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雪越大学の男子3人女子2人のオカルト研究会が学生達の心霊恐怖体験の相談を受けて見事に事件を解決して行く青春ホラーミステリーの2冊目です。著者は強烈な恐怖ホラーを書く方ですが本作では意識して善良(善霊)な幽霊を描いて気楽な学生達の雰囲気を壊さない様にと努められていますね。チームワーク抜群の誠実なオカ研の事件解決率ほぼ100%は誠に素晴らしいですよね。主人公の八神森司は依頼人に対する時の親身さ真剣さで恋にぶち当たればヘタレを返上できるのにね。ヒロインの灘こよみは男に本心を読ませない小悪魔の不思議ちゃんですね。
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「シネマジェニック」
段々近づいてくる彼女。
自分で好きな人を撮り尚且つ作品としてコンペに出す夢が途絶えた時の無念はとてつもなかったろうな。
幾らカメラで別の女性を彼女に重ね映そうも彼女になる訳はなく諦められない夢であろうと、どうしようもできないのは悔しいな。
「彼女の彼」
二人の元へ現れる者。
相手と自分への周りの評価を利用し、相手を陥れるだけでなく殺人の罪まで擦り付けようとするなんて酷い人だな。
彼はただただ彼女に愛されたかったのだろうが、自意識過剰そうな彼からのアプローチは彼女にとって何処までも着いてくる怖い人だったのだろうな。
「幽霊の多い居酒屋」
見えるだけが憑いてきた。
無理に周りに合わせようと頑張っても、周りがそれを良く思っていなかったり無茶な扱いを受けるぐらいなら始めから行かないほうが良いよな。
彼に着いてきた理由は、ただ自分と似ているところがあり彼の言う通り波長があっただけなのだろうな。
「鏡の中の」
悪夢の中に出てきた者は。
忘れ去られていた過去を思い出した時、楽しい記憶ならいいが苦痛を伴う記憶を半強制的に思い出させられた場合心が根を上げてしまうのも仕方ないだろう。
虐待をする者は各々理由があり尚且つそれが当たり前の様に話すだろうが、相手に苦痛を与えてる時点でそれは普通では無いのだと自覚する事はあるのだろうか。
「人形花嫁」
彼女のイタズラと思われ。
彼は彼女を庇い護っているように見えて、ただただ争いに巻き込まれないよう逃げていただけであり面倒事は全て彼女に押し付けていたのだろうな。
子供が欲しい姑に対して自分の性で子供が出来ないなどプライドなどが邪魔して言いたくないかもしれないが、そのせいで彼女が責められている彼女を見守るのはおかしくないだろうか。
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2020年の⑭
2020.8.12スタート 2020.8.23読了 ★★★☆☆
このシリーズは読み始めてまだ2冊目だが人間の心の闇による怖さの物語が多いような気がする。 そして、このシリーズに出てくる純粋な正真正銘の幽霊たちはちょっと物悲しくてほんのり優しい幽霊たちですね。
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ホーンテッドキャンパス 2巻目
<むずきゅん>
バレンタインのチョコレートを、わざわざ下宿まで持ってきてくれる。
でも、それは、全種類詰め込んで、人よりも大きな袋になってしまって
他人に誤解されるのが嫌だから?
それとも、想いがあるから大きな袋になってしまい、それを見られるのが
恥ずかしいから?
この巻では、このみちゃんの気持ちがどちらかのか分からない。
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会社の先輩が、貸してくれた本です。初めて読む作家さんです。ラノベなのかな?とても軽く読めます。部長の博学には、驚き、森司とこよみの恋愛には、じれったさを感じたり(๑´ლ`๑)笑ミステリーホラーだけど、ホラー感強くないので、怖いの苦手な人でも読めちゃいます。ただ最後の人形花嫁は、気持ち悪かった(•́ε•̀٥)最後まで読んだら、表紙のイラストが納得となります(*´艸`*)ァハ♪
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今回も面白い。
一章ごとに終わる短編なので読みやすいし、展開がどんどん進むから飽きない。
今回は、殺人事件もあってちょっと重い話もあったりした。
予想では、こよみちゃんも主人公のこと好きぽいね。続きが早く読みたい。
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病み上がりに逃げ回るところなんかヘタレすぎてウンザリしたけど、徐々にヘタレ脱却に向かってる感じで好感触。ストーリーはとても好き
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オカルト研究会の怖いところは、大学内の
軽いサークルのノリで本物の怪奇現象が
起きてしまう処です(*´▽`*)
恋の進展は期待してはイケない
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読書録「ホーンテッド・キャンパス幽霊たち
とチョコレート」3
著者 櫛木理宇
出版 角川ホラー文庫
p108より引用
“ 赤い布張りのボックスソファはほぼ満席
で、カウンターの奥に立つマスターは十年以
上前から「今にも死にそう」と学生たちに評
されつづけている老爺である。”
目次より抜粋引用
“シネマジェニック
彼女の彼
幽霊の多い居酒屋
鏡の中
人形花嫁”
見たくないのに幽霊が見えてしまう大学生
を主人公とした、短編連作オカルトミステリ。
シリーズ第二弾。
冬衛の入り口に立つ主人公・八神森司が通
う大学近辺、天気の具合から大勢が傘を持っ
て歩く中でも、特定の人物の傘だけはすぐに
見分けられるのだった…。
上記の引用は、主人公たちの大学の学生御
用達の喫茶店についての一文。
こういう行きつけのお店というのは、何時ま
でも変わらないであって欲しいものの一つで
すね。
幽霊、生霊などなど、オカルトが受け入れ
られている物語ですので、オカルト否定の傾
向が強い方は、読むのがつらいかもしれませ
ん。特に、オカルト現象が起こる原理に説明
を求めるような方には、向かなさそうです。
充実した大学生活を送った人は懐かしく思
いながら、そうでなかった人はそんな風であ
りたかったと思いながら、読み進むことにな
る作品ではないでしょうか。
ーーーーー
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シリーズ第2弾。
大学のオカルトサークルメンバーが持ち込まれる相談事を解決していく短編集。
今後の展開はまだわかりませんが、部長の過去もチラッとあったりして本作はホラーすぎず楽しんで読めました。
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1年以上の月日を経てようやく2巻を。ミステリ、の部分は疑問もあるけど、青春とオカルトは間違いない。ホラーじゃなくてオカルト。もう一年生終わりそうだけど、博士課程まで行くのかしらん。