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アニメでも放映された、千葉村での林間学校ボランティアの巻。「問題を解決するのではなく、解消する」という、ヒッキーの本領が如何なく発揮された。「俺ガイル」シリーズにとって、ターニングポイントとなった重要な巻だと思う。
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アニメでちょろっと見た話だったんだけど、林間学校ってこういう経緯だったか。ストーリーはさておくけれど、年上としか遊べない子供っているんだよね。それが、現代ではぼっち扱いなんだなとか思うと、ちょっと怖くなった。とはいえ、そういう子供なりのアドヴァンテージはあるって描写だったので、まあ、よかったかな。で、まだ事故の話を引きずっているとは知らなんだ。
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人間関係の本質を見事に捉えた描写に舌を巻く。
また、それらを表現させるのに年下の小学生達の面倒を見る。というところが自然でとても良い。
アニメでもこの話から俺ガイルが好きになった。
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夏休みの林間学校でのボランティア活動の話。奉仕部に加えて、F組の上位カーストである葉山くんのグループも参加しており、意外にも、この葉山くんがかなり物語に関わってくる。
水着あり、肝試しあり、キャンプあり、花火ありと、夏休みならではのみどころ満載で、登場人物も多いのでかなりにぎやかな巻となっていた。かたや、恒例の奉仕部の活動が、葉山くんたちも交えて、いつもよりもシリアスぎみで、自分自身の経験も含め、色々と考えさせられるものだった。
このシリーズは巻を重ねるごとに面白くなっていっているように感じる。徐々にではあるが、平凡な学園生活から、色々波乱に満ちていきそうな展開を見せているので、ますます目が離せない。
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続き。図書館で。
ん~。ヒキガヤ君と妹ちゃんのやり取りを読んでいると彼は別にコミュニケーション能力に欠けている訳でもないのに何で孤立してるんだろ?と思わなくもない。彼がこだわるほど周囲は彼のことを気にしてなさそうだし上手く立ち回れば友達の一人や二人出来そうだけどな。ま、彼はその上手く立ち回る気がまるでないので友達が居ない状態に甘んじているというかそれで良いと思っているので友人が出来るはずもないんだろうけど。
ただ「ハブ」は周囲が一人を孤立させるのに対し「ぼっち」は個人が選んで一人の状態に居るという主体性も出てくるんだなぁとなんか納得しました。だからヒキガヤ君はハブられてる訳でなくボッチなのだな。
そして臨海学校。ボランティアってもっと馬車馬の如く働かされるモンじゃないんですかね?ちょっと配膳手伝ってレクのお手伝いで終了。(そして梨とかリンゴを丸のまま剥くって描写がアニメとか漫画にはよく出てくるけど四つ割にしてから剥く方が楽だし綺麗に出来ると思う。一人一個丸かじりするなら話は別だけど。)さらに自由時間はボランティアスタッフだけで川遊びとかなんか…めっちゃ楽そう。そして何かあったら俺たちに声をかけてくれなんて葉山君は言ってるけど何かあった時の対処方法…きちんと責任者とか本部とか把握しとるのかいな、と不安になりました。そして最後の解決策は後で保護者から苦情が来るレベルだと思う。結局のところ汚れ役を引き受けた葉山一派は懐が広いな。ヒキガヤ君は立案だけで表には立たないからアレ、苦情が来ても矢面に立つのは葉山君だもんな…。
個人的には一人でもいいんじゃない、とは思う。無理に仲良しこよしゴッコをさせようとしたところで無理だしねぇ。ヒキガヤ君に奉仕部が与えられたようにどこかに逃げ場があればそれで良いと思う。学校にも家庭にも逃げ場が無いのは本当につらいだろうと思うけれども。(そういう意味では可愛い妹がいる時点でヒキガヤ君は真のぼっちではない気がしなくもない。猫も居るし。)
なんか京葉線とか海浜幕張とか本当にご近所さんって感じの小ネタ満載でその辺りがじわ~っと面白い。私も麦芽ゼリー好きだったなぁ…。いまだに給食に登場するんだろうか?そしてシタールは美味しいですよね。
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ネタバレ 深い、深いなぁ。苛めの解消にはベストの回答なんてないはず。比較優位の回答すら不明だろう。にもかかわらず、一つの規格外のテーゼを提示する本巻は凄まじい。また、この八幡の提示したテーゼに対して、葉山の立ち位置・言動が、直接的なアンチテーゼとなっていて、話しに締まりと深みが出てくる。本作は、他の作品と違い、無駄に男性キャラクターを消費していないのが好感。
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いまのところ6巻と並んで完成度の高い4巻「残念、千葉村でしたー!」
アニメ視聴済みだが、こまかな局面、場面転換が拾えてよかった。
また、テーマを夏目漱石「こころ」の有名なフレーズで表現しているところは初めて知った。
この方は、冒頭、クライマックスにこのような印象的なフレーズを二重使用する癖があるようです。
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善人とか悪人とか
きっと限りなく八幡くんはグレーで、でも人ってそんなもん。明確に白な人も、黒な人も、いない。
だけどそれでいいんだよね。そのままで、逃げて、社会を否定して、自分を肯定して。自分だけは、自分を肯定して。
大丈夫だよね。たぶん。
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夏合宿で、小学生との交流をしつつも、登場人物達が徐々に成長していくという回ですね。主人公の精神的な良い意味での幼さが、周りの人間を動かし、まわりの人間の人間的成長にも繋がるという感じで、面白い回でした。主人公が徐々にリア充化しているので、爆発しろと思いつつ、ラブコメとしては正しい流れになっているなぁ、と思ったり。
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夏休み中の八幡の前に平塚先生から奉仕部の仕事として依頼が来る。
集まったゆきのん、結、彩ちゃん、小町。
着いた先で待っていたのは葉山、戸部、三浦、海老名。
そこでのミッションは小学生のキャンプをサポートすること。
そこで目にしたのは、鶴見瑠美という孤立している一人の少女。
孤立少女と、友人と言われている少女達をまとめよ というものも加わった。
歪な友情なんてぶっ壊せばいい
という八幡の案に乗って、肝試しを利用してぶっ壊しにかかる。
が。
瑠美は班の少女達を助ける。
とりあえず、これでミッション終了。
無事に地元に帰ってきた皆。
平塚先生の車を降りたところで、ゆきのんの姉、春乃登場。
春乃にゆきのんを掻っ攫われた・・・
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小学生向けバーベキュー会。
孤立した子の問題を、どう解決するか
メンバーそろって、面白かった。
最後の雪乃のとこは、次の回に進展するのかな。
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夏休み回。夏目漱石の、こころ、の一文が題材になっるようで。
この回はアニメで見た時の記憶もなんとなくあり、好きな話だったが、やっぱり面白かった。
問題解決ではなく解消をするんだけど、救われない感じがより一層際立ってる。
葉山も裏が見えつつあってむしろ好感度高まります。
八幡の戸塚への反応がいちいち面白い。とつかわいい。
あと話の間の、キャンプ地に向かう車内会話が地味に面白かった。