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契約社員からようやく本採用になった矢先、解雇をいいわたされた久里子。心から喜んでくれた両親の手前、出社するふりをしては日中ぶらぶらと暇をつぶす毎日を送っていた。ある日、偶然すれ違った元同僚の言葉に不審な点が-もしかして私、自分から辞めたことになってる?近藤近恵版「隅の老人」第二弾。
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派遣社員から正社員に誘われたばかりなのに急に首切りにあった久里子。しかし実は自主退職した事になっていて…
「賢者はベンチで思索する」の続編
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ロンドを辞め、国枝老人やバイト仲間とも疎遠になった久里子。
気になっていた弓田君とは、仲良しだけど、友達以上恋人未満のどっちつかずの関係。
正社員の職についた喜びもつかの間、リストラされ弓田君との仲も進展せず、傷心の久里子の前に現れたかつての国枝老人こと赤坂さん。
今回も迷える久里子に優しくアドバイス。
人生に迷いながらも自分の身に降りかかる小さな謎に挑む久里子。
最終話(表題作)ラストではホロリとさせる。
さてこのシリーズも終わったので次は整体師に挑むか猿若町に挑むか…。
悩むところダ。
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『賢者はベンチで思索する』の続編・・・
とは知らずに、先に読んでしまったぁ(泣)
でも、後先が逆だけれど、『賢者は-』も読みたいと思わせられた。
なぞの多い赤坂老人
でも、久里子同様に、きっと悪い人ではないのだと思える。
そして、仲良く老人に向かって駆け出す2匹が何とも愛らしい。
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『賢者はベンチで思索する』の続編。
ちょっとミステリーっぽさが中途半端に感じてしまったのと、
久里子ちゃんの恋愛話が、私には苦手分野でした。
赤坂氏の言葉は、簡潔で説得力があると思う。
久里子がつい相談したくなる気持ち、共感できます。
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シリーズの新作が待ち遠しいのだが。
フリーターのヒロインと元バイト先の常連客である老人との心の交流を軸に、事件を解決しながら、ヒロインの心の成長を描いていく物語だ。
描かれている日常の風景と、そこで起こる大小いくつかの事件がからまりあって、世界がリアルに描かれている。フリーターであることに悩んだり、遠距離恋愛に悩んだり、ヒロインに共感を覚える。
実に優しい物語だ。こんなにも暖かい読後感に浸れるのだから、つい新作を読みたくなってしまう。
「心と頭は一緒にようで別々に働いているんだ。それを同じように考えると悲劇が起こる。怒りに満ちた頭では冷静な判断ができないのに、自分の怒りを優先させて、悲劇を拡大させてしまうこともあるし、反対に頭で判断する正しさを大事にするあまり、怒ったり悲しむこともできずに、心が壊れてしまう人もいる」
「じゃあ、どうすればいいんですか? 頭を優先させても、心を優先させても駄目なんですよね。それって難しいです」(中略)
「別々であること、それさえ知っていれば大丈夫だ」
老人の言葉にはっとさせられたり、目からうろこが落ちたり。
すっかりこのシリーズのファンになってしまった。
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わんこ二匹の描写がすばらしくて、近藤史恵クオリティの良作なのですが、ひっかかる点が。
文庫版の解説、イラストレーターの方が書かれてます。この作品をたいへん気に入り、カバーイラストも満足の出来!って感じのことが書かれているのですが、
…書いてある内容と、イラスト、犬のキャラクターが逆じゃないですか?
シェルティの血が混じってるっぽい飾り毛のふさふさした、天真爛漫で人懐っこい「アン」と、
口のまわりと鼻の黒い慎重派でおだやかな「トモ」
表紙ご確認ください…私にはどうしても、イラストレーターさんの失敗に思えてなりません。
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★2014年6月22日読了『ふたつめの月』近藤史恵著 評価B
青春小説です。女流作家らしいタッチの優しく軽い青春サスペンスとでも言えましょうか。
ちょっと真面目で垢抜けなくて、良い子だけど、不器用な23才、失業中。とってもそこらにいそうな七瀬久里子は、派遣社員から正社員になれたとたんに失業。
おまけに思っている人は、突然イタリアへ料理人修行へ旅立ってしまった。そんな苦しい日々も、自ら舞台を回そうとすることで事態は変わってくる。犬の散歩中に再会した不思議な老人赤坂氏と人生相談をするうちに事件は起きる。
というような物語で、誰一人殺されるわけでもなく、他のサスペンス物語に比べれば、平和そのものだが、適齢期の女性に典型的な小さな出来事の積み重ねが丁寧に表現されている。
自転車プロロードレーサーの作品とはまた違う作風で、これはこれで、面白いと思いました。
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シリーズ2作目
わーって読み終わった
3作品目を探そう
図書館の本棚で見つけてよかった
2016.10.14
なんとまた図書館の本棚で見つけて、全く初めてのていで読んで、途中で気づいた 笑
20220118
プライムで見たシェフのドラマの原作を探し、同じ作者のこの本も一緒に借りて、あれ?これ、前の話しがあるのか?と読み。オジサン出てきたところで、あれ? と。でも知らない話しだし。。。 で調べたら、読んでた 笑
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気づいたらこれも連作でしたが。
契約社員から社員になったとたんに・・っていうあらすじでなんとなく自分とかぶる(実際に自分がそういう状況にあるわけではないけど)ので、気になって。
ちょっとした謎がありつつ、進むので飽きることなく、そしてやはりクリコに感情移入しやすい。
微妙な関係の彼との距離ももどかしいのだけど、だからこそ応援したくなって、なごむ。
恋の結末は本音はどちらでもよかったかなって思う。ダメでも、クリコならどんな風に乗り越えるのかちょっと見てみたかったというのもあるので。
でも幸せをつかめてよかった。
そして帽子のおじいさんとの関係。これが一番最後のストーリーに余韻を残す感じで、別に彼がどんな人であってもクリコにとっては関係なくて。
本当はこの本は①があったみたいなので、そちらを先に読まないと二人の過去がわからないけど、絆は十分伝わったかな。
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2015/6/9
おもしろかった!
ただこれ続編だったのね。しくじった。
前作早急に読みたいと思う。
彼氏との遠距離にそんなイライラクヨクヨしなさんなと思うけど、実際自分がこの立場ならするよね。当然。
人とぶつかりながら関係を築いていくのって長いことやってないな。
ちょっと羨ましい。
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老人が探偵役の日常系ミステリ2作目
なんだろう、この解決して爽快感がない日常系ミステリは
主人公がぐだぐだ考えすぎなのが原因なのかと思ったけど、そんな作品は他にもあるしなぁ
悪くはないんだけど、そんなに面白いとも思えないお話しでした
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「賢者はベンチで思索する」の続編ということで読んでみた。第一作の展開と比べ「おっと」ということはなく、「ああ、そうなんだ」という展開だが楽しく憂さが晴れる。
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「賢者はベンチで思索する」の続編。最初こちらを先に見つけ、表紙に惹かれて読もうとして続編であること気づいて「賢者~」を先に読んだのでした。
この表紙絵大好きです。
契約社員から正社員になったとたんクビにされた久里子。
弓田くんはイタリアに行ってしまい、ただの友だちだったのかと悶々。
そんなもやもやとした生活で出会う出来事を、あの老人に相談しながら少しずつ前向きになっていく姿が心地いい。
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賢者はベンチで思索するの続編。
せっかく社員になれたのに不運にもリストラされる。謎の老人のアドバイスがいいものをくれる。感情に流されずに冷静に判断することが必要である。