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舞台はガラリと変わって現代の地球。そんなに飛んで話が繋がるのか?と不安だったけど、全くの杞憂でした。
冥王斑、救世群、医師たち。前回与えられたキーワードの紐がほどかれ、それがメニーメニーシープにどう繋がっていくのか楽しみでしかたがない!
2だけでもパンデミックものとして十分に話がまとまっているので、単独でも面白いという事実に驚きです。
小川さんすごい。
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前作とはうってかわって、いきなり現代の地球を舞台にした、アウトブレイクものになってました。どうつながるんだと、思ってましたが、後半からいくつかSF的な仕掛けがちりばめられてきて、前作へつながる伏線らしきものも。羊がキーワードやな、きっと。
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シリーズ物なのになんでこんなに一つ一つがしっかりしてるんだろう。先を予見させるような、でもやっぱ先の読めない伏線を敷いて、絶望的なのか希望があるのかも分からないまま、終わってしまった。でも、ちゃんと終わるんだよなーすごいなー。次巻、『アウレーリア一統』へ。
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1巻から時代は一気に遡って、近未来に。この物語の出発点と思われる。
1巻の謎の疫病 冥王斑が最初に現れた時代の人々の苦闘や煩悶が描かれている。
1巻と2巻で共通にでてくるのは、冥王斑、フェオドール、ダダー、羊、そして集団を統率する芯の強い若い女性
1巻と2巻が、どの様につながっていくのか?楽しみ。
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すごい!流石「本の雑誌」で大森さんが★4つつけるだけことがある。小川一水版「復活の日」現場の医師が、患者が、周辺の人々がよく描かれている。このネタでどんどん引張ってもいいのに大きな物語の一編なんですね。1巻目も読まなくては!
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宇宙SFであった1巻からガラリと変わり、現在の地球を舞台としている。未知のウイルスにより引き起こされるパンデミックを見事な筆致で描き出しでいる。登場人物もそれぞれ魅力的であり、リーダビリティは高い。読んで損はない本だ。
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前作からうって変わって、今度は現代~近未来にかけてのパンデミックを扱った話。ハンセン病から始まって感染症の感染者保菌者に対する差別なんかは根強かった訳ですが、今回の冥王斑は感染力が強く回復してもウイルスを拡散させてしまうという性格上その差別に(ある程度の)正当性が与えられてしまうあたりがちょっと怖い感じでしょうか。
前回何ら説明無く放り出されたいくつかのキーワードは今回も登場し、おぼろげながらもその様子が明らかになっていきます。とはいえ、全容の解明までにはまだまだ時間がかかりそうなので、今後の展開に期待です。
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舞台が1巻から過去というかほぼ現代へ戻りました。そしてこの巻では、新種ウイルスのパンデミックストーリーが展開されます。また、ウイルスだけでなく謎の知性体や謎の生物がちらほら登場。後の巻でこのあたりがいろいろ絡んでくるのが楽しみです。
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天冥の標の2巻は、1巻の上下に比べて展開がドラマチックじゃなくて、ちょっと物足りない感じ。1巻の最後にどんでん返しがあって、色々期待していただけに残念。
まあ、でも1巻では西暦2800年頃の話なのに、2巻では21世紀を舞台に描いていて、その落差には驚いた。これは、その次の3巻ではどうなるんだろう、と期待せずにはいられない。また、Amazonで注文しちゃったw
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1巻メニーメニーシープから舞台は大きく変わり、現代地球で起こるパンデミックを描いた作品となっています。
正体不明の疾病、冥王斑によるパンデミックに対し、人々はどう立ち向かうのか?高い感染能をもつウイルスを保持した回復者達は世の中からどのように扱われていくのか?単独の作品としても非常に読み応えがある作品です。
タイトルの救世群、対をなす医師団、冥王斑、ダダー、フェオドールなど、一巻で呈示された天冥世界の情報が少しずつ明かされてきました。これから、メニーメニーシープの話にどのようにつながっていくのか楽しみです。
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1巻とは舞台も雰囲気も全く違って、1巻につながる伏線がある以外は全く別の小説になっています。
1巻のエランカもそうだったけど、この人の描く女の子があんまり好きじゃないかも。優等生すぎるというかナイーブすぎるというか。
2022.9 合本版で再読。コロナを経るとどうしてもその目線で読んでしまうが、こっちはまあ感染力も症状もレベルが違いすぎて、あまり比較にならないかな。回復しても感染力が残るという設定はチートすぎるというか、後々の展開の都合のために作られた感がどうしても出てしまうな。
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パンデミック。
ずいぶん、近い近未来。
新型インフルがではじめた時を思い出した。
これだけ、地球を行き来している人が多い時代、ウィルスの封じ込めって絶対無理なんだろうなぁ…
全然、1巻との繋がりがみえてこないけど、面白い。一気読みしちゃった。
病気の差別について考えさせられる。ハンセン病のひとたちとか。
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続いて第二巻。時代は打って変わって現代。日本人医師が主人公。
第一巻の世界観の起源のヒントとなるものがあちこちに散りばめられていて、それを理解してはちょっと得意になってみたり、えまさか…!?と手に汗握らされたり、読み手はいいように、気持ちよく踊らされてしまう。
世界規模で物が動く時の人一人ではどうにもならない感も個人的には好きです。
全10巻のうちの二巻目だから、まだ謎が謎を読んでいるだけの状態なんだけど、早く次を読みたい。
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いっぱい調べた感が満載。悪くない。書きたいことが分かりやすくて好感。
甘酸っぱい恋と、女王になる物語。
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パンデミックもの。
ほとんど異世界ものファンタジーだった1巻とはガラリと変わって、舞台は極近未来で日本。
隔離される患者、隔離する医師、一般人の心情・様子が見たかのごとく描写される。ダッシュやらを除いたらこれ一冊で高い評価を受ける"文学"作品じゃないかと思う。あいざわさんのヒロイックさが逆に痛々しいところや、瀬秋医師の甘さが人間らしいところなどが良い。
続きものとしては、まだなーんにもわからないので期待に胸がふくらむ。