが微笑ましかったです。
嗣永桃子(Berryz工房)の解説は微妙。一人称が”ももち”だったり”許してにゃん”とか書いてあったり。作家・評論家などでもミーハーな文を見ることはありましたが、さすがにこれはどうかと。(笑)
・・・はさみこみのチラシにはGシリーズ最新作の予告。
”ジグβは神ですか”2012/11/06登場。棺に納められたラッピング全裸死体!ついに姿を現した天才博士。Gシリーズ最大の衝撃!(表紙画像もあり)
まぁ、ソフトカバー発売から一年で文庫化はどうかと思いますが、上記最新作の宣伝も兼ねてるのかも。(笑)
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森博嗣さんの書くものは、冷静さとか新しい視点とかを与えてもらえる。世の中は本当にままならないので、そういう理屈や拘りの無さだけではどうしようもないんやけど、それでもこのエッセイを読むと気持ちがしゃんとする。彼自身もあとがきでそう書いてたけど、本当によく考えられているから読んでいて安定感がある。たまに読み返そう。
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まったく素晴らしい、金言の数々。誰も彼もがこのような思考を許容できれば幸せな世の中になれるだろうに。偏屈とは、セオリーに従って一本筋が通っているということだ。
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ミステリィ作家、森 博嗣(もりひろし)のエッセイ。
先日、『的を射る言葉』を読んだが、今回は別の100のつぶやきに、解説を加えたもの。
順序を問わない前作と違って、今回は連なったものもいくつかある。また、100のつぶやき(と、その解説)を通して大きな森 博嗣像を眺めることが出来る。
相変わらず面白い。
森 博嗣のつぶやきは、できるだけ時事ネタは極力避けて、「抽象性の高い」つぶやきになっているとのこと。こだわっているわけではなくて、自然にこうなったと言うことだが・・・。
前作につづき、森 博嗣の意外性だらけのエッセイは触れていて楽しい。
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内容説明
何から手をつけたら良いのかわからない状態とは、なんでも良いから手をつけた方が良い状態のことである――。けっこう当たり前なことのなかに、人生の大きなテーマは潜んでいるものなのだ。小説家・森博嗣がつい誰かに教えたくなって意外に真面目に綴った、世界の見え方が変わるつぶよりのつぶやき一〇〇個。(講談社文庫)
内容(「BOOK」データベースより)
何から手をつけたら良いのかわからない状態とは、なんでも良いから手をつけた方が良い状態のことである―。けっこう当たり前なことのなかに、人生の大きなテーマは潜んでいるものなのだ。小説家・森博嗣がつい誰かに教えたくなって意外に真面目に綴った、世界の見え方が変わるつぶよりのつぶやき一〇〇個。
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この本を通して自分の日常も俯瞰できた気分になった。
なんでもっと税金をあげないんだろう?
正直に生きて大きな損はしない、
買わない選択よりも買う選択の方が簡単、
など、自分の考えと一致するものがあったときは嬉しくなった。
解説のももちについては賛否両論あるようだけど、私は文章まであのスタンスでいける彼女は実は頭が良い子なんじゃないかと思っている。タグにも名前が載るくらい影響力があるようだし彼女の計算どおりだったりして。
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帯だけかと思ったら、解説もももち・・・。
ミステリー読むイメージがなかったし、文章でもやっぱりあんな感じだから、ある意味徹底されててすごいのかも。
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あいかわらずの森博嗣ワールド、って感じ。森博嗣的視点と語り口で、ちょっと変なことも妙に納得させられる。
短編ぬ!
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相変わらずの森博嗣。
突き刺さるドストレート。
本人は何にも気にしてないのだろうけど、
真っ直ぐに社会を見て素直に思考を巡らせた結果。
しかし、解説だけは、、、解説だけは許さない。
森博嗣ファンと合致するわけがない。
編集部の判断を疑う。