紙の本
のんびりと長編
2006/08/16 23:12
1人中、1人の方がこのレビューが役に立ったと投票しています。
投稿者:にい - この投稿者のレビュー一覧を見る
マルタ・サギーの長編です
マルタの素直すぎてハズレた喋りと、バーチの妙に前向きな感じが好きですね
ストーリーはリッツの兄やアテンダントと呼ばれるモノが出てきたりしてますが、まだまだ謎が多く先に進んでいる感じがないです
マルタとバーチがライバルというよりコンビ化してしまって、二人の会話はそれはそれで楽しいですが話が進まない
そもそもリッツの兄でさえ「アテンダント待ち」な状態で、話を進めようとする意思をもったキャラクターがいないんですね
のんびりした雰囲気は好きですが、長編よりむしろ短編の方が勢いがあるような気がします
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野梨原的には二千六年って書くのブームなのかなあ。とにかく前回のよりずっと早く出て嬉しい。デアスミスのカリスマ性が結構分かった巻。
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推理しない探偵マルタ・サギー(鷺井丸太)シリーズ長編第三弾。次の舞台は日本だ! ……みたいな?(苦笑)
相変わらずマルタの子供っぽさがいい感じです。
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マルタはきっと基本的にはそれなりになんでも出来るんだろうなぁ。人にまかすのがうまいだけで。まがりなりにも一人暮し。
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長ったらしくて言いにくいカタカナが多すぎる野梨原せんせ。まぁまぁ面白かったとは思います。マルタってばクレイのこと大好きじゃん。久々のアウレカの登場にテンション上がった(笑)。野梨原せんせの本は、ゴツイ男が気持ち悪い喋り方するのがうける。
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蓑崎にバーチがいることが笑える。
しかもマルタの変装なので、気品のあるマルタが見られます。
仮想デートは面白かった。
マルタの中のクレイの存在のでかさが知らないところでバレている。切ない。
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カップラーメンを啜らずにもぐもぐと食べたり、清楚なワンピース姿でトンカツとパフェを食べたりするバーチが見られます。
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ラーメンすするバーチが印象的。
「鷺井くん(中略)お待たせ(以下略)」でお茶吹きそうになった。
ここらへんから後半に向けて話が重くなってくるんだなあ。
(09.07.24)
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いつの間にやら完結していたのでまとめ読み。
「お前は僕がいないと、なんにもできないんだからな!」とか強がり言う、年下の金髪そばかす少年ってよくなくないですか? つまり リッツ可愛い。
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“「……デアスミス……」
掠れた声で思わず呟く。震えているのが悔しかった。
デアスミスはバーチとマルタのテーブルの横に立ち止まった。
「はじめまして、マルタ・サギーさん。いつもリッツが世話になっています。ありがとう。私はウィリアム・デアスミス。リッツの兄です」
デアスミスは曇りのない明るい、人好きのする笑顔でそう言って軽く両手を広げた。
マルタは頭の中が真っ白になった。
デアスミスはその彫刻めいた美しさの右手をマルタに差し出す。
マルタは何も考えずにその手を取りそうになった。
吸いこまれそうな青灰色の瞳。
「おいこらデアスミス」
不機嫌なバーチの声がして、マルタは出しかけた手を引っ込め、浮かせた腰をまた椅子に落とした。身体に鉛でも入ったようで、心臓が早鐘を打っていた、汗が噴き出したが寒気がした。
なんだ。
こいつはなんだ。”
デアスミスと初のご対面。
うー、マルタが好きすぎてたまらん。
バーチとのやり取りが本当面白いなぁ。素敵だ。
“マルタは何か反論したそうにバーチの顔を見つめていたが、早足で二階に行くと何冊かの雑誌をバーチに押しつけるように差し出した。
「これ。この中から選んで誰でもいいから化けろ。僕じゃなければいいから」
「化けろって。傷つくね」
「ラーメンと緑茶を出してやるからあっちに座ってそれ見ててくれ頼むからバーチ!!」
「なんだね人を厄介者みたいに」
バーチは雑誌を手に、ぶつくさ言いながらそれでもソファに座った。
置き場所からカップラーメンを二つ取り出し、ラップをはがしてかやくを入れながら、マルタは混乱する頭をなだめようとする。
どうして。
なんで僕は蓑崎にいるんだ。
なじみ深い家、なじみ深い台所。全てのものの位置を自分は知っている。
茶筒は引き出しの中、急須は食器棚の上から二番目の右手側。エアコンはかけっぱなしで、片付いているのは、そうだ、アウレカが来て掃除して。待て、今いつだ。もう一度自室に駆け上がってPCを立ち上げ、カレンダーを開く。
ぐう、と喉が鳴った。
やっぱり、オスタスに飛ばされた日だ。”
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新書購入。
これは探偵小説ではない。推理でもない。たぶん。
異世界ファンタジー。
無夜は何か飛ばして読んだらしい。
賢者の石ってなに?
えー、なにこの展開、みたいな?わかんないのは自業自得なので仕方ないです。(読み飛ばしたのか??)
今回は夜の貴族登場。気づかいある父親(とある犯罪被害者の人間の少女を養女にしている)として登場。娘がかなりわがままに見えます。
こんなに大事にしてもらっていて、実の親が恋しいなんて……。贅沢な。
種族の違いが大きいのでしょうけれど。
そして、今回は日本にバーチがきます。(夢の中ですが)
シャワーに感激して帰ります。きっと、オスタスの街に、シャワーが普及することでしょう。(笑)
それにしても、マルタの名探偵のカードは凶悪ですね。策と布石をすべて、無にしてしまう。補助カードとしては最悪・最強では?
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マルタ&バーチin JAPAN
バーチの吸収力の早さとコミカル具合にちょっときゅん(*´艸`*)♪
実際いくつなんだろう。
そしてマルタはなぜこんなにオスタスに惹かれているのか。
オスタスに”帰りたい”と思うのか。
自分の元いた世界になじめない、居場所を感じられないのは。
続刊で答えがでるかな。
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事件よりもカード戦争の方が中心の話となりました。
一瞬、ジョジョのシリーズの印象があったり。(^^;
日本に戻ったのが一人きりじゃなくて良かったね。
しかし、審判役も中途半端な仕事をするなぁ。(^^;