紙の本
心臓が高鳴ります。
2022/02/10 12:21
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投稿者:岩波文庫愛好家 - この投稿者のレビュー一覧を見る
よくぞ、よくぞ、という気持ちで一杯です。時折高揚して落涙しそうにもなりました。
上杉鷹山の改革や為人は別書で仄聞しましたが、本書でしっかり噛み締める事が出来ました。
7人衆のうち2人には切腹の命が下りますが、三国志にある『泣いて馬謖を斬る』を彷彿としました。
紙の本
尊敬される日本人
2004/09/26 00:00
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投稿者:TOKKY - この投稿者のレビュー一覧を見る
すごく立派な人なのにその割には知名度が低い。歴史の偉人として上杉謙信は何度もとりあげられるのに同じ上杉家の鷹山はめったにとりあげられない。格言「成せばなる…」を言った事でも有名な上杉治憲(鷹山)は私の最も尊敬する日本人の姿。同様に、故ケネディ大統領も同じく「ウエスギ・ヨーザンは私の最も尊敬する日本人」と言ったことは密かに有名な話です。でもその事や上杉鷹山を知っている人は本当に少ない。知名度は日本人の10%くらいだと思う。私はこんなかっこいい日本人が過去にいた事をもっといろんな人に知ってもらいたい。鷹山っていいよねって誰かと会話してみたいなぁ…
電子書籍
組織変革の仕方
2016/09/30 22:11
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投稿者:かぶたん - この投稿者のレビュー一覧を見る
組織変革を起こすにはトップのリーダーシップとメンバーや利害関係者に対する深い愛情が必要なことが分かりました。民に対する気持ちや倹約に対する姿勢に脱帽しました。
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藩政改革に取り組む上杉鷹山の姿はまさに名リーダーである。小説としての読みやすさもある。尊敬する人の一人です。
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こんな素晴らしいリーダーになりたい!
温かい心、美しい心、自分の原点として覚えておいておきたい名作です。
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一番尊敬する日本人指導者はだれかと尋ねられたJ.F.ケネディ大統領が「ウエスギヨウザン」と答えたと知り、興味をもって読みました。
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上杉鷹山…初め「リストラの名手」っていう触れ込み(?)で「そんな人ばんばん切るヤツの話なんか見とうないわい#」と毛嫌いしてたのですが…。全然違う話でびっくりした!こんな自分と変わらないような年で破綻寸前の米沢城主に据えられ、家来に時にいびられながらも、人徳と合理的な精神でもって藩を破産の道から救う名君のお話でした。隠居が35やからね(確か)、どんだけ苦労したん…とも思ふ
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【灰の国はいかにして甦ったか。九州高鍋の小藩から養子に入り、十七歳で名門上杉家の藩主の座についた治憲は、自滅か藩政返上かの瀬戸際にある米沢十五万石を再建すべく、冷メシ派を登用し改革に乗り出す。藩主や藩のために領民がいるのではない、との考えのもとに人びとの心に希望の火種をうえつけてゆく…】
改革をしたい、でも、うまくいかない。思わず目頭が熱くなる箇所も多かった。
下巻も楽しみ。
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泥沼の米沢藩を救った藩主の考え方に触れられる本。内村鑑三の「代表的日本人」に紹介された人の話。
これだけ、成熟した人間はなかなかいないだろう。
(小谷)
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池波さんでいう真田騒動にあたる感じのもの。
大名といえども、関ヶ原で負けた家は締め上げがきつく
色々懐事情が大変だったらしい。
がんばっている殿様をついつい応援したくなる。
そしてやはりここでもがんばる主についていく家臣あっての成功だろうと思う。
さらっと読めてためになります。
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九州から養子として上杉家を告いだ鷹山。
「人の心にある小さな火種に火をつけたい」
という想いが崩れかけの米沢藩を立ち直らせることになる。
彼の行動力、人との接し方、信念、芯の強さには学ぶものが数多くある。
そして、贅沢を抑え、生きる上で役に立つものを生産し、人が生きる喜びを
常に考えていた彼の生き様は、今の時代に忘れかけてる心に火を燈してくれる
ことと思う。
故ケネディー大統領も一目置いた人物。
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灰の国はいかにして甦ったか。九州高鍋の小藩から養子に入り、十七歳で名門上杉家の藩主の座についた治憲は、自滅か藩政返上かの瀬戸際にある米沢十五万石を再建すべく、冷メシ派を登用し改革に乗り出す。藩主や藩のために領民がいるのではない、との考えのもとに人びとの心に希望の火種をうえつけてゆく…。
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最高に面白い。米沢半を立て直した上杉鷹山の、その改革を描く。JFケネディが日本の政治家で尊敬する人物として挙げたと言われている。武士が大いなる力を持っていた時代に民からの改革を唱え、火種を絶やさずに着実に前に進む姿。ただやさしいだけでない、厳しさを伴った本当のやさしさを持った姿。その強さにあこがれる。
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藩返上しか選択肢がないというまでの状況まで追い詰められた米沢藩の再建を成し遂げた人物として知られる上杉鷹山。
内村鑑三が『代表的日本人』で取り上げた5人の一人としても有名な人物です...
【開催案内や作品のあらすじ等はこちら↓】
http://www.prosecute.jp/keikan/013.htm
【読後の感想や読書会当日の様子などはこちら↓】
http://prosecute.way-nifty.com/blog/2006/04/post_6abf_1.html
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米沢藩政を立て直した、上杉鷹山の物語。
当初は部下に嫌われながらも、自らの使命を明確に意識し、最終的には反発していた部下も協力者にしてしまう。
自分を育てるために、水商売に身を落とした母親を子は責められるのか
真の目的のために、汚れ役を買ってでること。自分にそれができるだろうか。