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藩政改革に取り組む上杉鷹山の姿はまさに名リーダーである。小説としての読みやすさもある。尊敬する人の一人です。
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こんな素晴らしいリーダーになりたい!
温かい心、美しい心、自分の原点として覚えておいておきたい名作です。
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一番尊敬する日本人指導者はだれかと尋ねられたJ.F.ケネディ大統領が「ウエスギヨウザン」と答えたと知り、興味をもって読みました。
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上杉鷹山…初め「リストラの名手」っていう触れ込み(?)で「そんな人ばんばん切るヤツの話なんか見とうないわい#」と毛嫌いしてたのですが…。全然違う話でびっくりした!こんな自分と変わらないような年で破綻寸前の米沢城主に据えられ、家来に時にいびられながらも、人徳と合理的な精神でもって藩を破産の道から救う名君のお話でした。隠居が35やからね(確か)、どんだけ苦労したん…とも思ふ
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【灰の国はいかにして甦ったか。九州高鍋の小藩から養子に入り、十七歳で名門上杉家の藩主の座についた治憲は、自滅か藩政返上かの瀬戸際にある米沢十五万石を再建すべく、冷メシ派を登用し改革に乗り出す。藩主や藩のために領民がいるのではない、との考えのもとに人びとの心に希望の火種をうえつけてゆく…】
改革をしたい、でも、うまくいかない。思わず目頭が熱くなる箇所も多かった。
下巻も楽しみ。
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泥沼の米沢藩を救った藩主の考え方に触れられる本。内村鑑三の「代表的日本人」に紹介された人の話。
これだけ、成熟した人間はなかなかいないだろう。
(小谷)
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池波さんでいう真田騒動にあたる感じのもの。
大名といえども、関ヶ原で負けた家は締め上げがきつく
色々懐事情が大変だったらしい。
がんばっている殿様をついつい応援したくなる。
そしてやはりここでもがんばる主についていく家臣あっての成功だろうと思う。
さらっと読めてためになります。
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九州から養子として上杉家を告いだ鷹山。
「人の心にある小さな火種に火をつけたい」
という想いが崩れかけの米沢藩を立ち直らせることになる。
彼の行動力、人との接し方、信念、芯の強さには学ぶものが数多くある。
そして、贅沢を抑え、生きる上で役に立つものを生産し、人が生きる喜びを
常に考えていた彼の生き様は、今の時代に忘れかけてる心に火を燈してくれる
ことと思う。
故ケネディー大統領も一目置いた人物。
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灰の国はいかにして甦ったか。九州高鍋の小藩から養子に入り、十七歳で名門上杉家の藩主の座についた治憲は、自滅か藩政返上かの瀬戸際にある米沢十五万石を再建すべく、冷メシ派を登用し改革に乗り出す。藩主や藩のために領民がいるのではない、との考えのもとに人びとの心に希望の火種をうえつけてゆく…。
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最高に面白い。米沢半を立て直した上杉鷹山の、その改革を描く。JFケネディが日本の政治家で尊敬する人物として挙げたと言われている。武士が大いなる力を持っていた時代に民からの改革を唱え、火種を絶やさずに着実に前に進む姿。ただやさしいだけでない、厳しさを伴った本当のやさしさを持った姿。その強さにあこがれる。
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藩返上しか選択肢がないというまでの状況まで追い詰められた米沢藩の再建を成し遂げた人物として知られる上杉鷹山。
内村鑑三が『代表的日本人』で取り上げた5人の一人としても有名な人物です...
【開催案内や作品のあらすじ等はこちら↓】
http://www.prosecute.jp/keikan/013.htm
【読後の感想や読書会当日の様子などはこちら↓】
http://prosecute.way-nifty.com/blog/2006/04/post_6abf_1.html
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米沢藩政を立て直した、上杉鷹山の物語。
当初は部下に嫌われながらも、自らの使命を明確に意識し、最終的には反発していた部下も協力者にしてしまう。
自分を育てるために、水商売に身を落とした母親を子は責められるのか
真の目的のために、汚れ役を買ってでること。自分にそれができるだろうか。
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胸が熱くなった。
四面楚歌から始まる改革。
「国も藩民も灰のようだが、中に火種となるものが必ずある」
そう言い続け、反対派の妨害工作をかわしながら改革を実行していく姿に感銘を受ける。
そして、少しずつ出てくる同調者。
彼らの慕情に心を打たれる。
改革は1人の人間の大きな志から始まる。
人は弱いもので、朱に染まれば赤くなる。
だから、大きな志に染まれば、そう染まるし、
逆に貧しい志に染まっても、そう染まる。
すべてはリーダーから始まる。
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確か最初に読んだのは10代のころ。
すごく話題になってたので、なけなしのお小遣いをはたいて前後篇2冊とも買って一気に読みました。
何故わざわざ買ってまで読もうと思ったのか今となってはその時の気持ちが思い出せないけど。
でも、3000円出して買って読むだけの価値がある本だと思ったし、10代のアンポンタンな頭でもよく理解できるわかりやすい語り口だった。
今でも、リーダーというのはかくあるべきだという指南としてとてもよい本だと思うし、30代も半ばになった今だからこそもう一回読んでみる価値があると思う。本棚から引っ張り出してこよう。
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胸をハッとさせられる箇所が数か所あった。
童門冬二さんという方は、「人」を良くも悪くも、深く洞察している人物なのではないかと感じる。
鷹山は、若い。瑞々しい青年で、その若さゆえの、美しさひたむきさを感じた。
権力をもった老獪な中年達は、「経験」や「常識」の枠から逃れることが難しく、鷹山という青年が実行する改革の、邪魔をすることはあっても手助けにはなれなかった。
中年になると、若者を尊敬する心や、信頼する心を、意識して自分の中に確立しないと、すぐさま、「経験不足」と言う言葉で、見下す心理にとらわれがちになるものなのかもしれないと感じた。