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坂木氏が癒し系ではなくブラックな内容を書いたということで、書評等でも評価されている作品なので呼んでみましたが、毒の種類が自分には合いませんでした。
ブラックでも風刺的なものなら大丈夫なのですが、後味の悪いものや、グロテスクなのはちょっと...
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タイトルから察せられる通り全26編の短編集/苦手なブラック要素にぞわぞわ/基本ブラックなのでブラックじゃない話に集中しきれなかったり/世にも奇妙な物語/個人的には坂木司さんの作品は青臭くてもほんわかな方が好みかな/
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坂木司版「世にも奇妙な物語」。
ブラックなお話ありファンタジーストーリーありの贅沢なショートショート集だが、世界観に入りきれない作品もあった。
お気に入りは、「MM」「目撃者」「最後」「試写会」。
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2012.1.27 読破
気持ちが悪い(笑)
もちろん、いい話もあったんだけど、筆者も言ってたよ
『当初、いい話の連載だったはずが、どんどんブラックになってしまいました』って(笑)
ちょいちょい、いい話とかちょっと意味不明だけどホラーではないやつとかあるけど、そんなの気休めで、顔が引きつって来るような話の方が印象に残り始めてくるし、だから構成が意地が悪い。
『確かに、この本は純然たるホラーではない。ただちょっとだけ薄気味が悪くて、ちょっとだけ偏執狂的なだけだ。』
うんとね、今回は物語で気になったワードは、とにかく気味が悪い感じで特にないけども、まあなんといってもあとがきが一番気持ち悪いよっ!(笑)
ええ、私は今回真面目に最初から順々と読んでいきましたよ…そして、見事に坂木ワールドに巻き込まれてしまった。
シュールな話なのに、なんかありそうな気がしてくるのは何故だ。笑
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坂木さんの作品はまだ引きこもり探偵シリーズしか読んでいないのですが、それとは全然イメージ違いますね~。
「短劇」はかなりブラックでした。
最初ちょっぴりいい話みたいなので始まるのですが、段々段々ブラックに(笑)
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短編集と言うよりはショートショート。26編が収録されています。全体的にブラックな話が多くて、いつものほんわかした雰囲気の坂木作品からは、随分とかけ離れた印象でした。個人的には「カフェラテのない日」と「物件案内」が良かったです。中にはオチが分からない話もありましたが(私だけ?)…。まぁ、たまにはこういう作品も面白いし新鮮だけれど、私はやっぱりいつもの坂木作品が好きだなぁ。
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通勤時間などの片手間にさくっと読めてしまう長さの物語がぎゅっと詰まったショートストーリー数。特筆すべきは作者のイメージであるほんわか作風はほんのわずかに潜められ、悪意や恐怖を前面に感じさせるものばかり、ということではないかと思います。こういうのも書けるのかという驚きが大きかったです。けっこうえげつない(グロではないですが、心理的にざっくり刺すイメージ)オチがまたキレイに嵌っていて、上手い。なるほど作家ってほんといろんなことを考え付くのだなあというアイディアもたくさん感じさせられて、楽しめた作品群でした。おすすめですよ。
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ブクログ仲間さんのレビューで、覚悟はしていたけれど
坂木さんの思った以上にダークな一面を垣間見て
まさに、「甘いぞ。苦いぞ。おどろくぞ。」
26篇のショートショートが収められていますが、
甘い=10%、苦い=70%、驚く=20%
という感じでしょうか。
坂木さんといえば、心癒される温かい読後感や
問題を起こしてしまった人物も含め
登場人物への手厚いフォローが持ち味と思っていたけれど、
『先生と僕』あたりからひとさじずつ苦さが加わってきて
『夜の光』での、高校生たちの家族への絶望感は
かなりヒリヒリ後を引く痛みとなって残って。。。
その後での、一気に苦さ倍増の、この『短劇』!
読んでいて辛くなるような作品もかなりありましたが、
こういうシニカルな一面や、混沌とした闇を抱えているからこそ
『青空の卵』や『和菓子のアン』でみせる坂木さんの温かさが、
地に足がつかないふわふわしたものではなく
清濁併せ呑む苦しさの中から濾過に濾過を重ねて生み出した
きらめくような一滴なのだ、と信じられる気がしました。
たぶん坂木さんにとってのガス抜きともいえるこの1冊、
そう思いつつも、このあとしばらくは
「温かい坂木さん」作品が続きますように!
と祈ってしまうわがままな読者を、
坂木さんが許してくれますように!
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星新一の様なショートショートを目指した本なのかな?
強烈な嫌味や本末転倒なオチ等を期待していたが、思わず苦笑いをしてしまう様な話もなく1/3程読んだトコロでストップてしまった
他の積読が片付いたらもう一度手に取ってみようかと思う。
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坂木司さんのイメージを覆す短編集
最初のうちはほんわかした作品もあるものの、だんだん違和感を覚える物が増えていく。
他の不可解な短編集と比べ、短いページ数にも関わらず面白い!
一気に読んでしまった
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久しぶりの坂木司。
短編集。
世にも奇妙な物語。ショートショート。
「眠り姫」「幸福な密室」なんかは映像で、「恐いのは」「雨やどり」なんかは漫画にしてほしい感じ。
全然関係ないけど、ひきこもり探偵もう一度読みたくなりました。
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☆2~3
なんか、文章表現が軽いのかな?全体的に物足りない。そのくせおどろおどろしい。
「秘祭」が面白かったので☆3つ。
坂木作品をたくさん読んでいる人のほうが、新鮮な気持ちで読めると思う。
私は詳しくないので、いまいち…。
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素晴しいの一言。
『和菓子のアン』や『青空の卵』のシリーズを代表とした、今までの“坂木節”とはひと味もふた味も違った作品……といった紹介がなされることも多かったと思うが、
むしろこれは、今まで以上に“坂木節”の発露が直接的になった作品だったのではないかな、と私は思う。
1冊に、26作の短編がおさめられている。
放射線状という言葉がおそらくピッタリだと思えるような、多種多様な物語ばかりだ。
共通のモチーフのようなものもある。
覗き、覗かれるようなナニか。
そして一貫しているのは、日常とその向こう側との境界線に立っているということ。
境界線は細く脆いようで、きっと幅広いから、それぞれの位置に立つそれぞれの主人公たちによって、線の色は随分と違ったものに感じられるのだけれど。
坂木さんの魅力が爆発していた。
きっと「ほんわりさ」だけに終始する作品が好きな人にはあわないのだと思うけれど。
今すぐ本屋に行って、財布の許す限り坂木さんの作品を買い集めたい。
そう思うほど、魅力的な作品だった。
大好きだ。
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読後感の良い話中心…かと思っていたら、だんだんブラックユーモアや少し不思議な話が増えて行きます。
個人的には、最後のお話が一番不気味でした。
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フィクション=ありえない話、という構図の中で、しかもブラックな印象の方が強く残ってしまい、あとがきを読むまで意図されていることがわからなかった。
同じフィクション劇であっても、自己の開放や非日常への憧れが「生活」の中で具現、体験できる小説であれば、その灯りは私の「生活」の中でも光りつづけるのだが。