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タイトルからは何を訴えたいかわからない本である。そして内容は欲張り。指摘はするどいが、結局それかいという本でした。ジャンケンフラクタル、三すくみというバランスは古からずっとそうだった。分かるけど…。正直つっこみどころ満載で、説得力の弱さが私自らの思考をめぐらせることができたので、その点では感謝♪辛口でごめん。でもちょっと有問題。それだから…っていいたくなる。
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[ 内容 ]
誰も勝たない、誰も負けない、東洋独自の循環型の文明―著者はそれを「ジャンケン文明」と呼ぶ。
西洋型の近代文明は、二項対立の「コイン投げ文明」であった。
だが、そこからはもう「衝突」しか生まれてこない。
今こそ東アジアが、日本、韓国、中国の新しい関係を携えて、その独自の文明の豊かさを世界に発するべきではないか…。
「拳の文化」をたどり、時代を読み解きながら考える、「共存」のための文明論。
[ 目次 ]
1 なぜいまジャンケンか(切符売り場で考えたこと 冷たい汽車 ほか)
2 手とジャンケンの誕生(隠れたヒゲ 拳の文化史 ほか)
3 ジャンケンの構造(お地蔵さまとのジャンケン 拳と酒の関係論 ほか)
4 コイン投げ型とジャンケン型の文明(ダ・ヴィンチのジャンケン なぜ石が紙に負けるのか ほか)
5 「三国拳」の新しいアジア文明(東北か北東か アジアということば ほか)
[ POP ]
[ おすすめ度 ]
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[ 関連図書 ]
[ 参考となる書評 ]
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フォトリーディング。ジャンケンとトスコインでアジアと欧米を論じた意欲作。かなり面白そうな地政学と文化の本。高速リーディング。話題が散り散りで論拠が曖昧。読んでて疲れた。普通に読んでいたら積ん読になっていた本。視点は面白かったのだが、ツッコミどころ満載。