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ブログに感想書きました→http://d.hatena.ne.jp/victoria007/20121117/1353149876
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本のタイトルから想像する内容の本ではなかった。(どうすればマッキンゼーに入社できるのか、という就活学生向け内容の本かと思っていた)
この本で著者が執拗に「リーダーシップのある人が少ない」と訴えていた。日本のコテコテの大企業では管理職になってからどうチームをリードしていこうか考えるが、マッキンゼーでは入社してすぐとのこと。そしてリーダーシップを発揮できた人が管理職になる、というスピード感の違いに感心。
あと、「グローバル人材」に関して。私も最近何をもって「グローバル人材」というのか疑問に思っていたが、彼女いわく①英語+②地頭+③リーダーシップの3つとのこと。日本人には②を持っている人はたくさんいるが、中国人には3つをすでに持ち合わせている人がたくさんいて(もちろん中国語と日本語もできる)、マッキンゼーのような外資ではもう東京支社で日本人を採用する必要がなくなるかも、とさえ言っている…。
少し前に、日本企業の「グローバル人材」採用熱が冷めた、という日経記事を読み、理由を見てみたところ、雇う会社自体がその「グローバル人材」を使いこなせていない、とのこと…。まず雇う側がグローバルにならないと意味がないのでは悲しい限り。
そのような意味でマッキンゼーの仕事のさせ方を紹介しているこの本と彼女の考え方はグローバル化が必要な日本企業にとってとても参考になるのではないかと思う。
一時的な流行り本かと思っていたが意外に読み応えのある本だった。
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目からウロコのところあり、「そうそう!」って共感するところありで、全体としてとても面白いし勉強になる。
タイトルだけはなんとかならんかなぁ。
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つい、ミーハー根性で買ってしまいました^^;伊賀康代さんの「採用基準」、マッキンゼーでの採用の基準から日本で必要な人材教育まで、例のハットさせる切り口で畳み掛けるように語ります。
とりわけ、リーダーシップについての考察はわが意を得たりと思う反面、その教育については大きく考えさせられました。
そんじゃーね!
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伊賀さんに「だから、あなたはダメなのよ」って怒られた気分。
私、まさしく「自分でやったほうが早い」って思ってたタイプ。
ガチの日本人でした。。。
どうして日本はリーダーシップを教えようとしないんだろう。
私も小中高大と学んでるけれど、リーダーシップについての
勉強ってこれっぽっちもしたことないかも。
リーダーに憧れるのに、自分じゃリーダーになれないと
勝手に思ってた。
そもそも、リーダーの定義が間違ってたからってことか。
リーダーがなすべき4つのタスク
まずは自分のリーダーになるべく、ちっちゃなところから
実践して恥とか恐怖心とか克服していきたいな。
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就職活動の対策本ではまったくない。日本人が読むべきリーダーシップ論入門といったところか。自分の問題意識が著者と一致していて嬉しかった。
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マッキンゼーが必要とする人材は、地頭よりも論理的思考力よりも以下の要素を兼ね備えた人材。それが、『1.リーダーシップ 2.頭のよさ 3.英語力』なのである。まさしくそれは、今の時代が必要とするものともマッチしており、日本人の場合、1、3が足りず、とりわけリーダーシップに関しては危機的状況となっている。
この本の中でリーダーとしてあるために、特に大事に思えたのが、「バリューを出す」と「ポジションをとる」。それはつまり、らしさや個性を発揮するとともに、常日頃から自分の考えを持ち、自分の立ち位置をはっきりさせるということだ。日本人の場合、みんなで、チームで、多数決でのように責任の所在を曖昧にすることが多いが、平時はそれでいいにせよ、先行き不透明な有事の際には、思い切ってサイを投げてみないことにはことは始まらない。マッキンゼーでの採用いかんに関わらず、誰もが皆今の時代必要なスキルであるし、またそれを伸ばしていくとともに、個々の目標達成、職責遂行に向けて日々精進していくことが大事なのである。
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頭の良さよりもリーダーシップが大事ということが一貫して語られており、納得。些細なことでも少しの勇気を出して主体的に行動し、リーダーシップを身につけていきたい。
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マッキンゼーの採用マネージャーを12年務めた著者が語る、地頭より論理的思考力より大切なものとは?
著者(某有名ブロガーさんの素顔では?と話題になってますねー)はマッキンゼーの元採用マネージャー。
最初はコンサルタントとしてキャリアを積んでいたものの、採用トレーニングなどに携わるようになって人材開発、採用のポジションを自ら提案してキャリア転換したという経歴の持ち主。
マッキンゼーで数多くの面接に立ち会う中で、マッキンゼーに入社できる人はこんな人だ、という世間一般の像が異なってるのではないか。実際求められる人はこういう人、という話が前半。
後半は「リーダーシップ論」という内容でした。
私もコンサルティング会社の人ってフレームワークを使いこなす地頭がいい人、論理的思考ができる人で、そういう人が求められてるんでしょ?と何となく思っていたのですが、そういう事ではない、そしてその理由に納得でした。
一番大事なのは「考える事が好き」な人だという事。
何よりも面接担当者が知りたいことは、その候補者がどれほど考えることが好きか、そしてどんな考え方をする人なのかという点だそうです。
頭の中から解法という知識を取り出すこと、と、考えること、とは全く異なる行為で、求められているのは後者ができる人なのだそうです。
なるほどなあ。。。。
マッキンゼーの採用基準は大枠ではグローバルに統一されていて
①リーダーシップがあること
②地頭がいいこと
③英語ができること
の3つだけれど、このうち日本の「優秀な人」がもっているのは②だけであって残りのふたつは絶望的にかけていると指摘しています。
コンサルティング業務の根幹は経営者に対するサービス業であり、経営課題の相談を受ける、問題の解決方法を見つける、問題を解決するの3つのプロセスに分けられます。
このうち地頭が関係するのは2番目の問題の解決方法を見つけるところだけ。
そして実際問題を解決するにはリーダーシップ(もしくはリーダーシップポテンシャル)が不可欠なのだ、と後半のリーダーシップ論につながっていきます。
確かに日本の教育ではリーダーシップ論って重要視されないですよね。。。
マッキンゼー流リーダーシップの学び方としてこの本では4つあげられていました
1バリューを出す(何らかの付加価値を生んだかどうか確認し続ける)
2ポジションをとる(あなたの意見は何か、立ち位置をはっきりさせる)
3自分の仕事のリーダーは自分
4ホワイトボードの前に立つ
なるほど。。。。まあ、細々ながらやってなくはないですが。。。
やろうと思ってというより、他がやってくんないから何となくそーやっちゃうという感じが実のところなので、意識して行動してみようと思いました。
リーダーシップというと何か特別な、カリスマ性のあるリーダーをイメージしがちだけれど、リーダーシップが必要な場面というのは日常どこにでも転がってる。
例えば人身事故なりでタクシーの列がすごいときに、一緒の方面の人一緒に乗りませんかーって言ってみる(誰か係員にまかせるんじゃなくて)とか。
遠慮の塊で置いてあるお菓子の分配方法を提案してみるとか。
なんだそんな事。。。という感じですが、こういう小さい場面でリーダーシップがとれない人が急にもう少し難しい場面でできたりしないんですよーという論には納得です。
訓練次第で発揮できるようになるものだ、という話はちょっとホッとしますね。(まあ、得手不得手はあるわけですが)
「頭が良い」という事について考えさせられる本でした。オススメ!
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リーダーシップの本来の意味と、その重要性について。
・グローバル人材ではなく、グローバルリーダーを目指す
・分散型の意思決定システムには、全員がリーダーシップを求められる
・日常的にリーダーシップを発揮する
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「Chikirinの中の人?」という点でも話題の本。
目新しいことはないけど、リーダーシップの重要性についての話が非常にわかりやすくまとまっていて、参考になりました。
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リーダーシップの重要性について。
リーダーシップは誰か1人ではなく個々人が持つべきスキルであり、また修練によって誰もが持ち得るスキルである。
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リーダーシップは役職から生まれるものではなく、リーダーシップを取るという行動を経て生まれるもの。
感覚ではもちろん分かってはいるけど少しスッキリした。転職してまで知りたかったことが明快になった気分です。
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マッキンゼーの採用マネージャーだった人が書いた本。リーダーシップ論。あとがきにもあるが、マッキンゼーを褒めすぎ(笑)
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ちきりん女史の本体と目されている人の書。
業界新聞の仕事してた時、新業界を作るようなブレイクするーをおこした「大成功した創業者」は世間の常識から鑑みてクレイジーな御仁(もっと具体的に書くと、目標設定値がアホ程高くてその達成を信じて疑わずにオレ哲学を相当な熱量をもってこれでもかとゴリ押ししてくる宗教家チックな人)が多いなーと思っていた訳ですが、この本を読んで一々腑に落ちていきました。彼らの思考を体感した時に思った感覚は間違っとらんかったなと。
それから約10年が経ち、グローバルリーダーとは縁遠いビンボー零細企業の舵取り役という立場で本書を眺めると、胸に手を当てて反省しきりな反面、本書で酷評されている人種の方が実は相対的に人間として幸せ度が高いんではないか?ともうっすら思ったりします。
いずれにしても、頭すっからかんにして、もう1回読み直してみようと思います。そんじゃーね、と。