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「エミール(上)」ルソー著・今野一雄訳、岩波文庫、1962.05.16
405p ¥400 (2021.01.24読了)(2021.01.16拝借)(1973.11.20/19刷)
【目次】
解説 ―ある読者のために― 1962年春、訳者
序
第一編
第二編
第三編
原注
訳注
☆関連図書(既読)
「社会契約論」ルソー著・桑原武夫訳、岩波文庫、1954.12.25
「孤独な散歩者の夢想」ルソー著・今野一雄訳、ワイド版岩波文庫、1991.01.24
「ルソー『エミール』」西研著、NHK出版、2016.06.01
「読書の学校・ルソー『社会契約論』」苫野一徳著、NHK出版、2020.12.30
(「BOOK」データベースより)amazon
「万物をつくる者の手をはなれるときすべてはよいものであるが、人間の手にうつるとすべてが悪くなる」という冒頭の言葉が示すように、ルソー(1712‐78)一流の自然礼讃、人為排斥の哲学を教育論として展開した書。ある教師がエミールという一人の平凡な人間を、誕生から結婚まで、自然という偉大な教師の指示に従って、いかに導いてゆくかを小説の形式で述べてゆく。