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息子をかばって事故で死んだ父親が、息子の体の中で主体となってしまい、親父の中での想念だけになってしまった息子と語らいながら、自分がやり残したことと、息子の諸問題を片づけに走り回る、というようなお話。
電子書籍版が安かったので買って読んでみたのだけれど、結構面白かった。
序盤はなんというか、勝手な人が周囲に迷惑をかける話、という、よくあるコメディシュチュエーションだけれども私は苦手にしてるような感じだったのだけれども、ちゃんと問題解決に取り組むようになってくると、面白くなってきた。
平栗さん可愛いしね。
ソフトハウスの皆さんもちゃんと働く人達で、無茶しても理不尽感じないところが良いし。
なのだがこれ、1巻で完結しなくて大丈夫なのかね。
親父の肉体は失われてしまったようだし、あまりこの環境が続くと、息子さんへの影響が心配です。
既にして、最上の止め時は失われてしまったような。
2巻以降がちゃんと面白くなれば良いが、さて。