紙の本
覇道に立ちふさがる者
2015/09/29 16:11
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投稿者:くまくま - この投稿者のレビュー一覧を見る
生徒会予算八億円のマンモス校である白樹台学園の生徒会書記となった牧村日影は、中央議会議長の神林朱鷺子の弟にして中学一年生ながら文化祭実行委員会委員長の座に納まることになった神林薫とルームメイトになった。見た目はおかっぱの少女にしか見えない彼に甲斐甲斐しく世話をしてもらいながら、会計の聖橋キリカらの女子生徒が何かしら理由をつけて部屋に乗り込んでくる日々を過ごしている。
期末試験も終わり、追試を課せられることになったひかげの許を、風紀委員長の長峰楓花が訪れる。彼女は校内からカンニングを無くすための調査活動の一環で、彼の許を訪れたのだった。誤解による調査とわかり、それで縁が切れるかと思ったのも束の間、情報学科教諭の峰岸から、生徒会総務執行部探偵に対して依頼が届く。それは、試験会場に仕込まれたカンニングアプリに関するものだった。
生徒会長の天王寺狐徹と副会長の竹内美園の悪のりで、学園のプールで過激な水着を着て男子生徒たちの視線を集める遊びをしていたところ、体育教諭の福原に目をつけられてしまい、学園のプールは男女別利用にされてしまう。そんなとき、女子水泳部の使うプールに、大量のスクール水着がばらまかれるという事件が発生する。
前生徒会書記にして真性ロリコンの柏崎駿と同様に、先輩でありながら天王寺政権で生徒会広報を務めた伊吹真央が留学から帰還する。そして彼女は、これからひかげがもたらす運命を告げる。それは、監査委員長の久米田郁乃から焚きつけられた火を彼に思い出させるのだった。
大まかに3つのエピソードを収録した学園探偵ものっぽい杉井的ラブコメ。でも、だんだん主人公の自己主張が出てきている模様だ。私服イラストとか水着イラストとかあります。
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詐欺師で鈍感な主人公、それを取り巻くヒロイン達、そしてボケ・ツッコミと杉井節全開。神メモのような男臭さと緊張感は残念ながらありません。
ただ今回はストーリーは弱く感じた。プール事件なんてすぐに落ちが見えてしまって残念。ただこの先ストーリーは大きく展開しそうなので、もうちょっと読んでみようと思う。
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いいね、生徒会探偵、警察でもないし、正義の味方でもないっと。
絶好調の詐欺師。会長はおとなしめ。美園先輩は相変わらず可愛い。キリカはデレまくり。
しかしあれだな……なんかみんな詐欺師にデレデレだな……いつの間に……。
まぁ可愛いから良し。うん。
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でっかいよかったマークをあげたい。
「ウソ」と「ホント」、つまり
「荒唐無稽なこと」と「現実にありそうなこと」のバランスが
個人的なシュミのド真ん中なのかも。
一応学園ものですしSFやファンタジーではまるでないですが
現実の学園生活ではありえない「逸脱」が心地いいです。
書記は会長を超えられるのか?乞うご期待。
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内容説明
生徒数8000人超の巨大学園を牛耳る生徒会で書記として働き始めた僕。やってきた高校最初の夏休みは遊びやイベントでいっぱい……では全然なく、いつものように生徒会室で変人ぞろいの女たちにいじくられながら、舞い込むトラブルをさばく日々だった。暴走気味の風紀委員長とはカンニング疑惑を巡って真っ向勝負で正義を戦わせ、夏といえばプール! の水泳対決では副会長の美園先輩の腹黒さとナイスバディが炸裂? 《生徒会探偵》キリカも諸般の事情でついに水着に! 色々と真っ盛りのハイテンション学園ラブコメ・ミステリ、第3弾
巨大学園を牛耳る生徒会で書記として働き始めた僕。やってきた高校最初の夏休みは遊びやイベントでいっぱい……では全然なく、いつものように生徒会室で変人揃いの女たちにいじられながら、トラブルをさばく日々だった。暴走気味の風紀委員長とはカンニング疑惑を巡って真っ向勝負で正義を戦わせ、夏といえばプール! の水泳対決では美園先輩の腹黒さとナイスバディが炸裂? 《生徒会探偵》キリカも諸般の事情でついに水着に!
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待ってました~新刊!!
・・・の割に今回はそこまで驚き展開ではなかったかなぁと。割と先の予想がつきやすい感じだったのが残念でしたが、犯人にはちょっと驚きました。その辺の動機みたいなものがもう少し掘り下げられててほしかったなー。トリックも今回は少しばかりお粗末な感じだったけど、わたしにはこんな作品書けないので大きな批判も出来ませんが←
このシリーズの面白いところは1冊の中に3つくらいのミステリーが詰まってて、それが最後にすべてつながりを持ってくるってところだと思います。次の巻にも期待!早く出ますよーに。
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生徒会のメンバーが探偵となって事件を解決するという話はちょくちょくあるのだけれど、その中ではこれがいちばん好きかな。巨大学園を舞台にした、日常の謎系ミステリ、ハーレム派。
主人公は男で、その周囲は才能にあふれた美女・美少女が群れているのだけれど、本人は鈍感技能をフルに発揮してスルーしているのはお約束だけれど、一見して凡人・常識人・イイヒトながら、その実はかなり黒いというところが、周囲の単なる誤解ではなく、狐のような性根がにじみ出ているところがツボ。
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2012 10/8読了。WonderGooで購入。
生徒会探偵シリーズ、その3。
割りと日常的な話が続いた後、最後の最後でひかげVS虎徹の構図に最後は導かれることが強調される。
詐欺師主人公を描かせたら杉井光は天下一品だなあ・・・でもひかげは虎徹に勝てるかな?
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面白かったです。
カンニングの事件はなんでもなく面白かったけど、プールの事件は結構違和感があった。
福原先生の動機がわからないし、現実の社会の象徴である教師(実際そうではないと思うが、学園の中では唯一の一般社会的な存在でしょう)までが探偵に大きくツッコミを入れないので無理のある物語に思えてしまう。
終盤の終盤話がかなり進んできた感じあって今後が楽しみ。
杉井光作品に珍しいぐらい主人公の欲求がはっきりでてきた感じ。
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[個人的に良かった所]
- 主人公に感情移入できた
- キリカちゃんぶひいいいいいい
- 次巻に期待させる引き
[個人的に良くなかった所]
- もっと水着見たい(ゲス)
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異変そのものは別の目的のためでそれ自体に意味は無いというのはいまいち納得できず。カモフラージュにしてはやることがおおがかりすぎた。残念。
あと前の巻でも書いたような気がするが美園先輩の胸はもっと大きく描いてもらいたいものだ。せっかくの水着で会長と大差ねぇのはどう考えてもおかしい。
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今回は事件2本立て。1つ目はカンニング事件。2つ目は盗撮した写真を使ったソーシャルゲーム事件。
伊藤さんがどの事件にも関わっていて便利キャラかされているのが若干不満。
ラストの引きも日影が孤徹会長に牙を向く複線というかなんというかで終わります。
今まで仲間だった人と敵対するとか熱い展開は好きなので期待してますが、まだまだ先だろうね。
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夏のさわやかな感じが出てました
水着シーンなんかは話の流れが面白かったです
もうキリカが某ニート探偵にしか見えません(笑)
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神メモの杉井光氏が綴る、生徒数8000人の超巨大学園の生徒会が中心で巻き起こる愛と欲望と札束とセクハラが飛び交うハイテンション学園ラブコメ・ミステリーの第3弾。
今回は夏休み前後の試験やプールを中心としたトラブルを巡る出来事。
お気に入りの郁乃さんの出番は少なかったものの、御園さんがいつも以上に大暴走、キリカのツンデレ炸裂ともう楽しくて仕方がない。
それでいて本質の探偵は見失っていないので読んでいて納得の内容です。
人間のひかげもこんなに腹黒かったっけというほどに成長し、ツッコミも磨きがかかってるような気もします。
スゴイ大好きなシリーズになってきましたね!
今年のこのラノでも上位に入ってきそうな気もします!
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今回はカンニングとカードゲームの2本立て、に
最後に気になる新キャラ登場。
いやしかし、恋ってすばらしい、と思ってしまうほど
凄すぎる技術の使い方。
何か間違っている気がしますが、能力というのもは
本人の意思によって使うもの。
という事で(?)正しいといえば正しい使い方、では?
それよりも気になるのはカードゲーム。
まさかの落ちにびっくりですが、まぁここまで情報が揃うと
さすがにこちらも意図に気付きます。
推理欲がかなりない人間でも分かったので、ありがたいかも?
とはいえ、これ一種詐欺ではありますよね…。
あるよはずなのに、実はまだ用意されていないとか。
まぁ一番の問題は新キャラかも知れません。
人の隠しておきたい野心を、周囲にばらしてはいけません。
しかも周囲が『当たる』と知っているならばなおの事…。
とはいえ、自分がそれを引っ張り出してしまった形なので
身から出たさび、状態でしょうか?
このまま気にされずに済むのか、それすら使われてしまうのか。
むしろ成績どうするんだ!? が気になる所です。
次回のテストがんばれ…w