人物中心で経営や技術の記述には不満がある
2008/05/23 23:28
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:Kana - この投稿者のレビュー一覧を見る
楽天の取締役へのインタビューを中心として,楽天の経営者のひととなりをうきぼりにしている.それをつうじて楽天の経営方針などもしめされるが,人物をえがくことが中心であるため,技術についてはほとんど書かれていないし,経営についての記述も散漫な印象をうける.「楽天の研究」というタイトルをつけるからには,もうすこしひろくカバーしてほしいとおもう.
投稿元:
レビューを見る
when i had been a candidate of rakuten under job hunting. i had readed this. this is good to know the company.
投稿元:
レビューを見る
2007.1/5,12~13
M&Aで「旅の窓口」を買った話が興味深い。
「323億円は高くない。よい買い物です」が妙にツボ。
投稿元:
レビューを見る
楽天はIT企業だが、ドブ板営業も実践した営業力のある会社です。
そんな楽天の熱い歴史が理解できます。
投稿元:
レビューを見る
楽天の軌跡を辿ってる本。
書かれたのが楽天の野球参入が決定した直後だから、多少古いけど。
楽天は三木谷社長がすごいんじゃなく、三木谷社長を取り巻く人と環境がすごいんだってことがよくわかる。
会社は社長のワンマンじゃ結局のところ限界が来る。
あまり好ましい表現ではないけど、1つ1つのピースを集めることで、勝てる会社が作られるんだって言うのを感じた。
投稿元:
レビューを見る
三木谷氏のいいところは、
「現物を見ないで情報だけで購買を決定する物・サービスを全てインターネットに取り込んでいく」
「先行者利益確保のための事業拡大のスピードを優先するため、M&Aに積極的に取り組む」
という発想・ビジョンに忠実に経営を行っているところだと思います。まさに有言実行そのもので、一ビジネスマンとしても見習わなくてはと思います。
さらに、それをサポートする毛並みの良いエリート達(慶應大卒、M&A専門家、バイリンガル多数)が取締役を務めているのも、楽天の強みになっています。
これらの優秀な取締役は全員三木谷氏にスカウトされて入ったとのこと。三木谷氏の人望・カリスマのなせる業でしょう。
しかし、筆者は最後に、楽天の成功・拡大がなぜ心地よく思えないのかについて、鋭い指摘をしています。
それは、「楽天は何のために拡大しているのか?」が分からないということ。
この質問に対して三木谷氏は、「日本を元気にするため」と説明するそうですが、「楽天は拡大したけれど、日本は元気になってないのでは?というツッコミを入れているのがこの本の愉快なところ。
この部分以外は、楽天に好意的な記述が多いだけに、面白かったです。
投稿元:
レビューを見る
またかなり良い本にめぐり合えた。
とってもいい。
楽天のDNAがよく書かれていると思う。
三木谷さんはカッコイイ。三木谷さんが超優秀&カリスマで
あるだけでなく、バンカー上がりのM&A集団を役員陣に揃えている。楽天はここに強みがある。
バンカーとして、バイリンガルで、M&A案件を扱えるようになれば、世界を視野に入れたビジネスで邁進するにはどこにとってみ有益な人材になるとこの本を読んで思った。
実際楽天のM&Aにはバンカー上がりのネットワークを生かして、案件を探すところからクローズドまで行くこともあると言う。
それから楽天の社訓の一つ
スピード!スピード!スピード!ってのは頭に残った!
他の会社が2年かかることを数ヶ月でやろう!って話も出てきており、このマインドは大事だと思った。
投稿元:
レビューを見る
楽天の理念を、今までの歴史を踏まえつつ紹介してる本。
「なぜ最近よく名前を聞くんだろう?」
「なぜプロ野球に名前があんの?」
「なぜTV局の株を買ってるんだ?」
ニュースの楽天を見ていて、「?」と思うことは全て解消されます。
また、これまでのビジネス展開でのスピード感。
読んでいて気持ちが良いほどです。
スタッフのインタビューも豊富。
偉業は周囲と協力しなければ達成されないんだと、深く考えさせられます。
全てのレビューを見る(34) | 編集
投稿元:
レビューを見る
就活中に読んだ本。
当時「三木谷さんって天才ーー!!」って思った。
ITって勢いで事業戦略しているのかと思ってたけど、
人脈と論理的な思考、大胆さがそろって初めて成功する。ってよくわかった。
投稿元:
レビューを見る
楽天の経営を担うプロフェッショナル達の、経験と能力に対する自信が感じられる。企業人として経営人として自分が何を磨くべきか迷った時や、ビジネス以外のことに心奪われ、しかしビジネスに戻ることで心落ち着かせたい時に読みたい。客観的立場からインタビューする筆者よりも、Visionをなんとか伝えようとする経営陣の心の動きが理解出来たような気がして、入社数日でそのような感覚を身に着けていることが嬉しいし、そのような教育を出来ている楽天がすごいとも思う。
投稿元:
レビューを見る
だいぶ昔に読んだけど思い出したので登録してみる。
楽天って企業のなりたちから今後目指す方向性が見えてくる。
つまりネット企業の人は目を通しておいた方がいい本ですね。
投稿元:
レビューを見る
B10-022
2004年の本なので今となっては少し古い。
著者は楽天は「創業期」「M&A期」と2つにわけることが出来ると述べている。
この本は楽天の創業時のメンバーに対するインタビューに大きくページが割かれている。
それがこの本の特徴。
分析自体はイマイチ。
なので、インタビュー記事をまとめた本と思って読むのがいいだろう。
投稿元:
レビューを見る
開発者である吉田さんの話が参考になった。
■開発が主導権をもって、営業部門の仕事をシステム化し、コスト削減するという発想。
■サービスの企画立案、開発、運営をシステム側が担うプロデューサーという役割。
色々取り入れる要素がありそうだ。
投稿元:
レビューを見る
1年程前からだろうか、以前から楽天と言う企業には関心を持っていて企業研究本を探していたのだが、最近発売されたようなので早速手にとって読んでみた。以前から、ソフトバンクと比べて堅実な企業だという印象を持っていたが、この本を読んで真面目な企業だという印象が加わった。本書では体育会系の企業という表現がなされているが、テキパキと企業活動を進める様を上手く表している表現だと思う。
本書にも出てくる「楽天における5つのコンセプト」は、楽天のホームページの採用情報に部分にも書かれているので知っていたが、特にその中の「3) 仮説→実行→検証→仕組化」の意味をこの本を通じてより深く知ることができたと思う。改めて感じるのは、私自身は実行と検証を軽んじていて、「仮説→仕組化」を急ぎすぎているのかという気がした。
楽天代表取締役の三木谷浩史氏については、同郷という事もありどのような人物なのかという関心を寄せていたが、この本だけからはいまいち人物像を見ることはできなかった。また、この本は読み物としては面白いが、企業の研究としては数字の面が弱いかなと言う感じを覚えた。また、競合他社との比較についても、記述はあるものの物足りない感じがした。
投稿元:
レビューを見る
会社の本棚からもってきて読んだ。M&Aとはベンチャー企業が時間を買って会社を大きくすること、という点が印象に残った。