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良質のお酒のようにスルスル飲める(読める)本で、著者自身がすぐそこで自分に語りかけてくれてるような錯覚に陥るほど、洗練された文章だと思います。
内容も多くの示唆に富んでいるスグレモノです。
今度は電子書籍で書き込みながら、じっくり読み返したいですね。
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情報を如何に吸い込むか、吐き出すかを実体験に基づいてまとめた本。どんなインプットをすればいいのか、どんなアウトプットをすればいいのか、またそれはなぜか?が解説してある。ソーシャルネットワークの教科書と言える。
評価経済社会な結論になっていたところが面白い。やはり、ソーシャルネットワークではそういった方向に行くのだろう。リアルでも同じだろうが、ネットは特に顕著になる。
津田さんはまさに実践してきた人と言える。
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ソーシャルメディアに向いてない自分がソーシャルキャピタルを形成していく方法はないのかな。ウィーク•タイズを作るにしても、やはり何かしらのコミュニティに属するということが前提なんだよな。そこが苦手なんだよな。
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●僕はインターネットやパソコン系雑誌の一ライターでしかなかった。もちろん僕よりもインターネットやパソコンに詳しい技術系のライターさんはたくさんいました。音楽ライターや音楽評論家だってたくさんいた。しかし、インターネット・パソコンと音楽の両方に詳しくて、ナップスターのように双方のジャンルにまたがる事象についてきちんと語れる人は、業界には誰もいなかったんです。
●情報の「自動摂取」にあたって重要なのは「セグメント化」(区分け)です。僕がフォローする相手には三つの基準があります。①僕と直接関わりがある知り合い、②本の購読者をはじめ、僕に興味を持っている人、③僕が知らなくても、ツイート内容が面白く読みたいと思う人。
●共感という意味では、自分は「これこれこういう人間です」ということをわかりやすく示す「タグ」をつけることも重要です。
●僕が推奨しているのは「ゆるやかな実名性」です。
●薄くてもいいので広く多面的にソーシャルメディアでつながっていれば、いとも簡単に問題を解決できるかもしれない。そこにソーシャルキャピタルの意義があるわけです。これは社会学では「ウィーク・タイズ(ゆるやかな絆)」とも言われます。
●「情報発信をしないことにはリターンがない」。この前、岩手の陸前高田市に取材に行った時に米崎小学校仮設住宅の佐藤一男会長が言った言葉がずっと頭に残っています。情報発信をすることではじめて、外部からの注目を得ることができる。そこで連帯が生まれ、リターンの可能性も生まれる。
●そのような環境下で求められるのは「自分自身も他人の資本である」という意識を持つことです。平たく言えばギブ・アンド・テイクー言葉を換えれば自分は資本を使う主体のみならず、他人の資本として使われる客体でもあるという意識を持てということです。自分が他人の資本として使える価値が大きくなればなるほど、自分に対してアクセスしてくる人間が増えます。結果、それは自分に多くのソーシャルキャピタルが回ってくるということを意味します。
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一見ビジネス書のように見えますが、内容は津田さん本人のことから震災、そして文字通り情報の呼吸の仕方まで様々なことに触れられています。普段のメルマガとはひと味違って、広義での情報のファシリテーションに位置する書籍という印象です。また、本作でも改めて福島県いわき市の豊間やスパリゾートハワイアンズ、アクアマリンふくしまについて述べられていることは有り難いですね。中でも書かれていますが、頑張って営業再開したと騒がれるのは最初だけで、本当にキツいのはこれからなわけです。本作は難しい文章表記などもないので、ITやソーシャルメディアに関心はあるけどリテラシーが低いと自認しているような方でも気軽に読めると思います。装丁もかっこいいです。
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この本ではじめて津田さんのことを知りました。あらゆるツールを試されてきた津田さんの歴史(?)を知れば、情報社会の進化を振り返ることができます(^-^)v
ツールが変わっても軸がぶれることなく活動されているところが素晴らしいと思いました☆
情報を得るだけでなく、得た情報をどう使うか、どんな形で世の中に発信するか。この本を読めばその重要性がよくわかります(^-^)/
このことにかけて、津田さんはプロだなぁと感心しました。
それから、使い方がイマイチつかめずよくわからなかったTwitterの活用法も見えてきました(^-^)v
本の色もキレイで気に入ってます♪視野が広がる1冊でした。
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「情報は摂取して終わりでは意味深ない。むしろ自分が考えて動くための契機だ。」という部分がとても印象的だった。我々は情報を得ただけで満足してしまうことが多い。しかし、これからは色々な物事をもう一歩踏み込んで考えていくための起爆剤として、上手に情報を摂っていく必要性を感じた。
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Twitterでの呟きをそのまま貼り付けます。
「情報の呼吸法」読了。津田さんの言葉がすぅぅっと沁み込んでくる。心地良い。水色の装丁に頁。2/3ほど読んだところで、いきなり透明になった。無限にひろがってく感覚。気になってたメルマガ読んでみよう。もっと早く読み始めれば良かった。
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学生時代に「ウェブ進化論」(梅田望夫)を読んだ時の胸がアツくなる感覚を思い出した。シンプルなデザイン(表紙、中身、全て水色一色)、読みやすい文体、合わせて5ッ星。
「ギブ・アンド・テイク(発信しなければ得るものはない)」は「ソーシャルキャピタル」という言葉と合わせて考えるとしっくりくる。
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初めて津田さんの本を読んだ。率直に、面白い。
たぶんそれは、「個人」として書いているからだと思う。肩書きで語るメディアとは一線を画した活動をしてきた氏ならではという印象。
あと、自分にとってのソーシャルメディアの位置付けを再確認できたかな。例えばこのレビューも内容はともかくとしてFacebookと連携をさせている点で発信しているな、と。
ゆるやかな“波紋”を広げて、誰かの目に留まって「いいね!」してもらえたら、どんどんつながって行く気がするし、つながっていけると思う。
そして同じように、自分も誰かの“波紋”をキャッチして「いいね!」していきたい。それが自分なりの『情報の呼吸法』だと解釈している。
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まず、津田氏の直感に従うなら、私はSNSには向かない人間である。笑
ただ、そんな私でも読み進めるうちに、「情報を発信したい」という気持ちを抱き始めたり、少しだけtwitterのフォローを増やしてみたり、まさにアクションを起こさせられてしまった。
津田氏の目論見通りだ。
目的に応じたメディアの使い分けという件は、言われてみれば当たり前のことだが、実際に自分がメディアに対面しているときにはなぜか意識の彼方へ飛び去ってしまう。
それを無意識的に実行できるように、まずはなりたい。
思想地図βも再読しようかと通読後に思った。
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p26,情報とは、「人々が動き出すきっかけを与えるもの」「人をドライブさせるためのガソリン」。その先に行動や変化があることが大前提。
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早稲田の頃からお世話になっている津田さんの新刊。つぶやくことで結びつくこの世界において、その力のすごさと今後の展望をのべている。私自身もSNSの中ではTwitterを用いる機会が多いが、一つのものを単独で使うのではなく、相互に結びつけることで更なる力が生まれるようにも感じている。「情報を発信しなければ、得るものはない」とあるように、自分の知り合い、フォロワーに向けて、これからも自分の中で生まれる言葉・感情を発信し続けていきたい。
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「ソーシャルメディアの指南書」ではなく、「ソーシャルメディアがもたらすコミュニケーションのあり方」についての本だというのが読み終わっての正直な感想。そして、この本における「ソーシャルメディア」とは多くの場合「Twitter」です。僕自身FacebookやmixiよりもTwitterの方が「メディア」としての可能性を感じているので、本著の内容にはとても共感が持てました。
正直な事を言えば、震災の後はタイムラインが荒れたり神経質なtweetが増えたりで、以前のような「ゆるい繋がりを楽しみながら鮮度のある情報を得る」という楽しみが減ってしまった気がしていました。しかし本著を読んで、Twitterに出会った時の感動や、Twitterに感じた可能性を思い出せた気がします。iPhoneを手にしたキッカケも、思えばTwitterでした。
Facebookの国内での躍進などで、かつての勢いを失ったかに思えるTwitterですが、やはり新しい「メディア」としての有効性や可能性を一番強く感じるSNSはTwitterです。使い方次第で、それは今以上に強化できると確信しました。
Twitterを見限った人や、飽きてしまった人にこそ読んでほしい名著です。星も文句なしの5。
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津田さんの本。
これまで津田さんの発言や放送に注目していた人にとってはさほど目新しい内容では無いのですが、自分のtwitterや情報の扱い方などを思い返すきっかけをくれる本だと思います。
津田さんを知らない人がこの本を買うかわからないですが、そういう人にこそ読んで貰いたいです。
今、注目しておかなければ取り残される人の中の一人だと思いますし。
今、読んでおく一冊だと思います。