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面白かった。猪瀬さんの本は初めて読みましたが読みやすく書かれています。選挙前に読めて良かった。タイトルからはビジネス本ぽい感じを匂わせますが中身は、この一年で日本に起きたことが書かれています。
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石原新党」や「尖閣諸島購入問題」、「東京電力とのバトル」、「オリンピック招致」、「災後社会のネットワークづくり」など、東京都のマネジメントに絡む出来事をネタに、問題解決力を磨く考え方、行動の仕方、強いメンタルの保ち方などをわかりやすく説く!
◎「その日までが勝負」と「その日のみの勝負」
◎改革とは具体的な数字を示すこと
◎決断は見切り発車で
◎ツイッターがつないだ奇跡の絆
◎日本人に足りない言語技術力
など、世の中の最前線で闘ってきた著者ならではのメッセージが満載。ヒット作『決断する力』に続く、臨場感あふれるビジネススキル読本です。
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各雑誌に掲載済み文章の寄せ集めで、結果報告っぽいかな。
勿論、猪瀬氏の思考と行動の一端を理解する参考にはなる。
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昨年末に東京都知事に就任された、猪瀬直樹さんの寄稿集となります。
石原さんの下での副都知事時代のエピソードが主体で、読み応えありました。
中でも、3.11の際の Twitter から始まった救出劇は圧巻でした。
詳細は『決断する力』でもとのことですので、是非そちらも読んでみたいところ。
「気仙沼→ロンドン→東京→都庁→消防と奇跡のリレーの絆でつながった」
そして個人的には、東京メトロと都営地下鉄の一元化は、是非お願いしたい。
道路行政を何とかしてしまった猪瀬さんなら、できてしまう気もしています。
政策の系譜で見れば、間違いなく石原さんを踏襲されているかと、、
政治の連続性との面から見ても、都知事としての信頼性は間違いなく。
「日本文学は、日本という国がこの世界でどんな苦労をし、
どう生き延びていくべきなのかを提示するという「家長」の役割を放棄したまま」
既存メディアからはあまり伝わってきませんが、
ご本人が作家であるのは頼もしい、わかりやすく発信してくれそうです。
そういえば、ビブリオバトルの紹介もされていて、
「本はタイムマシンだ」とは、さすがの表現だなぁ、、と。
今年はオリンピック招致がメインになると思いますが、
前回とはちょっと違った雰囲気で推移していると思います。
「これからの世の中を強く生きるには、
自国の歴史を知り、己のよりどころをすることも必要」
歴史教育でマッカーサーの副読本を使い始めたことがその端緒ともなればいいのですが、
ん、この方向性が根付いていけば、東京都の公教育は安心かな、、現場での運用は心配ですが。
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変人と秀才の違いについての比較が面白かった。変人は自分独自の価値基準を持っているわけだからブレがない。一方秀才というのは隣を見て判断しようとする。他人のモノマネは得意だが自分独自の価値観を持っていない。
有事には秀才は機能しない。危機管理という意味ではブレない変人のほうが緊急時のリーダーに向いているのだ。
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猪瀬氏のこの手の著作中にはだいたい「作家の感性」やら「作家の分析力」やら「作家の〜」という言葉が出てくるがそんなのどうだっていい。この類の枕詞は特筆すべき点のない人間が拠り所に使うものであり、自称すべきものではない。猪瀬氏の功績の拠り所は「作家の〜」にはなく、前著のタイトルにもなっている「決断する力」にある。官僚制の問題は縦割りによる発想力だのの低下ではなく、トップダウンの硬直した意思決定を生むことにある。上が決定を下せば、すんなり進むのである。官僚制としがらみのない「外部」から招聘され、それを活かし迅速な意思決定を行っていく、彼のその「普通さ」こそ、がんじがらめなこの世の中での凄さなのである。
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解決する力、と名付けて、マネジメントの本だとして売られているようだけど、日記である。しかしその日記から解決する力を読み取れ、ということかもしれない。ところどころに、作家である、というバックボーンというか、立場のアピールがあらわれて、副知事(当時)である前に作家であるという矜持が見え隠れする。僕は知事でも作家でもないしマラソンもしないけれど、ソフト(でもないか?)な自己アピールという点においては、大いに参考になるのです。
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日本の官僚の暴走を止められないのは、日本には元老がいなくなってしまったから。
東京都が尖閣諸島を購入するというのは良いプランだったが。
羊は駆除しないで、フィリピンとかカンボジアにあげればよいのに。
戦略なき国家運営の怖さを歴史から学ぶ。
国を運営するのは為政者であるが、その根底には深い思想や哲学がなくてはならない。そうした思想や哲学を語り広めるのは、文化人、作家の役目。
心が乱れない人は頭の切り替えが速い。地位さんあ自分のプライドを捨てて、頭を切り替えると、そこに新たな展開が開ける。
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前東京都知事で作家である猪瀬直樹氏の著書。
東京都の副知事時代に雑誌に掲載された文章をまとめた本となっている。
文章としては読みやすく、話もよくまとまっている。
政治家として、いかに問題に取り組み解決していくのか、
猪瀬氏自身の実務遂行力の高さが感じられる。
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尖閣諸島購入問題、東京電力とのバトル、オリンピック招致…。日々揺れ動く出来事をネタに、問題解決力を磨く考え方、行動の仕方をわかりやすく説明。ジャーナリスティックな物の見方を身に付けるのに役立つ。
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都知事選を前にこれまでの実績について確認が必要と思い、読んでみた。実は先日講演も聞いていたので、その時の内容がほとんどだった。雑誌の記事の寄せ集めではあるものの、尖閣問題や東京電力との対峙・東日本大震災でヘリを出した話など、裏話も書かれており、かなり面白い。
都知事になるのはほぼ間違いないだろうから、今後の活躍に期待したい。