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戦後の55年体制、ロッキード事件、学生闘争など、キーワードとしてはよくメディアに取り上げられるがその内容を詳しく知らないことが10代、20代の世代には多いと思う。昭和史以降について深く取り上げることは現在の教育カリキュラムにおいて重要視されていないが、同じ過ちを繰り返さず、またよい点は学ぶためにも、もっと戦後の政治がどんな変遷をたどったのかしっかりと把握した方がいいと思った。 私も正直名前だけしか知らなかったので、とても勉強になった。この本だけだともしかしたら足りないかもしれないけど大まかな流れはわかるので、入門書として最高の一冊。
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本気で読めば、一日で読める。学校で配られるよりも、もっと分かりやすく、血が通い、しかし右左に偏らない現代史の教科書である。読んで損はない。
自分にとって一番興味深かったのは、全共闘の話。歴史本はインデックスであり、気になったタイトルを更に掘り下げて楽しみ、理解する。そんな活用法が良いのではないか。勿論、知らず知らず、掘り下げる内に自らの言葉になる。
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日本の現代史は高校でさらっと全体を把握したくらいだったので、丁寧な解説がある本書は充実した内容だった。
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知らないことが多く、面白かった。ただ、頭に残っていない。小学生の時は「公害」など全く興味がなかったが、今となっては興味深い。
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テレビで解説者などを務める池上彰さんの著書。
タイトル通り「そうだったのか!」と思いながら読み進めました。
自分が住んでいる日本について、知らないことだらけで過ごしてきた事に恥ずかしさを覚えました。
戦後政治の変遷、自衛隊の生い立ち、学生運動など。特に、赤軍といわれる過激派の異常な行動にはびっくりしました。
他のそうだったのか!シリーズも読んでみよう。
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知っているようで知らない事が要領よくまとめられている。またリアルタイムで知っていても、断片的でしかなかった歴史的事件がストーリーとして立ち上ってくる手法は、あり変わらず見事。
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三池争議がとても興味深かった。知らなかった。「共産主義」が現実味をもった勢力としてとらえられていた時代。いまの若者が知らない「時代の雰囲気」があったのだろうな、と思った。
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戦後復興からバブル崩壊までの日本現代史を整理した本。安保、自衛隊、韓国、沖縄の問題から 政治や経済の動きまで。今も続いている問題が多く、戦争のツケを 今も払い続けている感じ。政治家同士の争いは 現代史のテーマとしては 面白くなかった
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五十五年体制と連立政権、沖縄米軍基地問題、学生運動の盛衰、バブル経済etc……社会科の授業ではサラリと流されがちな、戦後50年の動きを追った本。各章ごと、まず冒頭で比較的記憶に新しいニュースを取り上げ、そこから時間を遡り、因果関係を解き明かすという構成。過去と現在との繋がりを明確に認識できるため、頭に入ってきやすい。特に、日韓のイザコザや日教組にまつわる問題の、根幹部分がわかってよかった。その辺、学校じゃ習わなかったからね。
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「少人数が議論すると、より強固な方針を打ち出した者が主導権を握る傾向がある」
「未来はそれが実際に起こるずっと前に私たちの中へ入ってくるということは、多くの兆候がこれを物語っています」
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太平洋戦争以降の日本を政治、経済から自衛隊、学生運動に公害と、池上さんらしいわかりやすい解説で綴られています。
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日本の現代史がわかりやすく書かれていました。
つい最近のことなのによく理解していなかったことがこんなにも多かったかと我ながら反省するべき点がたくさんありました。
覚えているようですぐに忘れているのを痛感しています。
少し立ち止まって後ろを振り返ってみるのはとても大事なことです。
イスラムやロシアのことはなかなか理解しにくい点もあって聞き流してしまっていたことが雲が晴れたような気がします。
ニュースの見方が少し変わるかもしれない、物事を深く追求するサポートを得たような気分です。
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戦後の日本の流れを理解出来る一冊で、日本人の特性が引き起こす事柄から今にも通ずるものが見えてくる。誰がどう言うことを考えてながら当時行動し、今の自分たちはその延長線上を生きていると言うのを感じる。
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参考文献が多い
情報の密度が濃いため★5
祖父母が私に、ロッキード陰謀論を繰り返し熱弁していたのを思い出す。
連立政権がどうして誕生したかが理解できたので良し。
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小泉純一郎内閣が誕生するまでの日本現代史をわかりやすく解説した本。
学校で学ぶ機会があまりない日本の現代史。しかし、現代史を知らなければ現在起こっている社会問題の本質を理解することができません。
本書を読めば、高度経済成長や公害問題、日韓関係、沖縄の問題など、日本人ならば知っておくべき現代史を知ることができます。