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スケールの大きい少女小説です。途中から分厚くなっていって、分冊で、本当に少女小説なのか?と首を傾げるくらいに密度があります。
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私の半生に一番影響した本の第一巻。
実は2巻目の《恋人たちは眠らない》を先に読んでたのは秘密。
(しかも1巻と勘違いしてた…)
この時はあんな壮大な物語になるとは予想してなかった。
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読み始めた当時、こんなに引き込まれた小説はないって程にハマってました。魔法使いのツンデレっぷりがすごいですw 主人公の頼子がすごく現実にいそうな子っていうのもポイント。
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少女小説なんですけど、読み応えたっぷり。ジャンルで言えばSF。1部の終わり方は2部への伏線と納得できるが、どうも壮大すぎる話を全て書ききれてない気がしてしまう。作者が、全てを語るのは可笑しい、人の人生は他人から見れば見れない部分もあるのだからみたいなことを言っていたが、どうも謎が残りきっている気がしてしまうのが残念で仕方ない。面白いんですけど・・・。
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「運命のタロット」・「真運命のタロット」シリーズものです。その第一巻。読み始めて4行で投げつけたくなるほどの甘ったるさ。しかし、読み進める内に、綿密に張り巡らされた複線に驚かされます。巻末の参考文献一覧が、巻を重ねるごとに少女向ライトノベルとは思えない異様さを呈してきます。
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水元頼子、高校2年生。
普通の女子高生だった彼女は、20年間閉鎖されていた学校の資料館で
タロットの大精霊の封印を解いてしまう。
≪魔法使い≫の協力者となった彼女は彼の性格に苛立ちながらも惹かれてゆく。
彼女たちの前に立ち塞がるのは“改変”を目論むタロットの大精霊たち
“プロメテウス”。平安な時はもう戻ってこない…
「〜なァ」という独特な≪魔法使い≫のしゃべりが好きv
嫌味で、でもライコ(頼子)のことに気を使ってて。
すなおじゃないこのコンビ最高!
運命は宇宙の始まりから決まっている、
という基本原理のもと、皆は行動を起こす。
それぞれのタロットとその協力者はユニークで一癖ある連中ばかり。
楽しいキャラが多いけど、本筋のストーリーは暗めかな?沢山死者もでてるし…
生きていく上での考えとか、運命とかを考えさせられるストーリーです。
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結構古め、しかも紆余曲折のありまくった小説の第一巻。
フツーの女子高生(のはず)の頼子が写真部の取材の一環で、学校敷地内の怪しい建物を調べに行ったとき、不注意で置いてあった箱を開けてしまい・・・というなんともベタな始まり方。
序盤はあれですね。「怪しげなタロットの精霊に取り憑かれた女子高生が、精霊たちの戦いに相棒として巻き込まれていく」という展開。
どーしようもない隠れ自己中心的女子高生の精神的成長とタロットの相方の恋愛物と思いきや、(まぁ、はじめは概ねそんな展開なんだけど)、巻を重ねるごとに覆すことの出来ない運命についての非常にシビアな話になっていく。
覆せない、だけど覆したい運命があるとき、あなたは何を選択するのか。
根底にある設定は、そんな感じではないかなぁ。
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ここに表紙画像があっただけでなんか嬉くなってしまった…。
時間SF大河恋愛少女小説。ああ続編が出てほしい…。
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運命のタロットシリーズ。
恋愛少女小説の皮をかぶったSF?
伏線もすごいし、ストーリーに厚みのある大好きな作品。
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読みづらい、と最初思った。それでも3冊はよめ! という命令があったため読んだ。
これすげえ。伏線の回収とかめっちゃすげえ。ハマった。
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「運命のタロット」シリーズ(全13巻)の第1巻。
本当は全巻登録しときたいところですが、とりあえず1巻だけ。
【序盤・あらすじ】
主人公はごく普通の高校生・水元頼子。所属する新聞部の取材で20年間閉鎖されていた学園の資料館へ行くことに。そこで頼子は、タロットカード《魔法使い》に宿る大精霊の封印を解いてしまう。彼の「協力者」とされてしまった頼子は次々とタロットの精霊たちによるフェーデと呼ばれる勝負に巻き込まれていく……。
第1部は少女向けティーンズ小説のテイストが強いです。なので、前半はこそばゆく感じる場面も多々あるのですが、後半は精霊同士の争いが激化してくるので、ぐっとSFファンタジー色がつよくなります。
アカシックレコードによってすべての運命が定められている、という前提の世界で、それを改変しようと試みる側と阻止する側の対立が主軸になってきます。色んな時間軸に物語が流れていって少々難解な部分もありますが、そこがまた面白いです。細々とした伏線もそこかしこに散りばめられていて、全部読んでからまた読み返したくなる衝動に駆られました。
個人的に、最初から同社のホワイトハートレーベルから出ていれば、もっと人気出たんじゃないかと思わずにはいられません。そのくらいには良質な作品だと思います。
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確約された陰鬱な未来と、確約された愛する人の死。
THだからって甘く見てはいけません。
世界観は運命決定論という、厳しいもの。筆者の精緻な筆で書かれた伏線が素晴らしい。
主人公が時には逃避しながら、時には果敢に立ち向かいながら懸命に生きている様が共感を誘います。
どんどん引き込まれていく作品です。世界観が広がる作品です。
私の人生観は多少なりともこの作品に影響されています。
太くて読みにくいですが、読んで損はないです。
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本格的に本を読むと云う事を、教えてくれた一冊。
シリーズで、伏線凄くて、読み応えバッチリ!
最初はただのファンタジーかと思いきや、人間の内面とかがばっちりしっかり描かれていて、ハマる一冊です。
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友達に借りて最近読みました。シリーズ13冊を読み終わって、即座に続編の「真タロ」に齧りつくくらいにはハマっています。このクオリティで打ち切りとは…
文章が回りくどい事と、スロースタートであることを差し引いて☆は4つにしましたが、ストーリーがめちゃめちゃ面白い。完成度の高さと意外性を両立させる筆がお見事。運命決定論という題材を、真正面からガッツリ料理してる感じがいいです。《女帝》がすごく好き。
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シリーズ全24冊の最初です。
最初は少女小説っぽいですが、だんだんSFになります。
見事な伏線回収、名台詞、魅力的ななキャラ、引き込まれるストーリー。
とっても面白いです。
「幸せになりなさい」は今でも大好きです。
コスプレもできそうなのに、時代が早すぎたこと。
ティーンズハートだったので、マイナーなことが残念です。