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桐原が
2019/02/10 11:38
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投稿者:るう - この投稿者のレビュー一覧を見る
作者さんの傾向として受キャラがとことん不幸というのがありますが、そのど真ん中です。
気位いの高い桐原はその不幸を跳ね返せるか、自分の道を歩めるか、そこが気になります。
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アホみたいに読み返していたシリーズの文庫化。
月イチ刊行で、来月の2巻からは書き下ろしあり、さらに3巻からは展開も手直しされるそうです。
設定は端的に言うと大蔵官僚失楽園。ただしNOT純愛。
東大卒のキャリアである司馬は仕事に忙殺されて妻に逃げられ、最愛の息子の養育権をかけて離婚調停中。
同じく同期の桐原は、旧財閥の桐原家に婿養子に入ったことで出世頭になったものの、あることが原因で事情は一転。
義父は態度を180度変え、男色家の政治家・篠田の接待をさせられ男としてのプライドがボロボロに。更には唯一の味方だと思っていた妻が別の男と子を作るにいたり、精神的基盤が崩壊。
ここから2人のどうしようもない関係が動いていきます。
ライバルもの、愛憎劇が好きならどうぞ。
ただし一巻はあくまで「起」、3巻からはまた若干雰囲気が変わるので4巻まで気長に付き合って下さい。
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かわい有美子さんのモノだったので、「読もうかな」と思って手に取りつつ…そのままになっている作品。
どうやら続きものらしいから…ホントに手にとって読もうかどうしようか悩んでいる最中の作品。
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という感想ですけど、実際読み終わってます。いつ読んだのかしら…手元にあるので読んだのは確実。
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この作品好きだな~としみじみ思います。
かわいさんの作品でも初期作品ですが、高級官僚というプライドと面子にこだわりまくりの不器用な男共がほんとエグイ人間関係でジタバタしています。
3大出世頭のうちの二人がCP。
この1巻ではカップルとはとても呼べないですが・・・いやぁ・・・だからこそここからが楽しいんですが(笑)
全巻通して甘さは少なめ。でも幸せにはなってほしいなって思いながらページを捲ったかいはあった!といえます。