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「小市民シリーズ」の第3作。
今回は上下巻!
題名と表紙はラブリーなのですが、シリーズが進むごとに良い意味で黒々としてきましたw
でも、その黒さは決して不快じゃないです。
小市民を目指してるはずなのに中身がボロボロこぼれてくるところ、小市民になりきれないところが、思春期の自我の芽生えに感じられるからでしょうか。
だって、きっとこれからの人生で自分以上の人物にコテンパンにされたり、表面がトゲトゲで主張せざるをえなかった自我が削られていくでしょうから。
小鳩くんと小佐内さんはお互いに出会うことで、その1歩を踏み出したのかなぁ・・・と。
まあ、言い過ぎですかね(^^;
小鳩くんはともかく、小佐内さんはそんなに可愛げがある性格に変化していくようには思えないし。
小佐内さん、怖すぎます。。。
まるで魔女。。。
瓜野くん(新聞部で放火を追っていた彼氏)が可哀想すぎる。。。
でも、面白くて魅力的だなんて・・・酷すぎるw
冬期はチョコかな?
楽しみです!
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事件自体は連続放火事件だったのだけど、
途中でだいたい犯人がわかってしまい、
あとはどう謎を解くかだけを追ってました。
復讐はちょっとやりすぎですかね。
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小山内さんの、レシートで防いだり、ずばっと切り捨てたり、無邪気にわざと残酷なところが大好き。米澤さんの本は、謎解き自体よりも、それを通して変化したり成長する登場人物に主眼をおいて読んでるなあ。
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今回は小佐内さんを応援しました(喜)。小鳩君は人間失格だけどおあいこだったし、結果的にはみんなのためになることをしているので、性格さえ直れば...。それにしてもこのスカッとしない気分は何でしょう?好感の抱ける登場人物が殆ど出てこないし。このシリーズ最大の謎はやっぱり主役二人のキャラクターですよね。期待の冬期は残り短い高校生活を考えても、“二人の出会いと卒業”になるんじゃないかと思いますけどどうでしょう。
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あとで。
でもオチについてだけ。
こんな展開かーーー!!
冬期とっても楽しみです(^^)
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小市民の続きが!!!出る!!!!(番外編だけど)という喜びに咽びつつ秋期の話を全く覚えていなかったのでこの度再読。うん、瓜野くんは本当にひどいことをしたよね!!!ある意味で登場人物全員人でなしなので、まともなのは健吾だけなのかもしれない。しかしまあ、改めて冬やるとしても何やるんだ???ってなったよね。読みたいんだけども!!!
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一体連続放火魔は誰なのか。
他の人物なのか、それとも『彼女』なのか…。
彼女側に立った少年が、ひたすらに頑張っていますが
むしろどこが真実で、どこが罠なのか…悩んでました。
事件としては、後ろ足で土を蹴られた+天に唾状態でしたが
ものすごく同意できるものがあります。
自分の足かせというのは、とても大事かと。
多分どころではなく、注目点は違うと思われますがw
けれど…彼女の『理由』があれだけというのは
ちょっと少年が可哀想な気がしなくもないです。
しかし、許可なくしてはいけないという教訓にも??
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友達から借りたもの。
結局瓜野くんは小佐内さんの復讐を受けてしまった・・・!
最初は小佐内さんが犯人だと思い込んでいたけど、騙されてしまった(´・ω・`)
てかやっぱり小鳩くんと小佐内さんはいいコンビなんだよ。
復活してよかったね!
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やっぱり小鳩くんはこうでないと。そして、小山内さんもこうでないと、ね。犯人は予想通りでしたが、マロングラッセと栗きんとんのメタファーにはやられました。
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連続放火魔を追跡せよ、新聞部、瓜野。
知らないとは言え、小佐内と付き合う瓜野に乾杯。
やっぱり復讐するんだ、小佐内は。しかも理由は「許可していない」・・・
参るよ、あんたには。
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小鳩くんは人間失格なのかw
いや、でも他に本命がいて三股してる仲丸さんが、小鳩くんを責める資格はないと思う。三股してても気にならないぐらいの存在なんだよお前は。とかなんとか黒いこと考えて読んでしまったw
氷谷くんみたいなタイプの人は、心の中でバカにしていたことを打ち明けて謝ったりしません。(p.85-87)
こういうタイプの人が文句も言わず、瓜野くんの手伝いをするなんて付き合い良すぎると思っていたから、真相を知って納得した。
2009.3.13 初版/2009.8.2 購入/読了
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かなり(作中時間で)長期に渡った事件もこれで解決。
……とはいえ、最後まで飽きさせないのが上手い。
連続放火事件のほうは、小味ながらなかなか見事に解決されている。
が、個人的には、眼目はそこじゃない気がする。
小山内さんがした行動の理由、小鳩が気付いた理由、そして、この二人の「ズレ」が一番興味深かった。
これで、冬期はどんな風にもってくんだろう……。
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自分で思ってた以上に、小佐内さん萌えだったのを思い知りました。
彼女が出てくるシーンは背筋がゾクゾクするほど好き。
だから彼女が一緒にいる相手は小鳩くんじゃなくても、全然構わないんだけどね。笑
年下彼氏相手におねーさんぶる小佐内さんにはめちゃ萌えだし。
まあ、でも、傷つけられたら牙を剥くよね。
そんなことされたら、全身全霊をかけて復讐もしたくなるわ。
こういう、賢くて、おなかの中が真っ黒い女子になりたいもんです。
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瓜野うぜえええええええ!と、ずっとイライラしていたので非常に爽快な結末でした
小佐内さんはやっぱり小佐内さんだよね!
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ぼくは思わず苦笑する。去年の夏休みに別れたというのに、何だかまた、小佐内さんと向き合っているような気がする。ぼくと小佐内さんの間にあるのが、極上の甘いものをのせた皿か、連続放火事件かという違いはあるけれど…ほんの少しずつ、しかし確実にエスカレートしてゆく連続放火事件に対し、ついに小鳩君は本格的に推理を巡らし始める。小鳩君と小佐内さんの再会はいつ―。