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そう来たかー!! という2巻。圧倒的に面白い。これ、読まないのもったいないよって言いたくなる。
私の予想は半分当たって半分ハズレた。
2巻を読んでから1巻の最初の清顕の回想を読むと、震える。
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本巻の見どころは断然空戦でしょう。
追憶の、複数機から逃げる空戦並みの面白さでした。
日常パートのイマイチっぷりは相変わらずですが、
お話全体としてはやはり秀逸ですね。
ハチドリはストレートですが、シルヴァニアっ子は予想外。
さらになんかありそうな子の伏線も回収されつつ、
けっこう短期間で終わりそうな気もする急展開。
まあダラダラやるよりは太く短くやってほしいですね。
次巻楽しみです。
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若き士官候補生たちの
かけがえのない日々
それは青く、瑞々しく、まぶしくて
しかしそれゆえに、切なくて……
取り戻せない想いと誓いとが
どこまでも広い蒼穹に満ちている——
*
『誓約』2巻目
帯やチラシで再三ネタバレ箝口令がしかれている通り
この巻では噂のスパイ、ハチドリがその正体を現します
正直ちょっと、9割くらいコイツだろうなと思ってたので
うんやはりな、と思ったのだけど
作者の仕込んだ驚きはこれだけではなかったという……!
しかしあの子、あそこまであからさまにしてたら
バレバレじゃないか
現にバレたじゃないか
ぺーぺーなのかな?
王女の方は意外でした。
どこかで完全にあの子だと思ってたのに…なぜだろう?
作者にそう思わされたってことか!くそぅ悔しい!←
しかしやはり空戦はいいですね
一度でいいから生で模擬空戦を見てみたいものです…
ただひとつだけ
自分が人を殺すための理由になったって
女は嬉しくないんじゃないかなぁ…と
そこまで想ってるよ!守りたいんだよ!ていうのを伝えたいんだろうけど
人を殺してまで守りたいと言われても、その覚悟は確かに伝わるけど
まぁ素敵!とか、嬉しい!なんては思わないだろうし
今回のように、人を撃つことにためらいのあった清顕が
そのことで前進できたというのもな…うーん
照準器の向こうに顔を浮かべられてもな…うーん
それは克服なのか?
はたまた逃避なのか?
責任転嫁なのか?
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読了。色々と人物背景が出てきましたね。かなり残酷なシナリオが今後続く事が予想されますがどう推移していくのでしょうか。「ハチドリ」の正体は何となく想像できてましたがもう1人の裏切り者は想像できなかったな…続きを楽しみにしましょう。
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前巻で感じた傑作の香りは衰えることはなく。
今回も「とある飛空士」シリーズの名に恥じぬ、素晴らしい出来でした。
孤高に空を飛ぶイリア。
社交に精を出すバルダザール。
そのバルダザールに振り回されるミオとセシル。
クラブ通いをし悠々と生活をするライナ。
清顕をからかいつつ飛行の腕を上げるかぐら。
なかなかうだつの上がらない清顕。
前巻、エリアドールでの夜間着水に成功させ、「エリアドールの七人」と呼ばれるようになった清顕たち7人。
今回は彼らの学園生活が描かれています。
酔っぱらったバルダザールやなれないデートをする清顕とミオの様子など見所たっぷり。
特にメルヘンドーナツの正体の一連の流れは微笑ましかったw
また、悩みながら戦う理由を見つける清顕の姿もみごと。
そしてなにより、相変わらずこのシリーズは空にかける描写が素敵。
正の思い、負の思い。
それぞれが空にかける思いがひしひしと伝わってきて、それを貫く様、周りの影響により融和していく様は思春期の想いと相まって胸に響きます。
清顕とイリアによる士官学校「撃墜レース」最終戦。
二世対決に盛り上がる外野をよそに、“ランナーズハイ”とも“ゾーン”とも言われる極致に辿り着いた二人は至高の時間に。
――踊ろう。
――この先に、何かがある。
――イリアと一緒なら、この空域のさらに先へ行ける。
――いまだかつて、誰もたどり着いたことのない場所へ。
――きみがどこにいるのかわかる。
――きみの言葉が聞こえる。
――きみの翼を感じている。
――このままずっと、こうして踊っていたい。
――きみと一緒に。
このままずっと飛んでいたい。
通じ合った二人の思いがこちらまで届いてきます。
そしてその背後でうごめいていたウラノス特殊工作員「ハチドリ」や王位継承者についても進展あり。
新たに明かされた情報により、読み手はますます混乱することに。
1巻の当初から約束されている「裏切り」という結末へ向けて、物語は残酷に進んでいます。
――たとえ敵味方に分かれようと、我々は憎みあうことはない。
――友情は永遠だ。
あの誓約が、やけに不気味に記憶の淵を撫でていく。自分たちは何も知らずに、非常に残酷な約束を交わしたのではないか。
彼ら7人が今後どのように思い、悩み、結論を出すのか。
続きが待たれる。
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ご都合主義のところがある。
起承転結だと承にあたる部分のためさほど盛り上がりも無い。
主人公のしゃべり方が恋歌と同じなのはいかがなものかと。
空戦ものがものめずらしいし、追憶が素晴らしかったから読み続けているけれども、こう長い話ばかり書くならそろそろ切ろうかな。
蛇撃ち
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この巻を朝の電車内で読み終えてしまい、日中ずっとミオのことを考えていた。
清顕は無邪気な少年でいられなくなってしまったけど、無邪気だったころの面影は残っていて、だから……清顕はずっと清顕のままでいてほしいなって。
この世界は残酷だ。 それでも空は美しい。
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誓約の二巻。
これはもうなんだ!次回が気になってしゃあないやんけ。
恋歌はエンジンかかるまで遅かったがこのシリーズは毎回クライマックスですな。
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学園編はグダグダだったのが「恋歌」だったのだが・・・
こういう学園編が読みたかった。
といっても士官学校ということで、恋歌とは状況が違いすぎるのだが。
序盤から飛ばしまくりの本シリーズ。
本作も相変わらずの飛ばしっぷり。
次回作にも期待が持てる。
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恋と空戦の物語。誓約編第2巻。
1巻で活躍し「エリアドールの七人」と呼ばれるようになった清顕達。
前半は平穏な学園生活を送っていたが
後半は激動の一言。
突然、ミオの性格が変わってしまい戸惑う清顕達。
ついに明かされる「ハチドリ」と「シルヴァニア王家王位継承者」の正体。
さらに飛空士シリーズならではの戦闘機による空戦も健在。
特に清顕とイリアの戦闘対決は見物。
勝つのは果たして。
そして最後の最後に明かされた衝撃的真実。
予想通り!かと思えば予想外の展開に!
この面白さ、ハマる。
次巻が楽しみ。
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伏線(回収)と衝撃の誓約第2巻。 硬派なイメージがあるけど読みやすさはかなりのものですよ。
また、イラストを先に目を通す方はご注意を! 著者コメントにもあるようにネタバレになっちゃいますので。
「ハチドリ」については半分ハズレで半分正解といったところ。 それに意外なあの人も……げふんげふん。
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作者さんが注意を喚起しているのでどれほどとは思っていましたがこれほどとは。
同じくレビュー書いている皆様の徹底ぶりにも思わずクスリ。
一応ネタバレ指定してますが本編には触れてません。他シリーズ、恋歌のことです
空戦の描写はさすがというか、もう圧巻であります。
前巻のような緊迫した命のやり取り、というものではないけれども手に汗握る展開でした。
気になるシルヴァニアファミリーのほうもハチドリのほうも明かされ、次巻からはさらに緊迫していくのでしょうか。
スパイ怖いです(見当はずれ)
これはもう完全に主観で私情なのですが、作者さんはまた僕のお気に入りヒロインを泣かせるつもりなのでございましょうか・・・
「恋歌」で物語的にアリーがああなるのは仕方ないのだろうとは思いますが5巻のあのシーンを読むと未だに目元が潤みます。
どうか同じ思いをさせないでください・・・(懇願)
とは言ったものの、二巻になりさらに面白さを増してきた本シリーズがまた我々を大いに驚かせてくれるような作品になることを楽しみにしてます。
ミオかわいい。
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辛い経験を経て、待っていた学園生活は、確かに普通の学生が送るようなもので有りながら。しかし、王女という運命、空人のスパイという運命を背負った3人の存在が明らかになったことで、この7人が引き裂かれていく運命にあることが暗示されたようなラストは、辛かったです。完全にやられた、という展開でした。
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不穏な影がひしひしと近づいてきている……
と同時に清顕がライナを親友と呼んだのはとても美しいことでもあり残酷なことでもあり…
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連休中だったので、1巻から続けて読了。
シルヴァニア王位継承者とハチドリは、この巻の最後の方であっさり明らかになりましたね。
でもかぐらとバルタザールが卒業するというタイミングを考えれば、ここになるのかな。
1巻の感想で、王位継承者→ミオ、ハチドリ→バルタザールの予想を書きました(予想というか、むしろあからさまなミスリード?)が、2巻を読んでいると途中からこの2人は違うか…というのが読めてきますね(苦笑)。
特にバルタザールは、積極的に動きすぎてて…そんなんじゃ工作員としては目立ちすぎだろっ…となりました。
でもバルタザールの目的って何なんだろうなぁ。
なんだかんだ、ライナが結構感情に引きずられてて、可愛いのですが、それがこの後ツライ展開になっていくのでしょうね。
今回はエアハントの学生生活が中心なので、空戦も模擬戦だけだったで安心して読むことが出来ましたが、この先はそうもいかないんだろうなぁ…。