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研究好きなアオヤマくん。
歯医者さんのお姉さんが好きなアオヤマくん。
仲間思いなアオヤマくん。
読了後、アオヤマくんが好きなウチ。
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初めて森見登美彦作品読めた!!
今まで文体に癖があってどーも好きになれなかった。でも、これは読めた!!
ペンギンを作り出せるお姉さんを研究する少年。かわいくて、おもしろくて、最後なんだかもやっとする作品でした。
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少年の純粋さ、興味や探究心から甘酸っぱいファンタジーな感じだった。お姉さんとのやり取りも面白いけど、お父さんの一言が深いな〜
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賢くて研究熱心で、いつもノートをとっていて、おっぱいが好きな小学4年生のアオヤマ君と、不思議なお姉さんの話。
アオヤマ君がウチダ君やハマモトさんと、“研究”をする姿にノスタルジックな気持ちになり、不思議なペンギンの出現に心が弾む。
可愛くて、いとおしくて、切ない。
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期待して読んだけど、ちょっと退屈だったかな。
なんか長々と長すぎて退屈。
こういうファンタジーはどうも入り込めないな。
小学4年生の賢く、研究熱心でおっぱい好きな男の子が主人公。
おっぱい好きってとこが森見さんらしい(笑)
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はじめはほのぼのしたかわいいお話と思っていましたが、予想を超えて壮大でちょっぴり切ないお話でした(つ∀`*)
いつもの森見さんとお話とはちょっと違う感じでしたが、ステキなお話でした。
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私たちの生活には、分からないことがたくさんある。
大人になってからもそう。
子どもならなおさら。
では何故か?それは何か?と考えていくことを、あまり追究しなくなったのはいつからだろうか。
「昨日の自分に負けたくない」って、私だって思ってるのに。
読みながら反省、なんてことが多々。
アオヤマ君は考え続けることをやめない。実験をし、調査に出掛け、観察し、仮説をたてる。
そしてたくさんのことを見いだしていく。
素晴らしい事実を。そして、知らない方がよかったかもしれないことも。
それでも彼は研究を続ける。
彼には、大事な使命があるんだ。
アオヤマ君、いつか君の願いが叶いますように。
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アオヤマ君はまったくりっぱなやつで、お姉さんはたいへんすてきなひとだ。最後はとても切ない気持ちになった。
私の読解力が不足しているせいだと思われるが、読んでいて、その表現を頭でうまく再現できないところが多かった。光景をうまく描くことができない、というべきか。
SFなので、自分が今まで見たこともないようなものがそこにはあって、それを文章だけで理解するのはかなり難しい。
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ノートをとる。一日毎に自分を超えて行く。
問題を、分けて考える、すると、一つの問題につながって行くのが分かる。
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アオヤマ君はとても研究が好きである。そして、今日の自分は昨日の自分よりも大人に、そして賢くなるために努力している。
自分が着実に成長していることを信じているそんなアオヤマ君が、恋心には鈍感で、研究が足りないなあと思うところがとても可愛くて愛おしくなります。
そして、私もアオヤマ君みたいにがんばり屋になりたいと思わずにはいられない。
歯医者さんにつとめるお姉さんと出会って、アオヤマ君が特別な気持ちを知るこのお話は、とても温かくて登場人物皆が魅力的でした。
読み終わった後に、もう一度読みたくなる本です。
お話に出てくる、海辺のカフェ、きっとすてきな場所だろうなあ。
私も一度行ってみたい。
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とても不思議な話だ。登美彦ファンタジー。一回目は、ふしぎ〜なんかよくわかんない。で終わったけども、二回目読んだ時はより一層丁寧に読んでみた。好奇心旺盛で、丁寧で落ち着いてるけど無邪気であり、視野の広いアオヤマくん。彼が大人になったらどんなにかイケメンになることか。
お姉さんのことが好きだ。これはただの恋かもしれないし、でもそれだけじゃない、人間が人間を好きになるとゆう、なんとも不思議な神秘だ。当たり前のことでも、アオヤマくんにとっては神秘的な興味深い現象なんだなあ。一途な思いがかわいい。帯のコメントに、二回目で同意!
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再読。愛しい子供達だなあと胸がいっぱいになる。ウチダくんの哲学やハマモトさんをめぐるアオヤマくんとスズキくんのやりとり、いざとなれば汚名返上で協力してくれるスズキくん、ハマモトさんの行動力、可愛いなあ。世界の果ては世界の内側に折りたたまれている。
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アオヤマくんみたいになりたい!お姉さんとペンギンと、日常の中なのに不思議な世界。海にゆられているような感覚になる。
とりあえず私もアオヤマくんのようにきちんとノートをつくることから始めようかなと思います。
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一生のうちで、大事にとっておきたいお話に廻り逢えることは極めてまれだ。本書はまさしくそんなお話のひとつだ。
まず、ビジュアル・イメージが佳い。一文毎に目の前にイメージがパァ~っと浮かんでくる。ペンギンたち、シロナガスクジラ、ジャバウォック、青いレゴブロックの壁…。そして草原と〈海〉。そのセンス・オブ・ワンダーに満ちた世界は、確かに、日本SF大賞を受賞するに相応しい。
また何よりも、主人公が思春期直前の小学4年生の少年というのが絶妙だ。小3だとまだ子どもだし、小5だとヘンに色気づいてくる。お姉さんへの恋心こそが、まさしくセンス・オブ・ワンダーの極致かもしれない。
『夜は短し歩けよ乙女』のようなドタバタも楽しいが、本書は全くそのようなことはない。リリカルで透明感溢れる珠玉のようなお話だ。森見登美彦恐るべし、である。
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森見登美彦といえば、「腐れ大学生の主人公が黒髪の女の子とファンタジーな京都の街を駆け抜ける」みたいな話が多かったので、主人公が小学生というのは新鮮だった。小学生の頃、近所を探検した時のワクワクした気持ちの表現がとてもうまいと思った。話の流れ(子供が小さな謎を徐々に解き明かしていく→大人がそれを取り上げる→危機的な状況に陥る→子供が大人から取り戻し解決→少しせつないラスト)も、子供を主人公にした話の王道と言った流れだった。アニメ映画とかになりそうな雰囲気だった。いつもの森見登美彦のテイストとは少し違ったが、面白く読めた。