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投稿者:302 - この投稿者のレビュー一覧を見る
映画のポスターがとても好みで、どんなお話なのか読んでみようと。
山の上ホテルが舞台になっており、描写が美しく最初の方は楽しく読めたが、あまりの破天荒さにだんだんついていけなくなってしまった。
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文芸あねもねに収録された表題作、私にふさわしいホテルが書き下ろしを入れ一冊の本になると聞き楽しみに待ってました。柚木さんは終点のあの子でファンになったのです。
が、もう駄目。
Amazonレビューにあざとい、と書かれまくってたけど、ほんとあざとい。くどい。なんなの、ほんと。新規の読者は喜ぶだろうけど飽き飽きする。朝井リョウくんや島本理生さん、宮木あや子さん、南綾子さん、山本文緒さんを登場させ、あねもね仲間、Twitter仲間のおふざけお遊び感、もううんざり。
なんでこんなふざけた展開にもっていったんだろ。怒りすら湧く展開。あざといという言葉が本当に似合う作家さんになってしまったことが本当にざんねんです。
早稲女~もつまらなかったけど、この作品のがもっとつまらない。2012年、私が読んだ本で一番つまらなかった気がする。
ウケ狙いはもうやめて欲しい。
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痛快。柚木さんすごいなぁとため息をついた。小説からほとばしるエネルギーが、主人公加代子の姿と重なる。
映像化したらキャストは……っていうのがTwitterでちらほら見られたけど、確かにこれは映像化してほしいかも。
実在の作家が出てくる遊び心にも笑えた。
作家としての苦悩や、エピソードごとの心理戦に引き込まれた。
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新人女性作家の成長を描いた6つの連作短編。いや、今回の突き抜け方ははんぱなくこんなに笑いながら読める作品はある意味すばらしい。帯のコピーといい、朝井リョウとか出てくるし…たまらん。東十条先生との駆け引きが面白すぎる。業界暴露のエンタメ、堪能。
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作家志望の主人公がのし上がっていく話。
主人公が手段を選ばす、パワフルすぎて、前半はついていけなかったが、後半は面白く読めるようになった。
出版業界の内情も書かれていており、著者自身も辛酸をなめてきたのだろうなあと思いながら読んだ。
(図書館)
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柚木麻子(@yuzukiasako)先生、ありがとうございました。
笑った笑った。このご本を一番よく現してるのはやっぱり帯のアレ「ユズキ、直木賞あきらめるってよ。」ですねwww
ハチャメチャで、転んでもただでは起きない突破力のある主人公中島加代子は、大変魅力的。「男尊女卑の団塊クソジジイ」はよきライバルとなって結局最後まで引っ張られこれがまた憎たらしいwそして、くるっと元に戻って、事の発端となった、一緒に登壇したタレント作家に復讐。上手いなぁ。
いいなぁと思った次の点は『ふさわしい』という言葉。最近あまり聞かないけどこの本にはまさに『ふさわしい』言葉だなぁ。
柚木先生は未読が多いけど、他も読みたくなりました。
尚、某朝井リョウさん登場の件は伺っておりましたが(ご本人からtwitterでw)、いざその下りに差し掛かったらマジで「ぶっ」って吹き出してしまいましてよ。いやぁ、いやだわ、あんな大学生作家。いってよしwww
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痛快!テーマ的には、プライドを守るため、美しきライバルに復讐するという、昼メロ的なオドロドロなんだけど、なんでこんなにポップなのさw。さすがにラスト2章はちょっと重いけど、でも姫川亜弓。帯買い。
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小説家になる為の、悪知恵。
初めの方は、ポップで楽しかったのに・・・最後の方がブラック過ぎて気分が落ちた。
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やってくれるわ。少しは読者の気持ちも考えてほしい。
まるでジェットコースターにでも乗ってるかのような展開。おかげで後半は脳ミソの方が展開にしがみつくのに必至だった。
コミカルな展開に突然不意打ちのようにスパイスを効かせてくるテロ行為を、個人的に『ユズキ・スイッチ』と呼んでいる。今回はそれが特に効いていると感じた。
笑顔で「ナイフ」を突きつけられて思考停止。でもそれが快感。早く次の作品が読みたい。
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一話目は読んだことあったらしい。表紙のかわいい絵とあわない野心家の女性作家のはなし。朝井リョウさんのキャラがおかしかった。
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悪い意味ではなく、漫画のような、ドラマのような小説だと感じました。
主人公は、わたしとしては第三者として見ていたいタイプで(友だちになりたいとは思わない笑)、でも、はたから見ているぶんにはとてもおもしろい女の子です。
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#読了。文壇の内情をコミカルに描く。小説家もちらほら実名で登場し、本好きな方には楽しめる一冊。「山の上ホテル」にも足を運びたくなった。
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新人作家の悪戦苦闘がたっぷり書かれている。
よく単行本化されたなーと。
作家と書店員の関係がいままでよくわからなかったので、そのあたりも書かれていてよかった。
注目されている書店員でさえ契約社員で苦労している、と思うとやっぱり厳しい世界だなあと。
加代子を通じて柚木さんが出版界に対して物申す、というか。
作家は繊細で金稼ぎには疎くて作品は魂の結晶で、みたいなのは夢物語かも、作家も人間臭いし少しでも良い生活がしたいし、売れるための研究には余念がないし、というのが本音かも、と思えてくる。
帯の、柚木、直木賞あきらめたってよ、が秀逸!
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新人賞を受賞したにもかかわらず、アイドルと同時受賞で、最悪の結果になった。何とかして、作家として自分の道を切り開いていく。作家と編集者の関係、新人作家と大御所、奇想天外で、こんなこと~~ある?と思いながら、展開が早いのでどんどん吸い込まれていった。でも、やり過ぎ感を感じる。
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面白い!たまに出てくる実在人物にクスクス、話題性と才能と努力で突っ走る主人公、悪い人じゃないんだけどややこしい脇役に振り回される。作家も編集者も書店員もやっぱりすごい!