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自己本位のすすめ。少なくとも今の自分には全く共感できない。個に閉じこもって、そこに何が生まれるのか。
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五木寛之さんのエッセイはいくつか読んでいます。
最近は「百寺巡礼」の旅をしています。
石山寺、瑠璃光寺、観世音寺、興福寺、崇福寺に行きました。
寺を巡る紀行文とこの本とは内容に関連があります。
マイミクさんの日記でこの本のことを知り、読みました。
古代インドでは、「四住記」という考え方が紀元前後に生まれたということです。
林住期とは年齢では50歳から75歳までを指します。
25歳までは「学生期」といい、勉強中の時期です。
50歳までは「家住期」といい、家族をつくり、働き、子どもを巣立たせる時期です。
75歳からは「遊行期」といい、死を見つめて生きる時期です。
「林住期」の生き方は「必要」ということから離れ、興味本位でやるということです。
報酬とビジネスを無視してやることが大切といいます。
耐用期限を過ぎた心身を労りながら、楽しんで暮らすのが理想です。
林住期に学生に戻るのも一興です。
そうありたいものですが、林住期のわたしたちは子育てを終えていません。
子どもが自立し稼ぐようになっていればよいのですが、就職難やリストラもあり、そう簡単に現役引退ができない現状があります。
ただ、気持ちだけは「林住期」の意識を持って生きていきたいと思います。
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五木さんの文章は、とても読みやすい。この本についていえば、説得力があるというより、同じことを何度も何度も力説している感じ。そこがまさに、この世代向けという感じもしました。色々な意味で、転機を迎えるお年頃。少し気分が軽くなって、自由な心で次のステージへ進むことができれば、とても素敵な人生の応援歌になると思いました。
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テレビを観ていたらたまたま五木氏が出演されていて、この作品の執筆に関する話をしていた。そういうことから兼ねてより興味があった本。
人生を百年と考え、二十五年ごとに「学生期」「家住期」「林住期」「遊行期」と区切る。五十歳からの二十五年間。これが五木氏のいう「林住期」だ。
人生のクライマックスを五十代からにおく。それは、精神世界の自由を楽しむ第三の人生だという。
精神世界を楽しむために、今するべきことを考えたい。
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50歳からが、本来の自己を生かす。自分を見つめる。心の中で求めていた生き方をする。他人や組織のためでなく、ただ自分のために残された時間と日々を過ごす。人生の黄金期
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五木氏の仏教観を記した書物の中では、わりと共感を覚えた本だった。
林住期の年齢層がともすればこれからの人生に期待を持たないかの如くに考えていたが、この時期こそ人生のジャンプの季節。。。と考えたい。
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人生を四期に分けると、五十歳から七十五歳を林住期というそうな、林住期こそ人生のピーク!真に人間らしく生きる季節だそうだ。今の自分に何とも心強い説である。
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名のある作家さんだし、人からの勧めだったので読みましたが・・・
おじいちゃんの独り言?というレベルでした。
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古代インドは人生を4区分する。学びの学習期、働きの家住期、そのあとに林住期と遊行期を迎える。定年後は林住期の時期にいる。気持ちが落ち込み生気を失いがちだ。五木氏はそうではなく、新しいスタートだという。それまでの、学校、家庭、会社、社会にしばられてきた生き方をリセットして、本当に自分がやりたいことを始める時期だ。趣味、社会奉仕、大学再入学等々いろいろあるはずだ。▼わたしも、その考え方に同意する。会社や社会や家族にしばられた考え方でなく、本来の自分自身の考え方で生きる。そんな時期だと思う。言葉通り林の中で静かに生きるのもよい。▼本の最後に解説者の立松和平氏が、林住期に重要なのは、「放下」であると説いているのが印象的だった。▼追記;本文に紹介のあった、釈尊の呼吸法(大安般守意経に学ぶ)村木弘昌著を読んでいるが、面白い。
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「死は、前よりしも来らず。かねて後に迫れり」人生50年。残りの人生はオマケ。俗世間を捨てろ。その準備を40代からしとけとの事。
これぐらいの時間軸で人生設計するのが理想かな。いつ死ぬかもわからないし。内容には概ね共感するのだが、難点は旺盛に活動している著者自身が「出家」しているようには見えない所にやや説得力がない所か。
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古代インドでは、人生を「学生期」「家住期」「林住期」「遊行期」に分けたそうです。そして50~75歳、社会人としての務めを終えた後の、すべての人が迎えるもっとも輝かしい第3の人生を「林住期(りんじゅうき)」(人生の黄金期)と呼んだそうです。著者、五木寛之氏の生き方、存念、願望のような内容が書かれています。社会から身を引く60歳を、人生の「臨終期」のように考えることをやめようと、そんな思いで書かれたようです!「林住期」、2007.2発行です。
古代インドでは、人生を学生期、家住期、林住期、遊行期の4つのステージで考えたそうです。五木寛之さんは、林住期(50~75歳)こそ人生のピークだと。「林住期」、2007.2刊行、2008.9文庫。自分を見つめ、本来の自己を生かす。心の中で求めていた生き方をする時期だと。そのためには健康を維持すること。生命活動の根幹は「呼吸」。「治療」より「養生」。
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古代インドでは、人生を4つの時期に分けて「学生期」「家住期」「林住期」「遊行期」と考えられたそうだ。この本は、その中の林住期について(50歳から75歳くらいまで)を説明して、その世代の人に向けて前向きな考え方を提示した内容になっている。
長々と説明されているが・・・結局同じことの繰り返しで言葉の説明と、ものの考え方を著者なりに主張されている。
それ以上でもそれ以下でもない。
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古代インドでの人生の四分割、「学生期(0~25)」「家住期(25~50歳)」、「林住期(50歳~75歳)」、「遊行期(75~)」の内、「林住期」の生き方を論じた本。自由かつ凛とした著書の経験に裏付けられたシャープな文調に引き込まれる。人生100年時代にふさわしい内容で、50~60代に最適ではあるが、バリバリの現役世代が中高年の心持ちを理解するのにも役立つ一冊。
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人生100年時代、4分割すると50~75才が林住期と。ある程度役目を果して迎える黄金期、人に寄って差はあれど本当にやりたかった事をやれる時期、色々考えさせられました。
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インドの四住期の考え方が紹介してあった。
25歳から50歳までは「家住期」といって「家族(妻子)に対する責任を果たす」時期だそうだ。
五木さんも家族や親戚のためにその年代にはしたくない仕事を必死にしていたと書いてあった。
なるほどなぁ。「家住期」ね。うまいこと言う。