わかりやすく解説
2016/11/03 00:18
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:mistta - この投稿者のレビュー一覧を見る
個人的に、民法に疎い私・・・。あの条文の日本語のわかりづらさが距離を遠ざける。
・・・という言い訳・・・。池田氏も一般の人が民放を敬遠する理由がそれだと指摘している。
決して民法が面白いと思える内容ではないが、わかりやすく、イメージしやすく民法に
ついて書かれている。
民法改正の動きが発端で書かれた本。今後民法は、特に債権法が大きく変わっていく
方向だ。この本のおかげで、民法改正の中間案が出ても、「こういうことか」とイマジネーションを
働かせることが出来そうだ。
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面白いパーツだけを取り出して面白がらせるのでなく、民法全体を面白がらせてくれる本。読んで良かった。
「法学部の学生に企業の資金調達の話をすると、社債だの株式だのといった話をするが、たいていはそうじゃない」。と、そういう話から物権・債権といった基本の話から、流動資産の活用といったかなりテクニカルな話まですすめていく。
話の展開が具体的でありながら、きちんと理論の筋を追ったもので、なるほどそういうストーリーかと改めて腑に落ちるところがたくさん。
どちらかというと、少々法律を勉強したことのある人の方が楽しめるかもしれない。全く触れたことのないという人は、和久峻三の『民法おもしろ事典』の方がとっつきやすいかもしれない。
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2013/01/08
字が多すぎる。。
もちょっと図化して頂けると助かりますm(__)m
年始に自分の生活を見つめ直す上で民法はいいんじゃないかと思い、手にとった次第です。
ざっと目を通したからあとは必要に応じて見返します。
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「普通の保証人」と「連帯保証人」の違いを解説する部分ににフムフム!
安易に連帯保証人に引き受けたり、親兄弟や知人に連帯保証人を気楽にお願いしたりしてはいけないのだなぁ、ということがよく分かった。
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法律学は科学なのか、詐欺についての民法と刑法のとらえ方の違い、酒場のサラリーマンの喧嘩と公害訴訟の関係、ゴミ集積場にあるゴミの所有権など、当たり前のことばかりですが、面白いトピックスが詰まっていました。屁理屈のネタ。
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私たちの生活に密接した法律「民法」について触れるには最適な一冊。
ただ、やはり内容が難しい。著者の方は務めて一般人にも分かりやすいようまとめてくれているため、他のどの本よりも分かりやすい。それでも、かなり難解な部分が残るのは法律の話であるせいか・・・・。
話の難しさがこの本を読む最大のハードルと言える。
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昔、一般教養の法学の授業を受けた時、実は優れた入門書を書くのが一番難しく、本当の大学者にしか出来ない仕事だと聞いた。何故だかその話をこの本を読み終えたときに急に思い出した。人生の必修科目としての民法の入門書としても、現在の民法の何が問題なのかを素人にも分かりやすく伝える解説書としても優れている本書に出会ったからだろう。特に、現在進行中の民法改正の作業へ市民として参加することを呼びかける巻末の文章には感動した。理科系で著者のことは存じ上げていないが、本当の大学者であることは間違いないであろう。
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今まで読んだ法律書の中で一番わかりやすく書かれたものだ。「(法律の世界はすべて)言葉と文字の世界」であり、そこで生きるプロとしては難しくて、堅すぎてつまらないなどという評価しかもらえないようでは失格と著者は断言しているだけあってとても本書はわかりやすい。しかし、著者が専門とする債権法のところはやや難しかった。与えられる民法から市民の目線でもって民法をとらえていくこそ大切であり、だからこそ「おもしろい」法律でなくてはならないとよくわかった。
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市民目線で民法を概観。債権法の改正論議(分かりやすく,時代に合わせて)を中心に据えてるけど,民法の成立経緯や生活との関わりも詳しく,全体像がつかみやすい。
「民法(債権法)は中小企業の金融法」という話にはなるほどと納得。流動資産を担保にする集合動産譲渡担保や債権譲渡担保の説明も丁寧で良かった。
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良い本。
確かに民法は面白い。守らなくても罰せられないとか。
でも、法律は難しい。民法も解釈が難しそうだ。
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平易な文章で書かれていてとてもわかり易かった。
民法がどうやって立法されているかなども分かり、読み物として面白かった。
■この本を知ったきっかけ
Twitterで読了した人がいたのを見て。
■読もうと思ったわけ
気になってAmazonの書評を読んだら面白そうだったので。
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私にはところどころ難しいところもあったけど、民法は中小企業や自分たちにとって身近で知っておかないと怖いところもあるのだと思った。歴史が民法に追いつき、これからは市民が責任を持って改正するか検討する、というのは納得。他の国の情勢にあわせて改正する必要もないのだと分かった。けれどもTPPとかその他いろいろ、グローバルになっていて難しいところもあるのでは…と浅い知識で思ったのでした。
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2013.8.14読了。やっと読み終わった。学校で『日本国憲法』についての講義を受けたことを機に、法律に興味が出て、本書を手にとった。結論を言うと、難しかった。「民法」という言葉しか知らない私にとって。専門用語はかなり噛み砕いて説明してある。けれども、理解するには何回か同じ行を読む必要があった。読み終わった時点でも完全に理解できたかと言われると、答えは否である。知らないことが一気に入って来て、今はいっぱいいっぱい。少し時間を置いて読み直そう。以下、内容について。民法について学ばなければならないという危機感を持てたので、この本を読んで良かった。印象に残ったのは、連帯保証人について。(p50〜54)連帯保証人と普通の保証人の違い。奨学金を連帯保証人にしており、保証人を決める際、責任の重さの違いついて、正直そんなに深く考えていなかったので、どきっとした。よく理解しないまま書類を書いてしまったことが恥ずかしい。無知って怖い。もっと知る必要があると思った。いろんなことを。
民法の面白さについてはわかったような、わからないような。面白いと感じはしたが、やっぱり法律は難しいという思いの方が大きい。面白さがわかるように、色々読んで、知識をつけたい。とにかく、自分の無知を痛感した一冊。
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序盤に出てきた問題が面白くて読んでみたのですが、問題はそれだけで、若干残念に思えました……。
今現在、行政書士の勉強中なので、役に立つかなぁと思いましたが、民法改正の流れとか歴史とかながメインなので、直接活用はできませんね(笑)
まぁ、内容的には面白かったし、著者の主張は尤もだと理解できますが、気になるところが一点。
契約における無効と取り消しについて、どこのページだか忘れましたが、解説が間違っていました(多分)。
取り消しとは、取り消されるまでは有効なものとして扱われるもので、無効とは契約そのものが初めからなかったものとして扱われます。そこを間違えちゃだめでしょ!と思いました(笑)
僕の評価はAにします。
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筆者は高名な民法学者であるが、民法のおもしろさを実例を挙げてわかりやすく解説した名著。単なる民法の雑学本ではなく、本格的に勉強したくなる導入書として学生・初学者におすすめ。
キャリア開発学部(経営学) 小野浩二先生