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バスジャックをしたり、ナイフや爆弾も出てくるけど、それほどアクション要素は無かったナリ。
読みやすいから直ぐ読めたけど、色んな本を読んでる人からしたらチョット物足りないかもナリ。
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最近の虐められっこの反逆的な内容
ネット繋がりで、バスジャックやったりと、まずまずの内容。
事件後の終わりが、おかしい。もっと主犯各は、もっと悪どい奴の設定だと思った。
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山田さんの小説の中ではけっこう面白い部類。
少年たちのバスジャック模様が面白い。
冷徹に行動し、残酷なバスジャックを行う少年もいれば、全く上手くいかず、緊張感が全然感じられない少年もいる。各自のバスジャック模様はテンポ良く読めて楽しめるかと。
ただ、この小説も、山田小説にありがちな「こ、これがラストっすか…」感がある。
なんだかなー、「ね、衝撃的でしょ!」というオチを無理矢理押し付けてる感じが否めない。
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一気にサクサク読める
序盤から途中までは続きが気になって面白くて仕方なかった
だんだん誰が誰だか分からなくなったけどそれでも読み進めて、、、
オチだけは少し期待ハズレ
もっと何かびっくりするトリックとかどんでん返しを期待してしまっていた
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様々なところからバスジャックをして東京に来ることの発想がすごく面白く感じた。それぞれ性格が出ていて面白かった。
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ネット仲間との共謀バスジャックからはじまる物語。
各地で同時に行われるバスジャックとたまたまそのバスに居合わせた不幸な(?)人たちの物語。
最後の最後でもやもやが残る。
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みんな実は良い子なのかと思ったら、そうでもないし。人死んでるし。
最後のタカのオチはいらなかったかな、中途半端な感じ。
子供たちのやっちゃた感じで終わっても良かったと思う。
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ネットで知り合った仲間が、各地でバスジャックをし、
東京タワーを目指す。
その後ろにあるものは、ネット社会の闇と現実世界の闇を
描く作品
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インターネットを通じて知り合った6人の少年が「世間を驚かせるため」という目的のために、全国6都市で同時刻にバスジャックをする。
彼らが向かうのは東京タワー。
運悪く乗り合わせた無職の青年(主人公?)や乗客の運命と犯人たちの狙いとは?
劣等感、復讐、自己顕示・・・様々な思いからネット仲間となった6人の少年たちは世間に自分の存在を知らしめるため、前代未聞の同時多発バスジャックを計画します。
ただ、ネットの中で考えられた計画がそうそう上手く行くはずもなく、逆に計画通りに行かないことがさらなる悲劇を生んだりします。
そして最後、目的地の東京タワーに到着した犯人たちと乗客を待ち構えるラストとは?そして事件には意外な後日談がありました・・・
他のレビューでも指摘されていますが、人物描写や伏線の張り方、ラストの急展開すぎる感じは読む人によって賛否が分かれると思います。
ただ個人的には全てがはっきりと理解できないような、謎が残るような感じにこの事件の怖さというか気持ち悪さを感じました。これが作者の狙いなのかはわかりませんが、現実的には事件の背景が全て1点の曇りもなく分かる人というのはほとんどいないはずです。
あなたはこの1冊を読み終えたとき何を思うでしょうか?
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中高生に断トツ人気の作家といえばこの人だそうで、物は試しと遥か昔に中高生だった私も何冊かは読んだことがあります。不愉快な描写も多いけど、軽いからその不愉快さが後を引かない。
ネットで知り合った中学生が同時間帯にバスジャックを謀って東京タワーに向かうという本作は陰惨度低め。犯人、乗客、運転手と、バスによって視点が変わるのも面白い。
そして今更ながら気づきました。歳を食ってからこのこの著者の作品を読むと、知らない言葉がひとつもない(笑)。平易な言葉でわかりやすいからガンガン読める。著者が今後どうなるか楽しみ。いや、意外にこのままか。
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各章であらゆる登場人物に視点が移り変わり、最終的に一つの結末に向かって時系列が一致する、という作品。
私は最初に訳が分からない展開でも、読み進めながら自分なりに整理していく過程が好きなので、この作品は私にとっては非常に面白かった。
何と言ってもテンポが良い。実際のバスジャック事件も、夜行バスなのではない限り犯行時間自体は長くても6-7時間程度だと思うので、人々が混乱し試行錯誤しているにも関わらず時間は非情にも過ぎていく、というようなリアリティを感じた。
犯行に及んだのはネットで知り合った仲間たち。著者はこのような所謂"社会のはずれもの"を主要キャラクターとして取り上げることが多く、社会的立場が弱いものたちが社会に対して実行する下克上物語が好きなのだと思う。
分かりやすく風刺的要素も加わった作品。意外性は無いが、適度なハラハラ感に映画を観ているような気分に陥る、確かなエンターテイメント性を感じられる作品。
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いただきもので家に何年も眠っていた子を起こしましたが…
中学生の時に読むくらいで丁度良い内容だった。
勿体ぶって出てくる言動が全て薄っぺらで拍子抜け。心理描写や台詞も稚拙でイマイチ伝わらないし面白くない。
しかし素晴らしい点も1つ。
少年たち1人1人の場面を細切れにして順繰り進めて行く構成だ。続きがとても気になり、面白くないとか言いつつもどんどん先を読み進めてしまった!
内容が薄いのが大変勿体ない。
この作者の本があと4冊くらいあるので、当たりもあるかも?またそのうち読んでみる。
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孤独でネット上でしか繋がりを持てない少年たちが世間への復讐のために同時バスジャックを起こして東京タワーを目指す。
現実的には有り得ないと思いつつも似たような孤独なネットの住人は多く存在するだろう。誰にも気にしてもらえない、評価されないのは寂しいだろう。自分の存在を認めて欲しいともがいている人の姿が後ろに見えて悲しくなる。
事件に巻き込まれた被害者ではあるものの彼らの心の声を理解してくれたであろう修一と亜弥の存在に少し救われる気がするものの一方で金持ちの道楽として少年たちを利用したタカの存在が怖い。
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ほぼ一気読み。
はっきり言うと、いい意味で胸糞悪い。
世の中の事件が全てこれやったらと思うと。
自分もどこかでこの対象になってる可能性あるんちゃうん?とも。
ネット社会だし、どこで自分が監視されてるか分からへんもんな。
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丁度初めて手にとったのが高校生のとき。いま改めて読み返す勇気はないが、若者の何かをしてやろうという気持ちが謝った方向に進んだ例だと感じる。将来に目標や希望を見出だせず、周りか認められないと感じる少年たちは自己の表現としてこのような行動に出るのかもしれない。社会の問題とする視点でみるとまた新たな見方もできるのかもしれない。