- 予約購入について
-
- 「予約購入する」をクリックすると予約が完了します。
- ご予約いただいた商品は発売日にダウンロード可能となります。
- ご購入金額は、発売日にお客様のクレジットカードにご請求されます。
- 商品の発売日は変更となる可能性がございますので、予めご了承ください。
2 件中 1 件~ 2 件を表示 |
紙の本
次の展開への繋ぎ的内容
2009/12/07 20:24
2人中、2人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:DSK - この投稿者のレビュー一覧を見る
正直に言うと頁数の割に内容はさほど豊富ではない。【組織】の依頼で外国に飛んで犯罪者に相対して……目に見える事象だけならそれだけである。確かに恭子と【同類】とされる今回の犯人の嗜好や経歴にある背景的なものや、りんが狗斗の単なる幼馴染みに留まらない役割を与えられそうなことなど、それなりに読み所はあるのだが、ストーリー展開に意外性が無さ過ぎてイマイチ没頭し切れないところがあった。というか、挿絵で犯人バラしてちゃダメでしょ、というところで少し気分が削がれたのもある。ただ、今回も今までと同様な甘い結論で終わるのかと思ったところに少し変化をつけた結末があったり、これまでの結果自体が伏線となって狗斗と恭子のコンビに圧力がかかりそうだったりと、今まで以上に【組織】の思惑が見え始めたことが本巻の特徴と言えよう。
狗斗達の三角関係は相も変わらずではあるが、勢いに任せてりんが思い切った行動に出たり、恭子は恭子で健気なことをしていたりと、狗斗が全く気付かないのが不憫なこと甚だしいのだが読んでて楽しくはある。りんと狗斗達コンビの今後の行方に少し気になる要素ができたことを気にしつつ次巻のお楽しみとしたい。
2 件中 1 件~ 2 件を表示 |